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宇野千代さんの記念碑 岩崎由純さんその3

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年4月1日更新

ある日、帰省したら、当時元気だった父が、近くに見せたいものがあると連れていかれたのが、実家から歩いて3分もしない場所に建てられた宇野千代さんの記念碑でした。その記念碑は、宇野千代さんの小説の中にある一節「その高森の廣い往還を思い出すたびになぜあの山奥にふいにあんな美しい町並みがあったのか不思議に思ふ」が、彫られています。宇野千代さんの生前に高森がどんな町並みだったのか、今はずいぶんと変わってしまったのかも知れません。町筋には、道路の真ん中に川が流れ、街路樹があり、両サイドにはたくさんのお店や旅籠があったようです。その当時の地図が「あぶらや」さんと言う、通りの食堂に残っています。
高橋さん、安堂さん、そして父の三人の地元の有志が立てたのだと聞いてビックリしました。確かに記念碑の裏側には今は亡き父の名前がはっきりと残されています。「高森の街の一角に、ふいにあんな立派な宇野千代さんの記念碑があるのか不思議に思ふ」その謎に父が関わっていたことに感激し、帰省の度に訪ねる自分の故郷のパワースポットになりました。

宇野千代記念碑