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善本桂子さん『私のいわくに』 ロケ風景

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年4月1日更新

 今回登場していただいたのは、リトミック音楽教育講師の善本桂子さん。
 穏やかな笑顔が大変印象的な方でした。


【錦見バス通り】
 善本さんは当時、ピアノの先生のお宅までバスで通っていたそうで、せっかくなのでそのルートを歩いてみることに。途端に当時の記憶が蘇られたようで、懐かしいエピソードを色々と教えてくださいました。

 


【自宅から小学校までの通学路】
 小学生の頃の通学路にはいろいろな冒険要素が含まれており、ワクワクがたくさん詰まった場所だったと思います。善本さんも、家から学校までのこの道すがら、様々な体験をされていたようで、本文中ではクスリと笑える微笑ましいエピソードが語られています。
 善本さんの母校でもある麻里布小学校では、善本さんが当時教鞭をとられていた大学の教え子の方にもお会いすることができました。楽しそうに大学での思い出話をされるお二人の間には、先生と学生の垣根を超えた強い信頼関係がうかがえました。

麻里布小学校での様子

 


【麻里布中学校】
 今回大変有難いことに、善本さんが中学時代にお世話になった恩師の河添先生と連絡をとることができ、この日、麻里布中学校までお越しいただけることになりました。久しぶりの再会ということで、お二人とも当時の思い出話で大変盛り上がっていらっしゃいました。
 善本さんは、東京の高校へ進学されたわけですが、10代の多感なこの時期に周りの友人たちとは違う道を選択することは、大変勇気のいることだったと思います。これからの自分の人生や将来を考え、悩むこの時期に、善本さんの背中をそっと押し、応援してくれた河添先生の存在が、善本さんの人生の中で大きなターニングポイントになったのではないかと、お二人の話を聞きながら思いを巡らせました。

善本さんと河添先生

 


【米軍岩国基地】
 岩国市には米海兵隊岩国航空基地があり、多くのアメリカ人が暮らしています。これまでも、岩国市民と基地住民の間では互いに良き隣人であろうとする努力が絶えず続けられてきました。
 現在はセキュリティが厳しく、普段の生活において基地関係者以外が自由に基地内に入ることは難しくなっていますが、以前は善本さんのように、基地住民と家族ぐるみのお付き合いをする姿が多く見られました。
 善本さんにとって、基地の方々に音楽を教えた経験が後のリトミック国際免許を受験する際の大きな糧となったように、外国人と臆することなくコミュニケーションを図ることができるようになれば、人生の選択肢が増えるのではないかと思います。
 いま岩国市では、英語による自然な交流が当たり前になる「英語交流のまちIwakuni」を目指し、様々な施策を進めています。善本さんがかつて岩国で経験された出来事の中に、まさに今、本市が目指している姿を見ることができ、改めてその重要性を感じました。

 


【岩国中央幼稚園】
 岩国中央幼稚園では、通常保育の他にリトミックや英語、茶道といった様々な体験ができるカリキュラムが組まれています。この幼稚園で、善本さんは20年以上も前からリトミックを園児たちに教えていらっしゃいます。この幼稚園で善本さんにリトミックを教わった方が、その後保育士や幼稚園教諭となってこの幼稚園に戻ってきており、園の歴史が脈々とつながっている様子がうかがえます。
 善本さんのリトミック教室を見てみると、リトミックが単なるリズム遊びや体操ではないことがよく分かります。園児たちは、楽しみながら音に合わせて体を動かしたり表現したりするのですが、善本さんのリトミックは単に「楽しかったね。」では終わりません。きちんと最後に振り返りの時間を設け、今日学んだこと、できるようになったことを再確認させていました。
「よく聴いて考える力を園児たちにもってほしい」というこの幼稚園の中邑理事長の言葉と、善本さんのリトミック教育への想いが、しっかりリンクしていると感じました。

リトミックの様子

 

 今回の善本さんの「私の岩国」では、人生のターニングポイントとなった人との出会いや経験が多く語られています。善本さんがリトミックの国際免許を取得するため海外に渡って勉強をされたのが49歳の夏。何かをはじめるのに、遅すぎると諦めたり躊躇する気持ちに負けてしまったりしてはだめなのだと言われているような気がしてなりません。
 善本さんにとって幼少期にピアノを教わった福島先生や、高校受験の際に背中を押してくれた河添先生、そしてリトミックを取り入れた幼児教育に携わる中邑理事長たちとの出会いがそうだったように、人生の様々な分岐点でどのような人と出会うかが、後の生き方に少なからず影響しているような気がします。しかし、そこでどんな人と出会うかということよりも、その出会いをどう生かしていくかということが重要で、それはすべて自分次第なのだということが、善本さんの「私の岩国」から読み取ることができます。

 

 この度の「私の岩国」では、色々な方にお会いすることができ、岩国市の過去と未来を見ることができました。お忙しい中、取材にお付き合いいただきありがとうございました。
善本さんの今後益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。