ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 私の岩国 > ミニー・Pさん 「私の岩国」ロケ風景

ミニー・Pさん 「私の岩国」ロケ風景

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年8月5日更新

 

今回、登場していただいたのは音楽プロデューサー兼作詞・作曲・編曲家兼ボイストレーナーのミニー・Pさんでした。

 

ミニー・Pさんに私の岩国企画の出演を依頼したのは、実は令和2年の10月頃のことでした。出演をご快諾いただき、取材の準備等を進めていたところ、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により断腸の思いで延期とし、現在に至っておりました。

この度、ミニー・Pさんのラジオ出演のお仕事で岩国を訪れるとのご連絡を頂いたため、ご無理を承知で再度取材の依頼を行ったところ、ご快諾いただき、今回の企画が形となりました。

 

ミニー・Pさんへの念願の取材ということで、取材班も気合い十分で臨みました!

 


【錦帯橋たもと ひらせい(平清)】

「錦帯橋たもと ひらせい」は、岩国の名所「錦帯橋」を一望出来る老舗料理屋さんです。元々ミニー・Pさんは、ひらせいにて山口県在住のご家族と会食をされており、この度はその合間に、私の岩国の取材の一部として、神尾さんとご会談いただきました。

初めこそ「面と向かって何をお話しよう」と仰っていた神尾さんでしたが、ミニー・Pさんと対面すると、昔のお話から現在のお話まで、時間を忘れてしまうほどに夢中で話に花を咲かせていらっしゃいました。

神尾さんとの会談の後は、ご家族での撮影タイム!

ミニー・Pさんの甥御さん、姪御さんは取材班の持っているカメラに興味津々で、「何に載るの?」「僕たちも写る?」と目をキラキラさせてミニー・Pさんに質問していました。

1

 

 

【通津美が浦公園(元海水浴場)】

この日はあいにくの空模様で、通津美が浦公園へ到着した際は小雨が降り出していました。晴れた日の青い空の下で撮影に臨みたかったところでしたが、ミニー・Pさんは「わあ!懐かしい!」と笑顔を見せてくださいました。

傘を差して磯場を歩きながら、「昔はこういった岩場の隙間にいるイソギンチャクを見つけて眺めるのが好きだったんです。今はいないのかな」と仰るミニー・Pさん。
取材班含め全員で探してみましたが、この日は見つけることは叶いませんでした。

次にミニー・Pさんが通津美が浦公園へ訪れる時には、お天気に恵まれ、イソギンチャクも見つかりますように!

2

 

 

【中通り商店街】

中通り商店街での思い出を伺った際に「祖母がビジネスホテルを経営していたのですが、詳しい場所までは記憶になくて…」というお話をされていたミニー・Pさん。
せめて商店街をぶらりと一通り歩いてみましょうと歩いている際に、偶然出会った呉服屋のご主人である松川さんのお力により、おばあ様が経営していたビジネスホテルのあった場所まで辿り着くことが出来ました!

現在は「魚錦UOKIN」というお店に変わっておりましたが、建物の外観を見ると、なんとおばあ様がホテルを経営していた頃の看板がそのまま残っていました。お店のご主人にお話を聞くと、上の階や中庭も残してあるとのこと。

当時の面影を感じたミニー・Pさんは、大変感動して喜んでいらっしゃいました。

3

 

 

【ふちだ楽器店】

ふちだ楽器店は創立1958年の老舗楽器店です。まちの楽器屋さんとして、ピアノやギターなどの楽器や楽譜、音楽書籍などを販売する傍らで、ピアノの調律や楽器レンタル、幅広いコースの音楽教室を展開しています。

ミニー・Pさんも、小学生時代にふちだ楽器店のヤマハ音楽教室(ジュニア専門コース)に通っていました。当時の店舗は現在とは違う場所にあり、そちらへ通っていたとのことでしたが、今回は現在のレッスン室の様子等を見学させていただくことに。

レッスン室には、ピアノやエレクトーンが並んでいました。ピアノを前にしたミニー・Pさんに「もしよかったら、何か弾いていただけませんか?」とお願いしたところ、快諾してくださいました。椅子に座り、鍵盤に手を置き、微笑みながら目を閉じて、優雅に、そして楽しそうにピアノを奏でる姿はとても素敵でした!

