胃がんは、胃粘膜にできる悪性腫瘍(悪性のできもの)です。
早期の胃がんは自覚症状がないことが多いですが、「胃の痛み」「不快感」「食欲不振」「食事がつかえる」などの症状がある場合には検診を受診せず、すぐに医療機関を受診する必要があります。
50歳代以降にり患する人(かかる人)が多く、がんによる死亡原因の上位に位置します。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
---|---|---|---|---|---|
男性 | 肺 | 大腸 | 胃 | すい臓 | 肝臓 |
女性 | 大腸 | 肺 | すい臓 | 乳房 | 胃 |
男女計 | 肺 | 大腸 | すい臓 | 胃 | 肝臓 |
※元データ:人口動態統計がん死亡データ(numberシート)
岩国市民で50歳以上の方(今年度50歳になる方も対象です。)
一般の方 | 減額になる方 | 免除になる方 | |
---|---|---|---|
個別検診 | 2,700円 | 1,300円 | 0円 |
集団検診 | 1,000円 | 500円 | 0円 |
個別検診(医療機関)または集団検診のどちらかで年に1回受診することができます。
口または鼻から胃の中に内視鏡(胃カメラ)を挿入し、胃の内部を観察する検査です。
検査時に疑わしい部位が見つかれば、そのまま生検(組織を採取する)を行う場合もあります。
個別検診(医療機関)のみで実施しています。
発泡剤(胃をふくらませる薬)とバリウム(造影剤)を飲み、胃の中の粘膜を観察する検査です。
胃全体にバリウムを付着させるために、検査台の上に乗って仰向けやうつ伏せ、左右に回転しながらX線を照射し、胃壁に付着したバリウムを撮影します。
胃部レントゲン検査(バリウム)を安全に安心して受けていただくために、次を1から9をご確認ください。
1~6に該当される方は、医療機関での受診をお勧めします。
7~9に該当される方は、集団検診を受診できません。
個別検診の結果は、月に1回行われる読影会にて、複数名の医師が診て判定します。その後、岩国市より圧着はがき等にて結果を郵送します。ただし、岩国医療センターで検診を受けられた方は、岩国医療センターにて結果をお聞きください。
集団検診の結果は、約1か月後にご自宅に届きます。
要受診や要精密検査の方は、必ず精密検査等を受診しましょう。受診の確認ができない場合、保健センターからご連絡する場合があります。
定期検診の方は、1年に1回の検診を継続しましょう。ただし、症状があるときは、早めに医療機関を受診しましょう。