ブレスト・アウェアネスとは、乳房を意識する生活習慣です。日ごろの生活の中で次の4つを行いましょう。
日頃から「自分の乳房の状態を知る」ことが大切です。
入浴やシャワーの時、着替えの時、ちょっとした機会に自分の乳房を見て、触って、変化を感じてみましょう。入浴の際に、石鹸を付けて撫で洗いするのもいいでしょう。
いつもと変わりがないか気にしてみましょう。
・乳房にしこりはありませんか
・乳房の皮膚のくぼみや引きつれはありませんか
・乳頭からの分泌物はありませんか
・乳頭や乳輪のびらんはありませんか
しこりや引きつれなどの変化に気づいたら、次の検診を待つことなく病院やクリニックなどの医療機関を受診しましょう。
乳房の変化のすべてが乳がんの症状ではありませんが、気づいた乳房の変化が乳がんの早期の症状である可能性があります。なるべく早く、乳がんの自覚症状に気づいて医師に相談することで適切な治療を早い段階で行えます。
そのことで、乳がんの進行を止めることができるので、乳がんが治る可能性も高くなります。
40歳になったら、2年に1回の乳がん検診(マンモグラフィ検査)を受けましょう。
岩国市では乳がん検診の補助を行っています。詳しくは乳がん検診のページをご確認ください。
がん検診を受けることで、自覚症状のないがんの早期発見を行うことができます。
また、検診の結果が「要精密検査」となった場合は、必ず医療機関を受診し、詳しい検査を受けてください。