地域おこし協力隊の紹介
地域おこし協力隊とは
地域おこし協力隊は、総務省の事業の一つで、都市から地方への人の流れを創り、地域力の充実・強化を図ることを目的とした制度で、全国で約7,200人(令和5年度)の隊員が活動しています。
市が地域おこし協力隊を募集し、採用面接等を経て、会計年度任用職員として任用します。採用された隊員は都市から地方へ移り住み、最長3年間、地域おこし活動に取り組みます。
具体的には、地場産品の開発・PRや、農林水産業への従事、住民の生活支援などの「地域協力活動」を行いながら、任期終了後の定住を視野に入れた取組みを行います。
岩国市では令和7年4月1日現在、3名の隊員が活躍しています。
各隊員の取組については、地域おこし協力隊通信やFacebookで情報発信しています。
・ 岩国市地域おこし協力隊<外部リンク>
着任中の地域おこし協力隊員の紹介
現隊員 3名
佐々木 尚子 (ささき なおこ)隊員 ※R7年4月
活動地域:由宇町
Q岩国市で活動するきっかけは?
もともと、人の役に立てる仕事に興味がありました。その中で岩国市の方とお話をする機会があり、とてもあたたかい雰囲気を感じたことが、最初のきっかけです。
実際に訪れたときには、「ここで何かやってみたい」「この町の力になりたい」という気持ちが湧きました。
そう思えたことが、岩国市で地域おこし協力隊として活動してみようと決めた理由です。
Qどんな活動をしていますか?
現在は『広島東洋カープ由宇練習場』や『潮風公園みなとオアシスゆう』で運営の補佐をしています。
Q地域おこし協力隊になってみて感じることは?
地域おこし協力隊として活動する中で、関わる方々が「由宇町を盛り上げたい」「良くしていきたい」と本気で思っている気持ちがすごく伝わってきます。
そういう思いに触れるたびに、自分も一緒に頑張りたいという気持ちが強くなっています。
Q地域おこし協力隊の良いところは
由宇町で活躍されている方や他の地域おこし協力隊とお会いする機会が多く、そうしたつながりの中で「こんなことをしてみたい」「こういう取り組みが面白そう」など、お話しできる機会が多いことが良いところだと思います。
現場で実際に活動している人たちのリアルな声を聞き、情報交換できることで、自分の活動のヒントや可能性が広がっていく感覚があります。
Q岩国の良いところは
岩国の魅力のひとつは、美しく穏やかな海が身近にあることです。
穏やかで透明度の高い海を眺めているだけで、とても癒されます。
海が身近にある生活は心がゆったりとし、とても贅沢だと思います。
木村 雄一 (きむら ゆういち)隊員 ※R6年1月着任
活動地域:錦町
Q岩国市で活動するきっかけは?
移住相談員として地域おこし協力隊について知見を持ちたかったことと、自分がかねてから関心のある鉄道に関わるミッションに惹かれて応募しました。岩国市は出身地(光市)から近く、子供の頃には家族の花見で錦帯橋周辺によく来ていましたし、東京との往復でも岩国錦帯橋空港を利用していました。また、移住相談の仕事では、岩国市や岩国暮らしサポートセンターには大変お世話になってきたこともあり、大変なじみのある地です。
Qどんな活動をしていますか?
錦川鉄道錦町駅に駐在して、鉄道を中心に沿線を盛り上げる活動を行っています。とはいえ、鉄道のことを知らなければならないので、いまは、鉄道がどのように運営されているかなど鉄道の基本を学んでいます。また、地域の方々が行うイベントに参加して地域の方々と交流させていただいています。地域の人々たちは地元愛・清流線愛がとても熱い方々ばかりで、圧倒されています。
Q地域おこし協力隊になってみて感じることは?
