ふちだ楽器店さんの、YAMAHAのジュニア専門コースに小学校1年生から4年生までお世話になりました。
今はお世話になった時代の社長さんの息子さんである淵田幸一郎社長が経営されています。
私はジュニア専門コースを受験する前、当時住んでいた南岩国の近くのヤマハのエレクトーンのグループレッスンを受けていました。
教えてくれたのは、今も親交のある九内幸子先生。とても優しくて、きれいな先生だったことを強烈に覚えています。
今お会いしても、その品の良さと美しさは変わりません。
その先生が育ててくださったおかげで、私はジュニア専門コースを受験することができました。
幼稚園の時に受けた専門コースの試験の一部を今でも覚えています。
ピアノが見えないよう後ろ向きに立って先生が弾く音を当てていくのです。
小さい頃から絶対音感を身につけていた私は、先生が弾く音をすべて当てていったことを記憶しています。
そして見事合格!何百人と受験し合格者は10人弱でした。
ピアノを弾くだけではなく、コードを覚え、音楽理論の勉強をして、作曲をし演奏するということを小学校1年生から4年生の間に徹底的に勉強していたと思います。
そのおかげで今の私があるのだと思います。
当時当たり前のようにやらされていたので(笑)難しいと思っていなかったのですが、音楽高校や音楽大学で勉強するような内容だったり、音楽大学でも学ばないようなこともあったと後でわかりました。
その頃教えてくださった田村絹代先生は、厳しかったのですが本当によく教えてくださったなあと思います。
父親がピアノを反対していたせいもあり、その後はピアノを辞めざるを得なくなり、悶々とした小学5年生でした(笑)
その時にふちだ楽器店さんに楽譜を買いに行ったときに偶然いらっしゃったのが、小林専務でした。
今はどうしているのかと私に声をかけてくださったんです。
そこで「私の岩国」第1回目に登場していただいた神尾先生をご紹介いただいたのです。
この御恩も忘れることができません。
その日ふちだ楽器店に到着したら社長の渕田幸一郎さんと当時お世話になった幸一郎社長のお母様が迎えてくださいました。
当時から大変上品で美しかったお母様、今も変わらず美しくて懐かしくて何とも言えない気分になりました。
私の著書である「声を磨けば人生が変わる」(集英社インターナショナル)もお読みくださったと一番におっしゃっていただいて嬉しかったです。
幸一郎社長は特に余韻の事について興味を持たれていらっしゃいました。
「言葉の最後に余韻を持たせてしゃべったり、相手の余韻を聞いてから喋るようにするとモテると書いてあったのでとても興味があります。うちの父親にも聞かせたくなりました(笑)」
そんなお話をしている間に小林元専務が登場!
懐かしさに浸りながらお話させていただきました!
小林「今はどうしてらっしゃるんですか?」
ミニー「作詞、作曲、編曲家で、日本や海外のメジャーアーティストの方に楽曲を提供したり、ボイストレーナーとしてタモリさんやビートたけしさんなどの番組でボイトレをさせていただいたり、アーティストを始め色々な方にボイトレもさせていただいています。
音楽スクールも経営したり、アーティストの所属するレコード会社も経営しています。」
小林「あなたみたいな人は滅多にいないですよ。」
ミニー「今日はちょっとだけプレゼントをお持ちしました。私の著書と私が作った楽曲のCDです。
氷川きよしさんやクリス・ハートさん、k-Popなどいろいろありますのでよかったら聴いてみてください。
それから、オススメのお菓子もお持ちしました。東京で買ったいろいろな味の月餅です。」
小林「オススメですか(笑)いいですねえ。そういえば私ねー、あなたと会う18日が明日かと思ってたんよ。(全員笑)」
といつもユーモアたっぷりで笑わせてくれる社内では生き字引とも呼ばれていた小林さん。
この後エレクトーンがたくさん置いてあるレッスン室にみんなで移動してお写真を撮りました。
とても良くしてくださった明るくて気さくな幸一郎社長!
ふちだ楽器店は岩国の音楽の成長をこれからも大きく発展させるに違いありません。
私を育ててくれた岩国と、岩国で音楽でお世話になった方々に会えて本当に幸せなひとときでした。
ふちだ楽器店の皆さまとお世話になった先生方、本当にありがとうございました!!
ミニー・P