岩国市では、地域おこし協力隊員を募集しています(錦地域:錦川鉄道)

~進化より深化を! “錦川清流線” を活用して地域を盛り上げてくれる“盛鉄”を募集します~
錦(錦川鉄道)地域
◆錦川清流線の歴史と募集の背景
錦川鉄道「錦川清流線」は、岩国と錦町を結ぶ第三セクターの鉄道で、今年38周年を迎えます。川沿いに敷かれた線路からは、美しい自然の景観を楽しめます。元々は岩国と島根県日原を結ぶ「国鉄岩日線」として計画され、1960年に開業。その後、路盤などが完成していた「岩日北線」は1980年に廃止対象に指定され、1987年に錦川鉄道として再出発しました。
2002年には、「とことこトレイン」の運行を開始し、宇佐川流域の大自然を楽しむことができるようになりました。出発直後の広瀬トンネルを改装した「きらら夢トンネル」では、光る石で描かれた幻想的な銀河の壁画が印象的です。
錦川鉄道存続のために、「錦川清流線を育てる会」によるイベント列車運行が実施されていますが、利用者数は人口減少や少子高齢化の影響で減少しており、2019年度には約16万2,000人、2021年度には約13万人まで落ち込んでいます。地域住民や学生にとって極めて重要な生活路線で、存続が求められています。よって1987年錦町内59団体が「清流線を育てる会」を立ち上げた時のような気運を高めていく必要があります。
こうした背景の中、錦町では地域振興と錦川鉄道の未来をともに築いていける地域おこし協力隊を募集します。地域活性化に興味があり、ローカル鉄道を支える新たな挑戦に、意欲的に取り組んでくださる方をお待ちしています。未経験の方でも歓迎しますので、地域とのつながりを深めながら一緒に成長していきましょう!


募集人員
1名
主な活動内容
【主な業務】
◆鉄道を中心とした地域の賑わいづくりの創出
・既存のイベント列車の実施支援や改善提案・サポート。
・新たなイベント列車の企画・関係機関との調整支援。
・イベント等の広報や情報発信のサポート。
・とことこトレイン(遊覧車)車両更新の企画・立案支援。
・新しい観光素材の発掘と開発に向けた支援活動。
◆外国人を含む観光客に対応した施設改善
看板の多言語表記、ピクトグラム(直感的に理解しやすいアイコン)などインバウンド対応に向けた周知の企画・立案支援。
◆錦川鉄道に関する運営支援
オリジナルグッズの企画、委託販売などの販売促進活動の支援。
ポスター、チラシ等の作成。
売店で取り扱う商品、レイアウトの定期的な見直し。
清流線を育てる会の業務支援。
Snsによる地域おこし協力隊としての情報発信をサポート。
【3年間の活動イメージ】
1年目:錦川鉄道関係施設の現状把握と人脈づくり
・錦川鉄道の各種イベントに参画しながら、イベント運営のノウハウの取得や関係機関等との人脈づくりを行う。まずは、関係作りから行い2年目以降の活動につなげる。
・地域おこし協力隊関連の研修や交流会への参加、業務に必要な資格取得や研修に参加。
2年目:錦川鉄道を活用した地域振興や地域の活性化に役立てる業務
・1年目の活動を継続しながらイベントの企画・調整支援を行う。
・錦川鉄道の職員、培った人脈を基本に地域住民や観光客目線を意識し、錦川鉄道を盛り上げるための具体的な行動に移していく。
3年目:錦川鉄道の今後に向けた提案
・1,2年目の活動を継続しながら錦川鉄道の将来を見据えた運営の提案を行う。
・未来に向けた具体的な活動を実施するために、錦町での今後の「暮らし」も考慮しながら、3年間の集大成とする。
【その他の業務】
・地域おこし協力隊のFacebook、Instagramの更新及び協力隊通信の定期的発行
・地域おこし協力隊として、日報・報告書などを作成
・その他 各種広報活動への参加(移住フォーラム等)
・錦町で実施される地域イベント等に可能な限り参加し、地域住民との交流を図る。
【各種研修などへの参加】
(1)総務省が主催する地域おこし協力隊関連研修
・初任者研修(委嘱後概ね1年以内の初任隊員が対象)
・ステップアップ研修(主として2・3年目の隊員が対象)
・起業・事業化研修(任期後、企業を目指す主として3年目の隊員が対象)
・地域おこし協力隊全国サミット(ワークショップ・ブース展示など)
(2)山口県が主催する地域おこし協力隊研修(主に山口県庁舎で実施)
・地域おこし協力隊研修会(県内の隊員対象)年数回実施
勤務地
岩国市錦総合支所等
ご応募について
ご応募に際しましては、応募用紙に記入・顔写真貼り付けの上、受付期間内に郵送または直接ご提出ください。
募集期限 令和7年12月26日(金曜日) 必着