着任のことがテレビや新聞で報じられましたので、おかげさまで地域の方々に知っていただいています。「錦川清流線」は地域の人々にとって、本当に大切な存在ということを感じていますので、少しでも力になれるよう地域や鉄道のみなさんと協力しながら活動していきたいと思っています。
Q地域おこし協力隊の良いところは
自分の関心のある仕事に触れ、自分の力を発揮することができるのがメリットではないかと思います。また、地域に触れて、新しい発見ができることもよいことと思います。
Q岩国の良いところは
空港、JR新幹線・山陽本線、高速道路があり、東京・京阪神や広島とのアクセスが良いこと、岩国市内ではいわくにバス、錦川鉄道、岩徳線、市内生活バスなど市内の交通網が整備されていることと思います。観光地へのアクセスを中心に、これらを“使いこなす”情報を発信すれば、岩国へ来訪される方が増えるのではないかなと思います。
山田 直斗 (やまだ なおと)隊員 ※R4年9月着任
活動地域:周東町(主に祖生地域)
Q 岩国市で活動するきっかけは?
小学校3年生まで岩国市で過ごし、その時の楽しかった思い出は大人になっても、私の中に残っていました。いつか岩国市に恩返しがしたいと思っていました。そんな折、岩国市での地域おこし協力隊の募集を行っていることを知り、今に至ります。
Q どんな活動をしていますか?
地域づくり活動や地域活動支援を行いながら、農業技術を習得し、半農半X(エックス)での生活、もしくは農家としての生活を想定したモデルケースを構築し、農業の担い手確保、定住促進など地域の課題解決につながる活動に取り組んでいます。
Q 地域おこし協力隊になってみて、感じることは?
地域の皆さんに顔と名前を憶えていただき、地域に溶け込んでいくことが、協力隊としての第一歩だと感じます。
Q地域おこし協力隊の良いところは?
地域おこし協力隊であることで、初対面の方にも自己紹介がしやすく、地域の方々に気軽に話しかけることができること。
Q岩国の良いところは?
1年を通して四季を身近に感じられることと、交通アクセスの良さ。自然と町が近い距離にあり、都会と田舎の良さを両方楽しめる所。
退任された隊員
これまで岩国市で活動された隊員のみなさんを紹介します
阿座上 征士 (あざかみ せいじ)隊員 ※R6年5月~R7年3月
Q 岩国市で活動するきっかけは?
東京都から山口県に帰ることに決めたときに、地元のために働きたいと思い山口県内で仕事を探していました。その中で募集を知り、私がやってみようと思ったのが岩国市の地域おこし協力隊でした。
Q どんな活動をしていますか?
本郷山村留学センターをサポートするために、調理員として子供達の食事を作ったり、指導員さんたちのお手伝いや、子供達の自然体験活動に一緒に参加させていただいています。
Q 地域おこし協力隊になってみて、感じることは?
地域の皆さんの私に対する期待と、この地域を盛り上げるために、自分に何ができるだろうかという自問自答です。
Q 地域おこし協力隊の良いところは?
山口県の中山間地域の人口減少の問題を解決するために、微力ながら貢献できるところです。ふるさとのために働いているという実感があり、やりがいを感じます。
Q 岩国の良いところは?
美しい山と川があり、人が穏やかで優しいところです。また、世界各国から観光客が集まる錦帯橋があります。岩国への観光は陸路だけでなく、岩国錦帯橋空港があるので、空路を利用できるのも魅力だと思います。
横山 桂 (よこやま けい)隊員 ※R4年4月~R7年3月
活動地域:柱島群島
Q 岩国市で活動するきっかけは?
高校時代にお世話になった山口県で活動したいという思いで、県内の地域おこし協力隊の募集地域を探しました。その中でも、誰にも経験できないような生活や活動ができる場所がいいと考え、柱島群島の地域おこし協力隊に応募しました。
Q どんな活動をしていますか?
離島の美しい景観を活かした観光資源の発掘、農業(玉ねぎ、大根、シイタケ等)及び漁業の振興、竹を活用した活動、耕作放棄地の整備など、地域の方と協力して地域の活性化に取り組んでいます。
Q 地域おこし協力隊になってみて、感じることは?
思いついたアイデアや企画をすぐに実行することが難しい場合もあり歯がゆさもありますが、市役所の方や島民の方たちが一緒になって考えてくれるので、頑張ろうと思えます。
Q 地域おこし協力隊の良いところは?
まずは名前です。地域をおこすことを協力し隊というポップな名前が僕は好きです。
地域の中にどっぷりと溶け込み一体となって活動することも良いところだと思います。
Q 岩国の良いところは?
