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岩国市における文化的景観の取組

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年9月12日更新

文化的景観とは

 文化的景観とは、地域固有の自然の中で、人々の生活・生業が脈々と続くことによって形づくられた景観地のことです。文化財保護法で、「地域における人々の生活又は生業及び当該地域の風土により形成された景観地で我が国民の生活又は生業の理解のため欠くことのできないもの(文化財保護法第2条第1項第5号)」と定義されています。

 これらは、日々の生活に根ざした身近な景観であるため、日頃はその姿や価値に気付きにくいものです。無くなって初めてその大切さに気付くこともあるかもしれません。こうした文化的景観を保護していくためには、その価値を正しく評価し、地域全体で守っていく仕組みが求められます。

 なお、文化的景観の中でも特に重要なものは、都道府県または市町村の申出に基づき、国が「重要文化的景観」として選定することができます。

 全国の重要文化的景観の選定状況は、文化庁のホームページ<外部リンク>をご覧ください。

岩国市における文化的景観の取組

 山口県東部を流れる錦川の下流域では、関ヶ原の戦いの後に岩国に移封された吉川広家公による城山への城の選地、その麓への城下町整備、そして江戸時代を通じて沿岸部に向けて繰り返し行われた開作により、現在に繋がる基盤が整えられました。

 また、錦川の両岸に跨る城下町を結ぶために延宝元年(1673)に架けられた錦帯橋は、江戸後期から多くの来訪者を生み、地域において来訪者に向けた生業をもたらしてきました。
こうして長年に渡る歳月と人々の営みの中で、現在の景観が育まれてきました。

 本市では、錦川下流域における文化的景観の価値を明らかにするため、錦川下流域を対象として文化的景観に関する調査を進め、平成31年(2019)3月、「錦川下流域における岩国の文化的景観保存調査報告書」として取りまとめました。

 現在、報告書において象徴的な景観地としている岩国城下町地区について、重要文化的景観の選定に向けた取り組みを進めています。

○錦川下流域の文化的景観の範囲と象徴的景観地
錦川下流域の文化的景観の範囲と象徴的景観地

○城山から錦川下流域を眺める
 城山から錦川下流域を眺める

○錦帯橋と岩国城下町
 錦帯橋と岩国城下町

○ハス田が広がる尾津地区
 ハス田が広がる尾津地区