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県指定有形文化財 般若心経並びに神馬図板木

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年12月9日更新
(種別)歴史資料 (指定)平成16年4月2日 (所有者)深龍寺
 縦26.7~27.6センチメートル、横46.7センチメートル、厚さ1.6~1.7センチメートル。
 両面刷りで、片面に般若心経が18行、反対の面には神馬図が彫られている。般若心経面の右側に「明応八年己未七月吉日」、左側に「積善院常住」の文字が刻まれている。
 禅寺で祈祷や盂蘭盆会などの際に般若心経と馬の図を印刷した紙を「紙銭」とともに仏殿の柱に貼って鬼神に施す、「経馬」または「馬経」と呼ばれる行事に使用されたものと思われる。
 この行事は現在も京都府などの一部の禅寺で行われているということであるが、板木そのものの現存例はないという。
岩国市教育委員会「岩国の文化財」から引用
般若心経並びに神馬図板木 1
般若心経並びに神馬図板木 2