乳がんは、乳腺にできる悪性腫瘍(悪性のできもの)です。
約90%は乳管(母乳の通り道となる管)から発生する「乳管がん」です。それ以外に、小葉(母乳を作る場所)から発生する「小葉がん」などがあります。
早期の乳がんは自覚症状がないことが多いですが、しこり、乳房のひきつれ、乳頭から血性の液が出る、乳頭の湿疹やただれなどの気になる症状がある場合には検診を待たず、すぐに医療機関を受診する必要があります。
乳がんは、女性のがんの中でり患する人(かかる人)が多く、死亡原因の上位に位置します。
乳がんを早期発見するために大切な生活習慣については、ブレスト・アウェアネスのページをご覧ください。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
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女性 | 乳房 | 大腸 | 肺 | 胃 | 子宮 |
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
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女性 | 大腸 | 肺 | すい臓 | 乳房 | 胃 |
※元データ:人口動態統計がん死亡データ(numberシート)
岩国市民で40歳以上の女性の方(今年度40歳になる女性の方も対象です。)
※前年度に受診された方は今年度は対象になりません。
一般の方 | 減額になる方 | 免除になる方 | |
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個別検診 | 1,600円 | 800円 | 0円 |
集団検診 | 1,000円 | 500円 | 0円 |
個別検診(医療機関)または集団検診のどちらかで2年に1回受診することができます。
乳房を片方ずつプラスチックの板で挟んで圧迫し、うすく引き伸ばして撮影する乳腺専用のレントゲン検査です。
乳房が圧迫されるため痛みを感じることもありますが圧迫時間は数十秒ほどです。
また、放射線被曝による健康被害はほとんどありません。
1cm以下のしこりまで見つけられる優れた画像検査法です。
個別検診の結果は、受診した病院で結果を聞いてください。
集団検診の結果は、約1か月後にご自宅に届きます。
要受診や要精密検査の方は、必ず精密検査等を受診しましょう。受診の確認ができない場合、保健センターからご連絡する場合があります。
定期検診の方は、2年に1回の検診を継続しましょう。ただし、症状があるときは、早めに医療機関を受診しましょう。