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アジア都市景観賞

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年11月26日更新

「岩国城下町地区の景観まちづくり」がアジア都市景観賞に選定されました!

 本市が応募した「岩国城下町地区の景観まちづくり」が、2024年アジア都市景観賞を受賞しました。

 「景観」は市民・事業者・行政などが、互いに協力・連携していくことで、やっと形として表れるものであり、今回の受賞は、これまでのそういった関係者を含めて取り組んだ成果が評価されたものです。

 今後も地区の魅力ある景観まちづくりに向けて取り組みを進めていきます。

アジア都市景観賞の概要

 アジアの人々にとって幸せな生活環境を築いていくことを目的とし、他都市の模範となる優れた成果をあげた都市・地域・事業等を表彰するもの。

 【主催】ー 国連ハビタット福岡本部、アジアハビタット協会(香港)、福岡アジア都市研究所、アジア景観デザイン学会、建築空間研究院(韓国)​

受賞理由(審査講評)

「岩国城下町地区の景観まちづくり」

 岩国市の横山地区と岩国地区における歴史的・文化的景観を保存し、まちの活性化を目指した取り組み。名勝錦帯橋や城山、錦川など、自然豊かな環境を持つ当該地区は、昭和13年に風致地区に指定され、現在も歴史的な建築物や町並みが残されている。プロジェクトは、景観計画に基づき、歴史的な町並みのデザインを計画的に整備し、景観形成基準に従って、きめ細やかな景観保全を実施することを目的としている。特に、令和3年に地区一帯が重要文化的景観に選定されたことで、外観だけでなく、生活や事業活動に対しても支援制度を設け、地域の特色を生かしたまちづくりを進めている。

 この取り組みは、空き家の増加や地域の衰退という課題に対処し、観光と住みやすさを向上させる効果的な都市再生プロジェクトとして注目されている。祭りや伝統漁業、各種体験ツアーなど地域の文化活動を活性化させ、自治体や専門家、住民が連携して長期的な取り組みを推進している点が評価されている。また、歴史的資産の保存と地域の持続可能性を両立させ、統一感のある景観を創出する点でも高く評価されている。

 松がね  さくら舟 

授賞式

 日 時:令和6年11月18日(月)15時30分~

 会 場:九州大学 西新プラザ

授与 あいさつ 集合写真