岩国には米軍基地があり外国人の多さや、錦帯橋などの観光資源での観光も多く、沖縄に似ている雰囲気が良いと思います。
沖野 修吾 (おきの しゅうご)隊員 ※R3年12月~令和6年11月
活動地域:美和町
Q 岩国市で活動するきっかけは?
出身は広島市ですが実家も無いことから、能動的に動かなければいつか帰りたいと思っていても実現しないと考えていた時期に、地理的にも環境的にも親近感を感じる岩国市で募集があり、地元の産地を再生させる活動内容に共感したことも相まって、思い切って応募させていただきました。
Q どんな活動をしていますか?
「岸根ぐり」に関する農業技術やノウハウを習得し、美和町くり生産組合や農協及び関係団体と協働して、「岸根ぐり」の産地再生に向けた生産基盤強化に取り組んでいます。
Q 地域おこし協力隊になってみて、感じることは?
やはり自治体の仕事ですので、民間企業との距離感があり連携や協業をはかることは容易ではないように思います。その分、地域住民の方々や集落営農組織、JA、県職員の方々等、地域振興に熱意を傾けている方々と接する機会が多く、自分自身奮起する原因になっています。
Q 地域おこし協力隊の良いところは?
全く経験のない業務範囲であっても、ある程度の知識・技能の習得に時間をいただけるのは有難いことです。定住後の職と業務範囲が同じ場合は資格取得や経験値を身に着ける貴重な期間になると思います。定住後の職が業務範囲と違ったとしても、地域に密着した仕事の経験は必ず身になるものだと感じています。
Q 岩国の良いところは?
普段何気ない時にも良くお声がけいただき、住みやすさや人の温かみを感じられる土地柄は市内共通です。また山口県内に限らず、広島、東京までもがアクセスが良く、市街地に近い田舎暮らしをしたい方にはぴったりです。
村山 年克 (むらやま としかつ)隊員 ※R5年4月~R6年6月
活動地域:美和町
Q 岩国市で活動するきっかけは?
これまでのキャリアを活かせる仕事をしたいと思っている中で、先ずは場所よりも活動内容に共感し応募致しました。こちらに着任するまでの岩国市のイメージは、観光の名所である錦帯橋と米軍および海上自衛隊の岩国航空基地があることで、岩国市の歴史・文化に魅力を感じました。
Q どんな活動をしていますか?
美和地域の弥栄湖畔にある、株式会社やさかが運営するレストハウス「レイクプラザやさか」で施設運営を補佐し、来客数の増加を目指す取り組みを行います。具体的には、レイクプラザやさか及び弥栄湖周辺施設で新しい視点や発想を取り入れたイベントプランの企画やブランディングを行うなど、さらに魅力的な観光の拠点づくりをすることで、美和町の関係人口の増加を目指して活動します。
Q 地域おこし協力隊になってみて、感じることは?
地域の皆さんからの期待感・熱意を感じます。早く馴染み、連携しながら活動に取り組んでいきます。
Q 地域おこし協力隊の良いところは?
これまでの自身のキャリアを活かして活動に取り組むことができ、地域と連携しながら活性化に貢献できるのでやりがいがあります。地域に溶け込み活動した経験が、任期後の定住に向けても繋がると思います。
Q 岩国の良いところは?
思っていた田舎暮らしとは違い、市街までのアクセスもよく、それでいて自然を感じられる住みやすく素晴らしいところです。また地域の交流も活発で人の温かみを感じられます。ちょっと驚いたのが、美和総合支所近くの中学生とすれ違った時に挨拶をしてくれたことです。
佐々木 かおり(ささき かおり)隊員 ※R3年6月~令和6年5月
活動地域:錦町
Q 岩国市で活動するきっかけは?
東京から離れて、自然豊かな環境で生活をしたいと移住地を探していました。その中偶然見つけた、祖父母の家のあった大好きな岩国の観光に携わることのできる協力隊に魅力を感じ応募しました。
Q どんな活動をしていますか?
豊かな自然を体感できるアウトドアのアクティビティーを中心とした地域観光コンテンツの充実化や、グリーンツーリズムをより魅力的なものへと向上させ、地域に再訪してもらえるような取り組みを行っています。
Q 地域おこし協力隊になってみて、感じることは?
