1975年、岩国市美和町生まれ。現在は京都府宇治市に在住。
4歳からエレクトーンを始め、作曲の基礎を学ぶ。その後、岩国高等学校プレクトラムアンサンブル部にてマンドロンチェロを始め、京都大学入学後は同大学マンドリンオーケストラにて指揮者を務めた。
大学卒業後、井上泰信氏主宰のARSNOVA Mandolin Orchestraに結成当初より所属。マンドロンチェロ主席奏者や指揮者を務めた他、ARSNOVA Mandolin QuartetおよびEnsembleにもマンドロンチェロ奏者として参加しながら、同団体での演奏ピース全般の編曲を担当。現在はNPO法人ARTE MANDOLINISTICAに団員として所属している。
作曲活動については、2002年のARSNOVA Mandolin Orchestra解散公演にて、初のマンドリンオーケストラの為の作品となる丸本大悟氏との共作「ARSNOVA組曲」を発表。その後、社会人として勤務の傍ら各地の中学・高校・大学マンドリン団体や社会人団体からの委嘱を受けて、マンドリンオーケストラ作品を手掛けており、合計16曲を発表。これらの作品群は全国各地の100以上の団体に取り上げられ、全作品合計で250回以上再演されている。
2015年8月、全プログラムが自身の作品で構成されたARTE MANDOLINISTICA・ARTE TOKYO特別公演「末廣健児作品集」が開催され、マンドロンチェロ奏者としても参加。翌2016年、同公演の会場録音を中心に構成されたCD「末廣健児作品集」がリリースされた。また近年ではドイツや韓国で作品が取り上げられるなど、海外でも高い評価を得ている。
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