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美しい景色広がる「尾津沖」 新保友映さんその3

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年4月1日更新

私の、故郷岩国の好きなところ、それは、美しい海も山も両方あるというところ。
幼い頃から、近くの海に海水浴や潮干狩りに連れて行ってもらい、通っていた幼稚園には小さいですが裏山もあって、木々の間の土の道を上ったり駆け下りたり、自然に触れて育ちました。

そんな中で今回は海。

尾津沖をのんびり散歩すると潮風を感じることができる

地元民はここを尾津沖(おづおき)と呼んでいます。

前回ご紹介した南岩国駅から蓮田を越えた先に広がる場所で、そこは瀬戸内海。

尾津沖から見える瀬戸内の島々や四国

訪問した日のように天気が良いと、遠くに島々が、そして四国も見えます。
この景色を見ているだけで、ちょっとした悩みは消えていくような、そんな気さえしてきます。

この尾津沖には思い出も。
小学校高学年の頃、マラソン大会ではこの近くが会場でした。
運動、特に球技が大の苦手な私にとって、気合で頑張れば上位に食い込めるマラソンは、体育の授業で唯一得意と言えるもので、絶対に10位以内に入るんだ!と頑張っていました。

そして、中学生の頃から飼っていた犬と、この辺りを散歩したのも大切な思い出です。
日頃は自宅の近くが散歩コースでしたが、たまにこの辺りまで親に車で連れてきてもらって一緒に海沿いの道を走ると、いつもと少し違う空気に、海風を感じながら楽しそうに走っていた姿を思い出します。

尾津沖の海岸と道路

岩国は米軍基地の町。方向によっては、埋め立てが進んで大きくなったその米軍基地も見えますし、その中にある「岩国錦帯橋空港」から飛び立つ飛行機も見えます。
離着陸の飛行機の時間と合わせると、邪魔するものなく青空と共に飛ぶ飛行機も見ることができると思いますので、是非景色を楽しんでみてください。

海と山と青空

新保 友映