人のあたたかさを感じます。全く知らない土地に来たのに、初めて会う人に囲まれているのに。なぜだか懐かしい、居心地が良い。清水の舞台から飛び降りる思いで移住しましたが、たくさんの方が手を差し伸べてくださることに感謝しています。
Q 地域おこし協力隊の良いところは?
地域に溶け込みやすいところです。協力隊の活動を通して、年齢、性別、職業問わず、たくさんの方と知り合うことができます。新生活を始めやすいだけではなく、そこで得た経験と知識から新たな挑戦ができることも魅力のひとつです。
Q 岩国の良いところは?
温暖な気候、海、山、川と身近に広がる豊かな自然。四季折々の美味しいごはんに美味しいお酒。心のあたたかい人。錦帯橋や岩国城など歴史的名所。首都圏からのアクセスも良い。そして何より地震が少ない。良いところをあげたら数え切れません!
寺本 俊彦 (てらもと としひこ)隊員 ※R3年10月~令和6年3月
活動地域:美川町(主に根笠地域)
Q 岩国市で活動するきっかけは?
30年程前に転勤で下松市に居住しまして徳山・下松・光・岩国等の人々と接し温かさを感じていました。また、趣味の大型バイクのツーリングで毎年のように岩国を訪問していました。今回、人のお役に立ちたい仕事として、地域おこし協力隊の募集を九州・山口・広島で探したところ、岩国市の募集があり喜んで応募しました。
Q どんな活動をしていますか?
天然記念物岩屋観音窟や大水車が立地する特色を活かし、名物だった「山菜そば」の復活や、遊休施設の有効活用の模索、観光資源の再構築など、地域おこしを企画実行し、地域の元気づくりの活動に取り組んでいます。
Q 地域おこし協力隊になってみて、感じることは?
地域の方の温かさを感じます。また、地元を愛していることが分かりました。皆さん少しでも地元が良くなるように考えておられますので、皆さんと一緒に汗を流していきたいと思います。
Q 地域おこし協力隊の良いところは?
地域の皆さまのお宅を訪問させていただきまして、協力隊員ということで、敬遠されずに気兼ねなく接することができました。皆さんから「協力するから頑張って」と力強いお言葉をいただきまして、地域おこし協力隊に期待されていると思いました。皆さんに良かったと思われるように頑張ります。
Q 岩国の良いところは?
地元の方の温かさ・人情味・自然豊かな環境・ツーリングが楽しめる整備された道路等、生活環境が素晴らしいところです。
鈴木 一史(すずき かずし)隊員 ※R3年6月~R5年3月
活動地域:北河内地区
Q 岩国市で活動するきっかけは?
九州へ旅行に行った際に、協力隊の人と偶然の出会いがあり、その方と高齢者のお宅を訪問し、清掃するボランティアに参加し、地域おこし協力隊を知るきっかけになりました。私は元来、自然豊かな田舎での生活に憧れを抱いていました。時は流れ、地域おこし協力隊のホームページで、「婚活」というキーワードで検索したところ、岩国市北河内地区の募集が目に留まり、応募しました。
Q どんな活動をしていますか?
新たな人の流れと交流を生み出す振興策やデュアルライフを楽しむ人をターゲットにした取組み、婚活支援等により、地域が目指す未来の実現に向けて、地域住民や関係団体と協働し、活性化に取り組んでいます。
Q 地域おこし協力隊になってみて、感じることは?
北河内の地域団体と一緒に、地区内の一大ミッションに取組み、楽しさと充実感を覚えながら、日々業務にあたっています。私は様々な業種に携わり、旅行では雄大な自然美をカメラに収めていました。仕事とプライベートでの経験を活かし、日々活動に取り組んでいます。
Q 地域おこし協力隊の良いところは?
自分のやりたいことに挑戦することができ、夢が叶う土壌が整っています。何より自分なりのオンリーワンの方法で、地域活性化に貢献することが可能になります。自分の夢を形にし、表現して進めることができます。やりたいことが、自治体の求めるものとマッチするのであれば、失敗を恐れず挑戦できるという点で、大変魅力的な制度であると感じています。
Q 岩国の良いところは?
人が親切で温かみがあります。自然が豊かで、星空が綺麗で、夜は車が通らず川や虫の音などの自然音に心地よく過ごしています。田舎ながらも、車で短時間の範囲内にスーパーやコンビニ、ドラッグストア等があり、生活しやすい点です。
藤田 陽子(ふじた ようこ)隊員 ※R1年8月~R4年3月
活動地域:美和町
Q 岩国市で活動するきっかけは?
