第3回目は、「私の岩国」で最頻出。錦帯橋です。
日本三名橋の一つ、木造の建築の美しいアーチが見事です。
麻里布小学校の遠足、家族行事、岩国在住の方があらゆるシーンで触れる機会があるのがこちらの錦帯橋だと思います。
私は小学生の頃いろんな遊びを考えるのが楽しくて、この5連アーチを下駄履きで渡ろうと、挑戦したことがあります。靴と比べてバランスが取れなくなり本当に怖くて結局下駄を脱いで裸足で渡ったこともありました。
他には、錦帯橋と公園に来ては噴水のふもとで水遊びをしていました。ずぶ濡れになるまで遊び倒していたのがとても懐かしいです。
当時はこの噴水の水もはるか巨大な滝のように見えました。
また河原では定番の水きりをしていました。
平べったい石を選んで、どこまで遠くまでなげられるかと何度も石を投げて遊んでいたのを覚えています。
錦帯橋は、県外からも多くのお客様がおとずれる岩国市が誇る観光名所ではありますが、岩国市の人にとっては幼い頃の思い出がたくさんつまった特別な場所なのではないかと思います。
私は高校生になってからもよく自転車で家からこの橋までただ走りにきていましたが、その度にこうした小さい頃の記憶が蘇ったものです。
大人になって久しぶりに訪れてみてもまた、懐かしい想いでいっぱいになります。
錦帯橋は、岩国の人にとっても大切な岩国のシンボルなのです。
次回は、私の大きな転機となった場所を訪れます。
名越達彦