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公共事業に伴う用地買収と補償の流れについて

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年10月1日更新

 岩国市では、市民の皆さんが安全で快適な暮らしができるよう、道路や河川の整備などの公共事業を

行っています。

 これらの事業を進めていくには、計画的に事業用地を買収していく必要があります。そのためには、

皆さんの大切な土地を提供していただいたり、住み慣れた家の移転をお願いすることもあります。

 ここでは、どのような流れで用地買収と補償が行われるのか、その概要を説明します。

 

1 事業説明会

  事業計画ができると、事業の目的や内容等を関係する方々に説明します。

2 用地測量・物件調査

 【用地測量】

   事業に必要な土地の所有者及び隣接する土地の所有者に現地で立ち会いをお願いし、土地の境界

  を確認します。その後、測量を行い、事業に必要な土地の面積を算出します。

 【物件調査】

   移転していただく建物、工作物、立木等の数量を調査します。

3 補償金の算定

  用地測量や物件調査の結果に基づいて、お譲りいただく土地の補償金や建物、工作物、立木等を移

 転していただく補償金の算定を行います。

 ⑴ 土地の補償

   土地の価格については、不動産鑑定士の鑑定評価等を参考に、個々の土地について適正な価格を

  求め補償します。

 ⑵ 建物等の補償

   土地に建物等がある場合は、用地補償の基準に基づいて算定した金額を補償します。

4 契約のための協議(用地交渉)

  土地や建物等の補償内容や金額について、権利者の方々に個別に説明します。

5 契約の締結

  協議がととのいましたら、土地、建物等について契約書を取り交わします。

6 土地の登記・建物等の移転・土地の引渡し

 ⑴ 土地の登記については、市が所有権移転を行います。

 ⑵ 建物等の移転については、所有者の方に行っていただき、土地を市へ引渡していただきます。

7 補償金の支払い

  土地の引渡しが完了すると、土地や建物移転の補償金をお支払いします。

  建物の移転が伴う時には、補償金の一部を前払いする場合もあります。

  補償金は銀行等の口座振込みによりお支払いします。