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帯状疱疹予防接種のお知らせ(岩国市独自助成)

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年5月23日更新

 定期接種の対象とならない以下の人に接種費用の助成を行います。

対象者


接種日時点で下記のすべてに該当する人

 (1)岩国市に住民登録がある人

 (2)満50・55・60歳の人

 ※満60歳の人で、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害(身体障害者手帳1級程度)がある人は定期接種の対象となります。

自己負担金


・生ワクチンの場合は1回接種 2,660円
※ただし、医療機関が設定する接種費用が全額で8,860円を超える場合はその差額も本人負担
 
・組換えワクチンの場合は2回接種 1回につき6,620円
※ただし、医療機関が設定する接種費用が1回につき全額で22,060円を超える場合はその差額も本人負担

・生活保護受給者および中国残留邦人等支援給付該当の方は※の差額のみの負担となり、差額が生じない場合は無料です。受給者証の提示が必要です。

助成方法


 接種を受ける人の住所・氏名・生年月日が確認できるもの(マイナンバーカード、健康保険の資格確認書、生活保護の受給者証兼医療依頼証等)を持ち、接種時に「岩国市帯状疱疹予防接種助成金交付申請書兼委任状」を医療機関に提出してください。

 ※「岩国市帯状疱疹予防接種助成金交付申請書兼委任状」は市が指定した医療機関にあります。

接種できる医療機関

 予防接種が可能な医療機関については(任意)帯状疱疹予防接種が受けられる医療機関 (PDFファイル)をご覧ください。

注意事項

 組み換えワクチンを接種する場合は、助成対象の年齢内に2回の接種を完了できるよう早めに接種を開始してください。年齢を超えて接種したものは全額自費となります。

 岩国市の助成を受けて接種を受けた人は今後定期接種の対象者となりません。

 これまでに帯状疱疹の予防接種を受けたことがある人は医師とご相談の上、接種するかどうかをご判断ください。

・接種の前には医療機関で配布される説明書をよく読み、ワクチンの効果や副反応などについて理解した上で接種してください。

 ワクチンの接種により健康被害が生じた場合は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構による救済を受けられることがあります。

帯状疱疹について

帯状疱疹とは

 水痘(みずぼうそう)と同じウイルスが原因でおこる病気です。水痘が治ったあともウイルスが神経に潜伏し、免疫低下や加齢に伴い、ウイルスが再び活性化することによって発症します。
 帯状疱疹の発症は50歳以上に多く、80歳までに約3人に1人が経験すると推定されています。

症状

 皮膚症状の特徴として、皮膚に分布している神経に沿って水ぶくれが帯状に出現します。通常、皮膚症状の出現2~3日前から痒みや痛みが出現します。一週間程たつと、水ぶくれが多発するようになり、発熱や頭痛、リンパ節の腫れなどの症状も見られるようになります。発症部位によっては、視力低下や失明、顔面神経麻痺、難聴、めまいといった合併症があります。
 通常2~4週間で水ぶくれが破れて痂疲化し、皮膚症状が正常に戻ります。

合併症

 最も一般的な合併症は帯状疱疹後神経痛と呼ばれる神経痛で、3か月以上続くことが多く、帯状疱疹患者の10~50パーセントに出現し、高齢になるほど多くみられます。

治療

 帯状疱疹に対しては抗ウイルス薬の投与が行われます。早期に使用すると効果が高く、重症例では入院して点滴治療を行います。水ぶくれが破れた際は、化膿防止の塗り薬を使用します。
 帯状疱疹後神経痛に対しては根本的な治療方法がなく、痛みがひどい場合には「神経ブロック」が行われることがあります。

周囲への感染

 帯状疱疹患者の水ぶくれには水痘帯状疱疹ウイルスが含まれており、水痘ワクチンを未接種の人や免疫を持たない人が接触すると感染し、水痘を発症することがあります。すべての水ぶくれが痂疲化すると、周囲への感染力はなくなります。

予防のポイント

 周囲への感染を防ぐためには発疹を覆い、触ったりひっかいたりすることを避け、しっかりと手洗いを行います。
 免疫力が低下しないように、普段から体調管理に努めることも大切です。

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