今回「私の岩国」に登場していただいたのは、ジャズトランペットプレイヤーの河村貴之さんでした。
平家山
市街地のすぐそばにある平家山。山頂までは約20分程度ですが、頂上からの展望はすばらしかったです。しかし、急な山道の連続で、実際に登ってみるとかなりの体力が必要です。河村さんは子ども時代の経験を身体が覚えているのか、すいすいと登っていかれました。
岩国市民文化会館
新しくなってじっくり見学するのは初めてという河村さん。リニューアルということで、新しくなっている部分もあり、昔から変わらない部分もあり、河村さんも感慨深げでした。そしてじっくり写真を見ていただければお分かりのように、河村さんの服装が変わっています!山登り用の服と、その後の取材用の服と、両方ご用意されていたのです。
岩国城
この日はお花見のシーズンだったこともあり、ロープウェーにも多くの人が。河村さんは歴史がお好きだということで、石垣に興味津々。写真のような石垣は、本丸からの連絡通路があったためだそうです。河村さんは本当に城にお詳しく、新しいお城の見方をいろいろと教えていただきました。
岩国工業高校
河村さんが所属されていた吹奏楽部の部屋にお邪魔しました。過去の部員紹介の冊子や河村さんが写っているアルバム等の資料もきちんと保存されていて、とても伝統を大事にしていることが感じられました。河村さんと現役部員たちが一緒に校歌を演奏しましたが、事前の打ち合わせもなかったにも関わらず息のあった演奏で、その場にいた人はみんな感動に包まれました。
今回、河村さんの思い出の地を一緒に巡りましたが、河村さんの記憶と比べるとかなり変わっている部分もありました。
平家山には木が生えて
市民文化会館はリニューアルされて
岩国工業高校は人が変わって
でも、そんな中でも変わらないものもたくさんありました。
それは河村さん自身もそうで、最後の岩国工業高校の生徒さんとの演奏では、河村さんの中にあるずっと変わらないものを感じ取れたような気がします。
それにしても、トランペットって3つしか押さえるところがないのに、どうしてあんなに豊かな音色が出るんでしょうね・・・。