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乳がん検診

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年4月1日更新

乳がんについて

 乳がんは、乳腺にできる悪性腫瘍(悪性のできもの)です。

 約90%は乳管(母乳の通り道となる管)から発生する「乳管がん」です。それ以外に、小葉(母乳を作る場所)から発生する「小葉がん」などがあります。

 早期の乳がんは自覚症状がないことが多いですが、しこり、乳房のひきつれ、乳頭から血性の液が出る、乳頭の湿疹やただれなどの気になる症状がある場合には検診を待たず、すぐに医療機関を受診する必要があります。

 乳がんは、女性のがんの中でり患する人(かかる人)が多く、死亡原因の上位に位置します。

 乳がんを早期発見するために大切な生活習慣については、ブレスト・アウェアネスのページをご覧ください。

  1位 2位 3位 4位 5位
2020年のがんと診断された部位の順位
女性 乳房 大腸 子宮
  1位 2位 3位 4位 5位

※元データ:全国がん登録罹患データ(numberシート)

2023年の死亡数が多いがんの部位の順位
女性 大腸 すい臓 乳房

※元データ:人口動態統計がん死亡データ(numberシート)

対象者

 岩国市民で40歳以上の女性の方(今年度40歳になる女性の方も対象です。)

 ※前年度に受診された方は今年度は対象になりません。

自己負担額

  一般の方 減額になる方 免除になる方
 
個別検診 1,600円 800円 0円
集団検診 1,000円 500円 0円

減額になる方

  • 後期高齢者医療制度の方
  • 65歳以上で福祉医療費受給者証をお持ちの方

免除になる方

  • 生活保護世帯の方
  • 中国残留邦人等支援給付該当の方

乳がん検診の方法

 個別検診(医療機関)または集団検診のどちらかで2年に1回受診することができます。

マンモグラフィ検査

 乳房を片方ずつプラスチックの板で挟んで圧迫し、うすく引き伸ばして撮影する乳腺専用のレントゲン検査です。

 乳房が圧迫されるため痛みを感じることもありますが圧迫時間は数十秒ほどです。

 また、放射線被曝による健康被害はほとんどありません。

 1cm以下のしこりまで見つけられる優れた画像検査法です。

申し込み方法や実施機関

結果通知について

 個別検診の結果は、受診した病院で結果を聞いてください。

 集団検診の結果は、約1か月後にご自宅に届きます。

 要受診や要精密検査の方は、必ず精密検査等を受診しましょう。受診の確認ができない場合、保健センターからご連絡する場合があります。

 定期検診の方は、2年に1回の検診を継続しましょう。ただし、症状があるときは、早めに医療機関を受診しましょう。

個人情報について

  • 検診結果を治療目的のため医療機関等において利用することに同意の上、受診していただきますようお願いします。
  • この検診結果に基づき、必要に応じて岩国市保健センターから精密検査の受診勧奨を行う場合があります。また、検査結果データは、匿名化した上で、市の検診統計に活用したり、国への検診結果報告として提出しますので御了承ください。

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