蔵本りささん その2 錦帯橋
錦帯橋
錦帯橋の下を流れる錦川。

そのせせらぎが、夜寝ているとサラサラと聴こえてくれる川辺の家に生まれ育ちました。
毎日、飼い犬の散歩で下河原を歩いていたので、錦帯橋はあまりにも日常の風景で、特別すごいとも思っていなかったものです。
それでも、子どもの頃から元旦の朝に渡って滑って転んだりもした、思い出深い場所です。
歌を歌い始めた頃には、錦帯橋を渡る人や、河原に停まった観光バスの人たちに歌を聴いてもらい、おひねりをもらうようなこともしていました。
今思えば、なかなかの強者です。
あの頃のメンタルを、少しでも今に残せていたらよかったのだけど……。
覚えているのは、小学生の頃、好きだった子が横山側に住んでいたこと。
そのせいで、「錦帯橋は恋の架け橋」だなんて思っていました。
小っ恥ずかしいけれど、懐かしい思い出です。
私の一番のおすすめは、下から見上げる橋の裏側。
木組みが綺麗に見えて、圧巻です。

ミュージシャン仲間がツアーで岩国を訪れるときは、必ずと言っていいほどここへ連れて行きます。
皆さん、本当に感激されます。
周辺ももっと活気づいて、観光地としてさらに盛り上がったら素敵だなと思っています。

そういえば、この撮影の日に撮ったショート動画をTikTokに上げたところ、そこだけ再生回数が高かったんです。
きっと「錦帯橋」という言葉が、注目されるワードなのでしょうね。
いつもそこにある素敵な風景。
大切な場所。

蔵本りさ