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私の岩国

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年1月15日更新

ふるさと玖西盆地 周山制洋さん その1

 岩国市西部の玖西盆地。この世に生まれてのち20年を過ごした所です。

 その後50年は北は東北・山形から南は九州・熊本まで全国各地を転々とする年月だっただけに、「人生の原点」がここにあるはずです。叱られたり反発したり、子供同士で遊んだり喧嘩をしたり、泣いたり笑ったり。全ては、この盆地での出来事でした。

玖西盆地の様子

 

 標高500メートル前後の周囲の山々は、近代化の波に侵されて削り取られたり破壊されたりすることなく、ここで生まれ死んで行った何十世代もの人たちが眺めてきた古来の姿形を、今もそのまま見せてくれています。それはいつまでも残したい私の「宝物」です。

周山さん撮影風景の写真

 

 折りに触れ故郷に帰って山々を眺めれば、春には向山が若葉で萌え上がり、夏には大黒山の岩肌も力強い緑に覆われ、秋の紅葉を経て寒い冬を迎えれば蓮華山がうっすらと雪化粧することもあります。それらは私の心身を何度も優しく包み込んでくれたものです。

周東町の山川の写真

 岩国市出身の作家・宇野千代も著作の中で玖西盆地に触れています。

高森天満宮にある宇野千代の案内板

↑高森天満宮鳥居横の掲示

玖西盆地一望

↑玖西盆地一望

 

 一生をこの地で過ごしてきた人たちにとって玖西盆地はどんな存在だったのでしょうか。時代を超えて二つの人生を経験することはできませんから、私には想像の世界です。

 

家族写真2

↑昭和28年頃の家族

 

 この玖西盆地の中に母校の高森小・中学校があり、幼稚園に行かなかった私の集団生活はここから始まりました