美和町に家族で移住するためです。当初、岩国はあまり意識しておらず、知人を訪ねて美和へ足を運ぶうちにその暮らしぶりに感銘を受け、ここなら自分達が望むような暮らし方ができそうだと感じ、協力隊へ応募しました。
Q どんな活動をしていますか?
レイクプラザやさかを拠点とした弥栄湖周辺の観光振興と、Webなどを通じて美和の魅力情報を発信しています。美和への訪問理由は観光だとしても「いつかここに住みたい」と思わせる、そんな新しい流れと受け皿作りが目標です。
Q 地域おこし協力隊になってみて、感じることは?
私はかつて様々な業種に就く傍ら、大好きなアフリカ音楽に没頭してきました。その過去の職歴や経験が今、何一つ無駄ではなかったと感じます。今まで身につけた能力をすべて出し切るつもりで活動に取り組んでいます。
Q 地域おこし協力隊の良いところは?
移住の後押しになるところ。美和町へ移住した私の場合は移住後の生活手段が問題だったので、当面の仕事と住居が保証されていた協力隊はまさに渡りに船!業務内容が自分に合っていればとても良い制度だと思います。
Q 岩国の良いところは?
岩国…、範囲が広すぎて正直よくわかりません。なので身近な美和町の良いところを。自然の中で得られる解放感、程よく不便なためシンプルに暮らせること、そして私のような田舎暮らし初心者にもやさしい環境が魅力です。ずっと美和町に住みたいです。
沖田 真里亜(おきた まりあ)隊員 ※R1年8月~R4年3月
活動地域:本郷町
Q 岩国市で活動するきっかけは?
以前、岩国市に勤務しており、他の県に転居してからも「いつかもう一度、岩国市で働きたい。」と思っていました。また、以前の仕事よりも地域の方と関わる事のできる地域おこし協力隊に興味を持ったからです。
Q どんな活動をしていますか?
主に地域の特産品加工販売組合で特産物の加工・開発や販売などの支援をしています。また地域の施設と協力して、野菜作りに取り組み町内のスーパーなどに販売をしたり、地域情報の発信等もしています。
Q 地域おこし協力隊になってみて、感じることは?
地域の方たちと様々な形で連携できるところに喜びを覚えています。商品開発など自分の思いや願いを形にできることにやりがいを感じています。困ったときでも、様々な方が協力してくださり、改めて「人の温かさ」を感じています。
Q 地域おこし協力隊の良いところは?
自分のアイディアを独自の進め方で行っていけることは魅力です。また、「地域おこし協力隊」が広く認知されてきたことで、地域の方に様々な面で積極的に協力していただき、多くの繋がりができるところです。
Q 岩国の良いところは?
都会でもなく田舎でもなく・・・ちょっと足を伸ばせば都会に行ける場所。おいしい食べ物もたくさんあり、山、川、海などの自然が豊かで四季折々の写真が撮れます。
小野 綾香(おの あやか)隊員 ※H30年8月~R3年3月
活動地域:市全域(地域ブランド担当)
Q 岩国市で活動するきっかけは?
岩国出身で地元が好きだったので、いつか地元で働きたいと考え職を探していたところ募集を知りました。
協力隊に珍しく市域全域が担当であること、新商品開発や特産品に関するミッションに魅力を感じ応募しました。
Q どんな活動をしていますか?
岩国ブランドの魅力発信や、特産品の発掘を行っています。直接生産者の方に会って話を聞くことで、より特産品について深く知り伝えることができるので、生産現場への取材などを主に行っています。
Q 地域おこし協力隊になってみて、感じることは?
行政ならではの動きづらさを感じることもありますが、行政と民間のつなぎ役という感覚でいるので、行政でありながら行政ができない仕事もできる協力隊の仕事にやりがいを感じています。
Q 地域おこし協力隊の良いところは?
面識のない生産者の方に連絡して会いに行くことも多いのですが、地域おこし協力隊として会いに行くので快く取材を受けていただけています。協力隊でなければ出会えなかった方にも沢山お会いでき、今後にも繋がるご縁ができました。
Q 岩国の良いところは?
