由宇町から元町へ移動して、今度はお世話になっている画材屋さんにおじゃましました。
岩国の画材屋さんといえばここ、三笠画材さんです。
高校生になる頃には大学受験のために美術部に入ったり絵画教室に通い始めたりと、徐々に絵の勉強を始めました。
(高校生の時に描いた絵)
私の父も絵を描いていて、三笠画材さんは父から教えて貰いました。昔から親子共々大変お世話になっています。三笠画材の奥さんはいつも気にかけてくださっていて、お店に行くと優しく気さくに話してくださり元気を貰います。
この日もいつもと変わらない奥さんの姿がありました。
高校生の時はデッサン用の鉛筆や、デザインの平面構成用にポスターカラーを調達しに来ておりました。
今はデジタルのデータ上で絵の具のようなタッチを再現できたり、紙の質感を出せたりと技術が進歩して、絵の具や筆や紙がなくてもパソコンやIpadで描けて便利な時代になりました。
ですが画材で紙に描いたときの楽しさはまた別物だなと思ったりするので、画材屋さんに買いに行きたくなっちゃうんですよね。
今、私がよく使っているのはこちらのアクリルガッシュと色鉛筆。
絵の具を塗った上から色鉛筆で描き足していくのですが、自然に馴染んで相性が良いように思います。
それから、こちらはチョークパステルという画材。
色鉛筆のように扱えて使いやすいし紙に描くだけで可愛いタッチになるので大好きな画材です。
それにしても画材屋さんのいろんな色の絵の具やペン、筆や額縁が並んでいる様子ってワクワクします。特に三笠画材さんの好きなものにギュッと囲まれている秘密基地感が楽しいです。
奥さんはよく「東京にあるような大きな画材屋さんみたいにはいかんよね~」と仰るけど、大きな画材店にはないホッとする安心感がここにはあるなぁと思っています。
すごくシャイな方なのですが、ご無理を言って一緒に写真をお願いしました。貴重な一枚!ありがとうございました!
すずきえりな