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定期予防接種について

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年4月24日更新

定期予防接種について

 定期予防接種とは、予防接種法によって対象の病気、対象者や接種する期間などが定められた予防接種をいいます。

 子どもの定期予防接種は、集団感染や重篤な疾患の予防に重点が置かれており、費用は無料です。

令和7年4月1日からの変更

・令和6年度中に麻しん風しん(MR)ワクチンの定期接種対象者であったが、ワクチンの不足等により接種が受けられなかった場合、特例で令和9年3月31日まで接種が可能となりました。
対象者は以下の人です。
1.令和4年4月2日から令和5年4月1日生まれで第一期接種がまだのこども
2.平成30年4月2日から平成31年4月1日生まれで第二期接種がまだのこども
3.昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性で、令和6年3月31日までに風しん抗体検査をうけて予防接種が必要と認められた人

定期予防接種の種類

 定期予防接種ワクチンの種類等は以下をご参照下さい。

ワクチン種類

対象年齢 望ましい接種の仕方 接種方法・回数 備考
定期予防接種一覧表

ロタウイルスワクチン

(1)<ロタリックス>

【生】


(2)<ロタテック>

【生】

(1)〈ロタリックス〉

出生6週0日後~出生24週0日後

 

初回接種は生後2か月に至った日~出生14週6日後までに接種。

計2回経口接種。

1回目は出生6週0日後以後、2回目は27日以上の間隔をあけて出生24週0日後までに完了。

(1)(2)どちらのワクチンを接種するかは、かかりつけ医に相談してください。

(2)〈ロタテック〉

生後6週0日後~出生32週0日後

初回接種は生後2か月に至った日~出生14週6日後までに接種。

計3回経口接種。

1回目は生後6週0日以後、2回目、3回目は27日以上の間隔をあけて生後32週0日後までに完了。

 

小児の肺炎球菌ワクチン

<沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン・沈降15価肺炎球菌結合型ワクチン>

【不活化】

過去に15価ワクチンを接種した場合は、残りの接種は原則15価ワクチンを接種します。

生後2カ月~5歳誕生日の前日

計4回(初回3回、追加1回)接種。

そのために、生後7カ月未満で接種を開始し、27日以上の間隔をおいて、1歳になるまでに初回3回の接種を完了。

4回目(追加)は、1歳から1歳3か月の間で、初回3回目から60日以上の間隔をあけて接種。

【生後2カ月~7カ月になる前日に開始した場合】

・初回:2歳の誕生日の前日までに、27日以上の間隔をおいて3回接種(※3)

・追加:初回接種終了後60日以上の間隔をおいて、1歳を超えてから1回接種

(※3)初回接種2回目が1歳を超えた場合は、3回目は接種しないが、最終接種から60日以上の間隔をおいて、追加接種として1回のみ接種可能。

(※3)初回接種2回目及び3回目が2歳を超えた場合は、2回目及び3回目を接種しないが、最終接種から60日以上の間隔をおいて、追加接種として1回のみ接種可能。

【生後7カ月~1歳の誕生日の前日に開始した場合】

・初回:2歳の誕生日の前日までに、27日以上の間隔をおいて2回接種(※4)

・追加:初回接種終了後60日以上の間隔をおいて、1歳を超えてから1回接種

(※4)初回接種2回目が2歳を超えた場合は、2回目を接種しないが、最終接種から60日以上の間隔をおいて、追加接種として1回のみ接種可能。
1歳~2歳の誕生日の前日に開始した場合】

・1回接種後、60日以上の間隔をおいて1回接種

 

【2歳~5歳の誕生日の前日に開始した場合】

1回のみ接種

 

五種混合ワクチン

(ジフテリア、破傷風、百日せき、ポリオ、ヒブ)

【不活化】

 

 

【1期】

生後2カ月~7歳6カ月になる前日

1歳までに初回3回を完了し、追加1回を初回3回目終了後1年から1年6カ月の間隔をあけて接種。

計4回(初回3回、追加1回)接種。

・初回:20日以上の間隔をあけて3回接種

・追加:初回終了後6カ月以上の間隔をあけて1回接種

四種混合ワクチンを接種開始した場合は原則四種混合ワクチンとヒブワクチンを接種します。五種混合ワクチンに切り替える場合はワクチンの各成分に過不足のないように接種します。

