麻しんとは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。
感染経路は、空気感染、飛まつ感染、接触感染で、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。
麻しん患者が感染性を有している時期に、不特定多数に接する機会があった場合、広範な地域において麻しん患者が発生する可能性がありますので、ご注意ください。
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。
その他の合併症として、10万人に1人程度と頻度は高くないものの、麻しんウイルスに感染後、特に学童期に亜急性硬化性全脳炎を発症することもあります。
感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。麻しんの予防接種を受けることが有効な予防策です。
お子さまが対象年齢になったら、なるべく早く麻しんの予防接種を受けましょう。
第1期 | 1歳の誕生日から2歳の誕生日の前日まで |
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第2期 | 小学校入学前の1年間(年長児の3月31日まで) |
岩国市が契約している山口県内または大竹市(一部)の医療機関であれば無料で予防接種を受けることができます。
詳しくは下記の「関連情報」の「こどもの予防接種ができる医療機関について」をご覧ください。