今回、『私の岩国』に登場していただいた村岡ケンイチさんと思い出の地を一緒に巡る中で、村岡さんの人柄や現在の活動に繋がる体験の数々が見えてきました。
白崎八幡宮
小さい頃から毎年、家族で初詣をされていらっしゃったそうです。
西岩国駅
西岩国駅のすぐ近くにご実家がある村岡さん。西岩国駅には昔から愛着があったようです。1952年(昭和27年)当時の西岩国駅界隈をイメージし制作した作品が、このあと訪問した介護付有料老人ホームティエラに展示されていました。
錦見河川敷運動広場周辺
悩んだときや作品の創造を膨らませるとき、ここをよく走るとのこと。体を動かしているとき、ふと頭に浮かんでくるアイディアが制作につながるそうです。
村岡さんのウエストポーチには常にメモ帳が!取材の間も、気が付いたことはすぐにメモされていらっしゃいました。
介護付有料老人ホームティエラ
こちらの施設には、村岡さんの作品がたくさん展示してありました。職員の皆さんが出勤される時、休憩される時、廊下を歩いている時、その絵を見ると、ふと何かあたたかいものが心に湧いてくるような空間が、そこにありました。
岩国国際観光ホテル 四川飯店
レストランに到着するとテーブルの上に豪華なカービングが!これは、野菜や果物に草花などのモチーフを彫刻する「カービング」と呼ばれるもので、四川飯店の大田副料理長が村岡さんのために、特別に制作されたものでした。
豊田支配人、大田副料理長、ありがとうございました!
岩国医療センター
普段から岩国医療センターで似顔絵セラピーを行っていらっしゃる村岡さん。今回、我々も似顔絵を描く現場にお邪魔させていただきました。
少しずつ、少しずつ、患者さんの昔の思い出を引き出していく・・・。とても根気のいる作業が続きます。しかし、患者さんと会話をしながらも、村岡さんの手は瞬く間に絵を描き上げていきました。
完成した似顔絵を手にし、「また、がんばらんといけんねえ。」という看護師さんの言葉に笑顔でうなずく患者さんの姿を見たとき、村岡さんが似顔絵セラピーを通して何をしたいのか、少し分かったような気がしました。
村岡さん、今後の活躍を期待しております。
素敵な岩国の思い出をありがとうございました!