二種混合

(ジフテリア、破傷風)

【不活化】

【2期】

11~13歳の誕生日の前日

できるだけ11歳で接種。 1回接種  

B型肝炎ワクチン

【不活化】

1歳の誕生日の前日まで

生後2カ月から9カ月未満で接種。

計3回接種。

・2回目:1回目から27日以上の間隔をあけて接種

・3回目:1回目から139日以上の間隔をあけて接種

3回接種終了するのに約半年かかります。1歳までに3回接種完了するために生後2カ月から接種開始をお勧めします。

BCGワクチン

【生】

1歳の誕生日の前日まで 生後5カ月から8カ月未満で接種。 1回接種

接種後10日目頃、接種部分が赤くなり、その後1~2カ月間、化膿する場合があります。

接種後1~10日以内に発赤、腫脹、さらに化膿する場合は、かかりつけの医師へご相談ください。

麻しん、風しんワクチン(MR)

【生】

【1期】

1~2歳の誕生日の前日まで

計2回(1期と2期)接種。

1歳になったらできるだけ早く接種。

1回接種

日本だけでなく世界的にもMR(麻しん風しん)ワクチンの生涯2回接種が勧められています。

※進学や就職・海外渡航の際に、ワクチンの2回接種が必要な場合もあります。定期接種の時期にない方で「麻しんにかかったことがなく、ワクチンを1回も受けたことがない人」は、かかりつけ医にご相談ください。

【2期】

小学校就学前の1年間

【接種期間】

年長児の3月31日まで

年長になったらできるだけ早く接種。 1回接種

水痘ワクチン(みずぼうそう)

【生】

1~3歳の誕生日の前日まで

計2回接種。

1歳~1歳3カ月未満で初回接種し、その後6カ月以上1年未満の間隔をあけて2回目を接種。

3カ月以上の間をあけて2回接種  

日本脳炎ワクチン

【不活化】

【1期初回・追加】

生後6カ月~7歳6カ月になる前日まで

 

計3回(初回2回、追加1回)接種。

3歳で2回完了し、2回目終了から1年の間隔をあけ、3回目を接種。

・初回:6日以上の間隔で2回接種

<日本脳炎の特例措置>

平成17~21年度までに日本脳炎の積極的な勧奨が差し控えられていました。それに伴い日本脳炎の予防接種を受ける機会を逃した方には特例措置があります。

詳しくは下記の「関連情報」の「日本脳炎予防接種の特例措置のお知らせ」をご覧ください。

・追加:初回2回終了後、6カ月以上おおむね1年後に1回接種

【2期】

9~13歳の誕生日の前日まで

できるだけ9歳で接種。 1回接種

特例

平成17年4月2日~平成19年4月1日生まれの20歳未満の人

※該当する人は、過去の接種歴と併せて合計4回まで接種できます

子宮頸がん予防ワクチン

【不活化】

小学6年~高校1年生(16歳)までの女子

【接種期間】

高校1年の3月31日まで

中学1年で計3回接種。

※小6~14歳で9価ワクチン(シルガード9を希望される方は計2回接種。)

2価ワクチン(サーバリックス)
計3回接種。
2回目:初回接種の1カ月後
3回目:初回接種の6カ月後

ワクチンは2価、4価、9価から一種類選んで接種します。

リーフレット等で注意事項をよく読み、ご理解の上、接種しましょう。

 

4価ワクチン(ガーダシル)
計3回接種。
2回目:初回接種の2カ月後
3回目:初回接種の6カ月後

9価ワクチン(シルガード9)

小6~14歳
計2回接種。
2回目:初回接種の5カ月後

15歳以上
計3回接種。
2回目:初回接種の2カ月後
3回目:初回接種の6カ月後

経過措置による接種

以下のすべてに該当する人は令和8年3月31日まで接種が可能です。

・平成9年4月2日~平成21年4月1日生まれの女子

・令和4年4月1日から令和7年3月31日までに1回以上子宮頸がん予防ワクチンをうけた人

関連情報

子宮頸がん予防ワクチン(HPV)に関するお知らせ

日本脳炎予防接種の特例措置のお知らせ

子どもの予防接種ができる医療機関について