5月16日
わかめごはん、きつねうどん、小松菜のソテー、牛乳
うどんは何からできていると思いますか?
正解は小麦粉です。
小麦粉には強力粉、中力粉、薄力粉という三種類がありますが、うどんは中力粉を使って作ります。
この中力粉をよくこねてのばし、細く切ったものがうどんです。
これをゆでると、今みなさんが食べているうどんになります。
日本には奈良時代に中国の方から伝えられたと言われています。
そんなに昔から日本ではうどんが食べられていたんですね。
今日もだしをしっかり取って作っています。
おいしく食べてもらえたらうれしいです。
5月17日
ごはん、ハヤシシチュー、ごまじゃこサラダ、(中)豆乳パンナコッタ、牛乳
しらす干しはいわしの仲間です。
新鮮ないわしの稚魚をゆで、干して乾燥させたものが「しらす干し」です。
また、しらす干しをさらに乾燥させたものを「ちりめんじゃこ」といいます。
しらす干しは頭からしっぽ、骨まで食べることができるので、丈夫な骨を作るのに必要なカルシウムをたくさん摂ることができます。
今日は、ほうれん草やにんじんと一緒にごまじゃこサラダにしています。
しらす干しの栄養も意識しながらおいしく食べてもらえたらうれしいです。
5月20日
ごはん、親子煮、ツナと野菜のごまあえ、牛乳
凍り豆腐は、どのように作られるか知っていますか?
凍り豆腐は、豆腐を冷凍、乾燥したもので、高野豆腐ともいいます。
凍り豆腐には、成長期のみなさんにしっかり摂ってほしい栄養素、カルシウムや鉄分がたくさんあります。
凍り豆腐が苦手だなあと思っている人がいるかもしれませんが、今日の煮物は苦手な人も食べやすいように作っています。
しっかり味もしみておいしく仕上がっているので、まずは一口食べてみてください。
5月21日
ごはん、生揚げの中華味噌煮、海藻サラダ、(中)小魚アーモンド、牛乳
生揚げは何からできているか知っていますか?
正解は豆腐です。
大豆を絞って豆乳にしたものを加熱し、にがりを加えて固めると豆腐ができます。
豆腐を2センチ程の厚さに切って油で揚げたものが生揚げです。
厚揚げとも呼ばれていますね。
生揚げは豆腐と比べてカルシウムは約2倍以上、鉄分は約4倍も含まれています。
給食に生揚げをよく使うのはそのような理由があるからです。
今日は、朝7時45分ごろに岩国市の豆腐屋さんからおいしい生揚げが届きました。
生揚げに注目してよくかんでいただきましょう。
5月22日
はちみつパン、かつおカツ、ミネストローネ、オレンジ、牛乳
かつおの旬は、春と秋です。
春に出てくる“初がつお”は脂が少なく、うまみがたっぷりあります。
秋に出てくる“戻りがつお”は脂がしっかりのっています。
かつおは、約5年かけて体長約1メートル、体重10~20キログラムに成長します。
また、魚の中でも泳ぐスピードが速く、車と同じくらいの速さ、最高時速60キロメートルで泳ぐといわれます。
かつおの「血合い」と呼ばれる赤黒い部分には、ビタミンや鉄分が多く、たんぱく質が豊富に含まれています。
今日は、かつおカツにしています。
旬の魚を味わっていただきましょう。
5月23日
ごはん、韓国風肉じゃが・春雨サラダ、牛乳
今日の春雨は何からできているか知っていますか?
正解は『緑豆』という豆からできています。
春雨には、緑豆のでんぷんからできているものと、じゃがいもやさつまいものでんぷんからできているものがあります。
今日の春雨サラダに使っている緑豆春雨は、コリコリとした食感が特徴です。
春雨そのものには味がないのでサラダやスープなど、いろいろな料理の味になじんでおいしく食べることができます。
今日は、中華風のサラダにしました。
春雨の食感に注目しながら給食をいただきましょう。
5月24日
麦ごはん、キーマカレー、フルーツミックス、牛乳
スパイスは、料理にほんの少し足すことによって辛さを加えたり、独特の香りをつけたりして、味を引き立たせてくれます。
スパイスを何種類も使って作られる料理のひとつにカレーがあります。
カレーの本場であるインドやタイでは、ターメリックやクミンなどのスパイスを何種類も組み合わせてカレーを作ります。
今日の給食は、キーマカレーにしています。
みなさんが食べやすいように調味料を組合わせて作っています。
スパイスの香りを感じながら食べてみてください。
5月27日
県産パン、スパゲティナポリタン、ひじきのマリネ、(中)チーズ、牛乳
ひじきは、海藻の仲間です。
ひじきには、みなさんの体の中を流れている血液の材料になる鉄分という栄養素が含まれています。
成長期のみなさんは、体を大きくするために鉄分がたくさん必要です。
鉄分が足りないと、疲れやすくなります。
ですのでひじきは、みなさんにぜひ食べてほしい食品の一つです。
今日は、きゅうりやキャベツと一緒にひじきのマリネにしています。
ひじきの磯の香りとさわやかな酸味を感じながらいただきましょう。
5月28日
ごはん、凍り豆腐の煮物、切干大根のサラダ、牛乳
切干大根は、生の大根を細かく切ったものをすだれの上に広げて、日光と冷たい風に当てて、自然乾燥させて作ります。
現在では、国産の切干大根のうち約9割が宮崎県で作られています。
生の大根を切干大根にすると、重さは10分の1になりますが、栄養価がグーンとアップします。
生の大根に比べてカルシウムは20倍、鉄分は15倍、お腹をきれいにする食物せんいは16倍と、栄養価がとても高くなります。
今日は、切干大根をサラダにしています。
よくかんで、切干大根のうま味を味わいながらいただきましょう。
5月29日
キャロットパン、鶏肉のレモン風味、キャベツとベーコンのクリーム煮、野菜とくだもののゼリー、牛乳
キャベツは葉のやわらかい春キャベツから、甘味の強い冬キャベツまで1年を通しておいしさを楽しめる野菜です。
春キャベツは、新キャベツともよばれ、3月から5月に収穫されます。
葉の巻き方が、ふっくらとしていてやわらかく、葉がみずみずしいのが特徴です。
キャベツから発見されたと言われるビタミンU、別名キャベジンは、胃に優しい栄養素です。
スープにして煮ると柔らかくキャベツの栄養を丸ごととることができます。
今日の給食では、キャベツとベーコンのクリーム煮にしています。
キャベツの甘味に注目していただきましょう。
5月31日
菜めし、野菜の磯煮、ごま和え、(中)いわしの甘露煮、牛乳
今日で5月の給食は終わりです。
5月の給食は、和食献立を中心にしていましたが、みなさん、しっかり食べることができましたか?
日本では、昔から魚や野菜中心の和食を食べてきました。
なので、私たちの体は、和食に合うように作られているのです。
そう思って、学校給食では、和食献立をしっかり出すようにしています。
おいしくて体にも良い和食を食べて、6月も元気にすごしてくださいね。
〒742-0413山口県岩国市周東町上久原11番地5
西部学校給食センター
Tel:0827-35-4000
Fax:0827-35-4088
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)