4

 

 

【半月庵】

本日最後の取材は、錦帯橋から徒歩3分ほどの距離にある料亭・旅館「半月庵」にて。元々ミニー・Pさんはラジオ出演のお仕事のための来岩で、こちらの半月庵へ宿泊のご予定と伺っておりましたので、宿までお送りすると同時に取材をさせていただきました。

ミニー・Pさんは、岩国出身の作家である宇野千代さんが好きとのことで、半月庵は宇野千代さんの作品の舞台になっている等、宇野千代さんに所縁のある旅館ということもあって、思い入れのある場所だそうです。

半月庵のご主人や女将と楽しそうに談笑しながら、ロビーで記念撮影を行いました!
3人でのショットのほか、ご主人はミニー・Pさんにご自身のスマートフォンを預けて撮影をお願いし、「ミニーさんに撮影してもらった写真はそれだけで価値がある!」と喜んでいらっしゃいました。ミニー・Pさんもとても嬉しそうなご様子!

5

 

 

今回の取材では、ミニー・Pさんと半日の間一緒に過ごさせていただきました。

 

いろいろなお話を聞かせていただきましたが、中でも印象的だったのは「唯一の人となる」ことを意識して活動していらっしゃる、というものです。

外見の印象や肩書きなど、人を表すものはたくさんありますが、ミニー・Pさんによると、そのうちの3つくらいの印象を掛け合わせて固定化すると、圧倒的に人に覚えてもらいやすくなるとのこと。

ミニー・Pさんはいつも「赤系統の衣装・ハーフアップ・ぴったりめの衣装」を意識して、人前に立たれるそうです。そうすると、見た人や関わった人の中での印象がただの「音楽業界の女性」から「いつも赤系統のぴったりめの服を着ているハーフアップの音楽業界の女性」へ変わり、その印象に該当する人が自然と絞られるため、覚えてもらうことが出来るとお話してくださいました。

 

どの業界においても、同業者がたくさんいる中で「自分」を印象付けて覚えてもらうということはとても重要なことで、それが出来るか否かがその後の活動の展開に繋がっていくことは明白です。

こういった高い意識を持って活動し、そうして関わりを持った人との繋がりを大切にして次へ次へと繋げて活動の幅を広げていることが、様々な分野でのマルチな活動に繋がっているのだなと思いました。

 

 

思い返してみると、ミニー・Pさんは非常に明るくお元気な印象で、常に笑顔でいらっしゃったように思います。とても気さくで親しみやすく、移動中もいろんなお話を聞かせてくださいました。

 

ミニー・Pさんは、音楽プロデュースや作詞・作曲・編曲以外にも、ボイストレーニングを行われていますが、ミニー・Pさんの持つ明るさ・親しみやすさはボイストレーニングするにあたって非常に良い方向に作用しているだろうなと思いました。人に何かを教えるときに、知識や技術は勿論ですが明るさや親しみやすさがあると、教えてもらう側のモチベーションアップにも繋がると思います。

ミニー・PさんのYouTubeチャンネルにあるボイストレーニング関連の動画を拝見した際も同じように思いました。常に笑顔で接していらっしゃって、見ているこちらも自然と笑顔になりますし、この方のボイストレーニングを自分も受けてみたい!と思わせる力があるなと感じました。

 

ミニー・Pさんは2018年に集英社インターナショナルより、書籍「声を磨けば、人生が変わる」を発売しております。ミニー・Pさんご自身が考案された自宅で気軽に短時間でできるボイストレーニング法や発声法をはじめ、ボイストレーニングや声に関する様々なことが載っています。

中でも印象的だったのは、「ボイトレは自分の声を磨き、好きになるトレーニングです。」という言葉です。ボイトレによって自分の声に自信を持ち、以前よりも自分の声を好きになれる。ボイトレは、単に歌やスピーチがうまくなるだけの訓練ではなく、よりよい人生を切り拓くための突破口であるという言葉が、とても心に残りました。

6
 
■ミニー・Pさん 公式サイト
https://www.minniep.com/index.html

 


今後の大きな目標は、自身の開発した体を使いながらボイストレーニングをする「ストレッチボイトレ」という特別な方法をなるべく多くの方にお伝えして、より元気で健康な社会を作っていくこととのこと。

声を磨くことは、心と体を磨くことなのです、と笑顔で語ってくれたミニー・Pさんでした。
陰ながら応援しております!

 

この度は、お仕事で御多忙の中、合間を縫って取材にお付き合いいただきありがとうございました。
今後益々のご活躍を心よりお祈りしております!