錦帯橋健全度調査の結果について
調査の結果、外観上の軽微な劣化はみられますが、主要構造部材に顕著な腐朽はなく、安全に通行できる状況であることを確認しました。
今後も定期的な点検やメンテナンスを行い、岩国の宝である錦帯橋を保存・継承していきます。
強度試験
実施日:令和元年8月5日~9日
内容:強度試験では、橋に荷重をかけたり、振動をあたえて錦帯橋が安全であるか調査を行いました。
荷重をかける調査では、山口県立岩国高等学校の皆さんに「重し役」としてご協力いただきました。
結果:歩道橋としての安全性に問題ないことを確認しました。
強度試験の様子
錦帯橋に荷重をかけています。橋全体に荷重をかけたり、橋の片方に荷重をかけて調査しています。
錦帯橋に振動を与える調査をしています。
老朽調査
実施日:令和元年12月21日~24日
内容:老朽調査では、木部の腐朽に関する調査、腐朽につながる変状と範囲の調査など錦帯橋の傷み具合の調査を行い
ました。
結果:外観上の軽微な劣化はみられますが、主要構造部材の内部腐朽を疑う箇所はないことを確認しました。
老朽調査の様子
錦帯橋の裏側から桁や梁を調査しています。
橋杭を調査しています。 橋板を調査しています。