何にもないけど何でもあるところです。
山も川も海も近く自然のアクティビティを気軽に楽しめるのに、街にすぐに行ける便利さもあります。また、魅力的な方が多く、何かに取り組む元気な女性が多いことは同じ女性として励まされています。
伊藤 勲(いとう いさお)隊員 ※H30年8月~R3年3月
活動地域:柱島群島
Q 岩国市で活動するきっかけは?
学生の頃から地域おこし協力隊として活動してみたいと思っていて、山口県内の募集を探していました。Joinのホームページから岩国市の柱島群島の募集を見つけ、「面白そう!」と直感しました。お試し活動や、岩国市について調べていく中で島の歴史や岩国市街地、本土側の港の立地から「ここなら何か出来るかもしれない。」と応募を決意しました。
Q どんな活動をしていますか?
メインの活動は耕作放棄地の整備と活用です。10年以上放棄されていた農地を草刈りや伐木をして、今年の夏にはひまわり畑になるまで整備しました。今後は島の皆さんや島外の方、新任の地域おこし協力隊員など様々な方に、特産品開発や体験農園といった面白い活用をしてもらいたいと思っています。
Q 地域おこし協力隊になってみて、感じることは?
自分のアイデアや企画を実現するため、ある程度自由に動けるので「やっていて面白い」と思えることが本当に多いなと思います。ですが、出来ることと出来ないこと、やろうとしたけど出来なかったこと等に不安や憤り、自身の力不足を感じることも多々あります。しかし、企業にいても行政にいても地域にいても体験できない、貴重な体験ができる協力隊になれたことは本当に良かったと思います。
Q 地域おこし協力隊の良いところは?
3年という期間はついていますが、地域との関わりが全く無かった人でも行政や地域団体の支援と生活の保障を受けながら、定住に向けて活動できるというのはとても画期的です。受け入れ側、入る側の準備不足やマッチングの不一致など、課題は残りますがとても良い制度ですので、今後一人でも多くの方が活用できると良いと思います。
Q 岩国の良いところは?
岩国市は山間部、海岸部、市街地、離島と多様な地域特徴を兼ね備えており、「田舎暮らしがしてみたい」という方のニーズに様々な選択肢を提供できる市だと思います。歴史や観光資源も豊富ですし、特産品についても全国的に有名な品が多々あります。「これから田舎で何かしたい」という方の、欲しい条件が詰まった魅力的な市だと思います。
住田 和子(すみだ かずこ)隊員 ※H30年7月~R3年3月
活動地域:美和町
Q 岩国市で活動するきっかけは?
野菜ソムリエの仕事をしながら、資格と経験を活かし、地域に根差した「食」や「農」の仕事がしたいと考えていました。美和町を1日体験研修で訪れ、地域の方と触れ合い人の温かさ、食の豊かさに感動し「岩国市地域おこし協力隊」を選びました。
Q どんな活動をしていますか?
農業推進業務として営農団体女性部と連携し、野菜栽培研修やイベント販売への参加。特産品の商品開発業務を行っています。障害福祉サービス事業所と連携し、野菜栽培事業を行い農福連携を目指しています。趣味の「消しゴムはんこ」を活かして地域交流へ参加しています。
Q 地域おこし協力隊になってみて、感じることは?
最初は知らない土地で生活面・仕事面と不安でした。地域の方が温かく見守って下さり、日々応援して頂き、頑張れました。人との繋がりこそが、協力隊のすべてだと思います。人が好き、自然が好き、食べることが大好きな方、地域おこし協力隊おすすめです!!
Q 地域おこし協力隊の良いところは?
3年間で地域連携の取り方、地域の農・食文化、地域資源の発掘など沢山のことを学ぶことが出来ます。都会では得ることの出来ない自然豊かな暮らしも魅力の一つです。
今までの経験を活かし、様々なことにチャレンジできる素晴らしい仕事だと思います。
Q 岩国の良いところは?
錦帯橋も素晴らしいですが、四季折々の自然が豊かで、自然を活かしたアクティビティも沢山あり、利便性が良いのも魅力です。「食」に関しても地域ごとに素晴らしい特産品があります。子育て、高齢者向けの独自の制度があるのも、岩国市の魅力だと思います。