大腸がんは、大腸粘膜からできる悪性腫瘍(悪性のできもの)です。
発生部位によって上行結腸がん、横行結腸がん、下行結腸がん、S状結腸がん、直腸がんなどに分けられます。
早期の大腸がんは自覚症状がないことが多いですが、血便、腹痛、便の性状や回数が変化したなどの症状がある場合には検診を受診せず、すぐに医療機関を受診する必要があります。
がんによる死亡原因の上位に位置します。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
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男性 | 肺 | 大腸 | 胃 | すい臓 | 肝臓 |
女性 | 大腸 | 肺 | すい臓 | 乳房 | 胃 |
男女計 | 肺 | 大腸 | すい臓 | 胃 | 肝臓 |
※元データ:人口動態統計がん死亡データ(numberシート)
岩国市民で40歳以上の方(今年度40歳になる方も対象です。)
一般の方 | 減額になる方 | 免除になる方 | |
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個別検診 | 1,000円 | 500円 | 0円 |
集団検診 | 300円 | 200円 | 0円 |
個別検診(医療機関)または集団検診のどちらかで年に1回受診することができます。
2日分の便を採取し、便に混じった血液を検出する検査です。
大腸がんやポリープがあると、便が腸内を移動する際に便と組織が擦れて血液が付着します。
目に見えないわずかな出血も検知することが可能です。
※検査の結果が出るまでに時間がかかりますので、できるだけ3月上旬までに提出してください。
個別検診の結果は、受診した病院で結果を聞いてください。
集団検診の結果は、約1か月後にご自宅に届きます。
要精密検査の方は、必ず精密検査等を受診しましょう。受診の確認ができない場合、保健センターからご連絡する場合があります。
定期検診の方は、1年に1回の検診を継続しましょう。ただし、症状があるときは、早めに医療機関を受診しましょう。