岩国市 小中一貫教育について
岩国市内すべての市立小・中学校で小中一貫教育に取り組んでいます
少子高齢化、情報化、グローバル化など、社会環境の急激な変化の中、教育をめぐっては、学力や不登校、いじめ、人材育成、地域連携など多くの課題が指摘されています。また、子供たちの生活習慣や学習習慣の形成、思考力、表現力、コミュニケーション能力の育成が急務となっています。
これらの課題を克服し、子供たちの健やかな成長を図るためには、幼児期から小・中学校9年間を見通し、一貫した教育を推進するとともに、学校・家庭・地域が協働した「地域ぐるみの教育」を推進していくことが必要不可欠となっています。
そこで、本市では、令和2年4月からすべての小・中学校で小中一貫教育に取り組んでいます。「小中連携教育」の取組を継続するとともに、小学校と中学校の義務教育9年間を通して継続的で一貫性のある教育を行うことによって、児童・生徒一人ひとりの個性を伸ばし、夢の実現につなげていきたいと考えています。
岩国市小中一貫教育基本計画
岩国市のすべての小・中学校が児童生徒一人ひとりの個性を伸ばし、夢の実現につなげていくために「岩国市小中一貫教育基本計画」を策定しました。
岩国市が小中一貫教育で目指しているのは、「つながり力日本一!」です。
5つのつながりを大切にしていきます。
・目標をつなぐ
・カリキュラムをつなぐ
・子供の心をつなぐ
・教職員の意識をつなぐ
・家庭・地域との絆をつなぐ
特に、岩国市の小中一貫教育の特徴は、5つのつながりの中でも「家庭・地域との絆をつなぐ」取組がコミュニティ・スクールや地域協育ネットの仕組みを生かし、他の4つのつながりを支えているということです。学校・家庭・地域が協働して、大人も子供も関わりながら「各中学校ならでは」の取組を進めています。
小中一貫教育について
「小中一貫教育ってどうして必要なの?」
「小学校と中学校が離れていても小中一貫教育が行われるの?」
岩国市の小中一貫教育についての疑問にこたえるために、「Q&A」を作成しました。
小中一貫教育は、可能性を秘めた子供たちが、社会で前向きに生きていくための資質・能力を身に付けるために、学校・家庭・地域が一体となって子供たちに関わっていくための手段の一つです。学校の中だけでなく、保護者や地域の方々とつながりながら進めていきます。