ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 組織でさがす > 環境政策課 > 有機フッ素化合物(PFAS)について

有機フッ素化合物(PFAS)について

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年12月26日更新

有機フッ素化合物(PFAS)について

1.PFASとは

 有機フッ素化合物のうち、ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物を総称して「PFAS」と呼び、1万種類以上の物質があるとされています。
 PFASには炭素鎖の長さが異なる複数の同族体が存在し、その物性は炭素鎖の長さで大きく異なります。

 「PFAS」の一種であるPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)及びPFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、撥水性と撥油性の性質を併せ持つため、金属メッキ処理剤、泡消火剤、界面活性剤などの用途で幅広く使用されてきましたが、化学的に極めて安定性が高く、難分解性であることから、仮に環境への排出が継続した場合には、長期にわたって環境中に残留すると考えられており、環境や食物連鎖を通じて人の健康や動植物の生息・生育に影響を及ぼす可能性が指摘されています。

 2020年、厚生労働省は、PFOS及びPFOAを水道水における水質管理目標設定項目に指定するとともに、暫定目標値(PFOSとPFOAの合算値で50ng/L)を定めています。
 また、同年、環境省においても、水質汚濁に係る要監視項目に指定し、公共用水域や地下水に係る暫定指針値(PFOSとPFOAの合算値で50ng/L)を定めています。

2.岩国市内における調査結果

岩国市では、市内の河川と海域で、環境水中のPFOS及びPFOAの調査を行いました。​

調査の結果、いずれの地点でも飲料水の暫定指針値であるPFOSとPFOAの合計値「50ng/L」を下回っていました。​

調査結果は下記のPDFよりご確認ください。​

また、水道水等における調査の結果は次の通りです。暫定目標値を超えて検出されたことはありません。

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)