『そもそも音楽に目覚めたのはいつ、どこでなんだろう?』
普段はあまり考えることもないテーマですが、
この頃、岩国に帰るのは、イベントやテレビ・ラジオの出演、つまり音楽活動によるものが殆どで、先日の岩国祭りに向かう飛行機の中でふと、このことが浮かんできました。
思えば高水高校付属中学時代に音楽の授業の一環でギターの授業がありまして、
これがいやで、イヤで、嫌で、Oh, my. Gowwwd!何度教室から逃げ出したいと思ったことか。。。
まさか10年後に東京でギタリストになっていようとは、本人はもとより、
親も兄弟も先生も想像だにしていなかった、クリビツギョーテンの驚天動地!? 学友たちにとっては正にそんな感じだったと思います。
さて、
以前、岩国市役所の近所に一番町商店街というのがありまして、そこにふちだ楽器店がありました。
当時の岩国で楽器に触れることのできるお店は少なく、学校の帰りに友達に付き合ってギターやベースを見に行きました。
その帰り道、駅前のシティービューホテルの並びの建物の細い階段を上がった2階に今は無き、大人の雰囲気漂う「LIFE TIME」という喫茶店の扉をいつもドキドキしながら開けていました。
そこで初めてJAZZに触れたことが私の音楽への目覚めと同時に、コーヒーの味を覚えた場所でもあります。
一番町から、岩国駅の西口を出た北側に移転されたふちだ楽器店に市川さんというドラマーの店長さんがいまして、高水高校の先輩で、当時「市川バンド」という、そのまんまの名前の、主にブリティッシュロックのバンドで活動されていました。
市川さんは御庄の方で、当時は実家の納屋をスタジオにして、近所に轟音を撒き散らしながら練習されていたのを、やはり友人に付き合って見学に行きました。
で、演奏が止むと聞こえてくるのはカエルの合唱という、今の御庄では考えられないロコでネイティブな感じでした(笑)
当時はベルボトムにロンブーのブリティッシュロックで尖がっていた市川さんですが、今は物静かにリズムを語ってくれて、楽器のリペアもしてくれる、まさに頼れる音楽の先輩で、ラテンのリズムも色々と勉強させてもらっています。
そして何より、音響のオペレーションも見事で、先日の岩国祭りの際も大変お世話になりました、岩国には市川さんと兼石さんがいらっしゃるので、イベントの音響は安心です!
あ、岩国祭りの時、私のマイクが他所の方を向いてましたね、
重ね重ね音響は安心でございます(大爆笑)
それと余談ですが、市川さんは岩国でのライブやイベントの際にはいつも打ち上げを主催してくれて、主にテーブルのコンロで焼き物の担当です。
こだわりの焼き奉行?!
こんな市川さんですが、音楽やリズムの話になるとマジに力が入ります、
岩国にこんな音楽の先輩がいてくれて本当に心強いです。
Gracias y De nada Ole!
フリオ ミステリオ