•日時 令和6年2月14日 15時30分~
•場所 全員協議会室
市長
よろしくお願いします。本日は、「市議会の3月定例会の提出予定議案」とですね「令和6~8年度にかかりますまちづくり実施計画」について、お話しをさせていただきます。最初に3月定例会に提出する案件でありますが、諸般の報告が1件と報告が5件、そして諮問が3件、議案は47件でございます。それでは、主なものにつきまして概要の方を説明させていただきます。まず、報告第1号の「令和5年度岩国市一般会計補正予算の専決処分の承認について」でありますが、こちらは住民税均等割のみ課税世帯への支援並びに住民税非課税世帯及び均等割のみ課税世帯へのこども加算として、速やかに給付金を支給するために必要な経費の計上等に係る専決処分について報告をして、議会の承認を求めるものでございます。報告第2号から第5号までは、公用車による事故やマイナンバーカードの交付手続の誤りによる和解と損害賠償の額を定めることに関する専決処分の報告を行うものでございます。次に、議案第1号の「令和5年度一般会計補正予算と、第2号から第4号までの「各特別会計」の補正予算は、退職手当の追加計上等に伴う人件費の調整や決算見込みに合わせた諸経費の調整などを行っているものであります。次に、議案第6号「令和6年度の一般会計予算」と、議案第7号から第15号までの 「各特別会計予算」の内容につきましては、午前中にお配りいたしました「予算の概要」のとおりでありますのでそちらの方の冊子を御覧いただけたらという風に思います。なお、今回の予算編成方針は、当市の財政運営の基本方針であります「将来負担の軽減」を堅持(けんじ)し、歳入の確保や歳出の合理化を推進しつつ、第3次総合計画に基づく事業について実施をするということを基本方針といたしました。一般会計の予算規模は、810億円、また特別会計は、全体で366億 4,610万円となります。予算案では、地域活性化や少子高齢化、技術革新など様々な社会課題に対応すると共に、岩国の 新たな未来の創造を目指し、引き続き有利な財源を活用しながら、黒磯地区のいこいと学びの交流テラス、中央公民館、南岩国駅前地区まちづくり事業などの大規模事業を着実に進めていくものとしているところであります。また、子育て世代や高齢者、障害者などの方々に対する各種施策、また教育環境の充実、デジタル技術を活用した サービス向上など、市民の皆様の生活に寄り添いながら、ひとりひとりがいきいきと暮らせるまちづくりに取り組んでまいります。続いて、その他の主な議案についてでありますが、議案第21号これは、岩国市立病院において、救急の外来患者の看護業務等のための宿日直勤務を行った看護師や准看護師に対して宿日直手当を支給することについて、規定の整備を行うものであります。続いて議案第22号は、有害鳥獣の殺処分等の業務に従事した職員に対して有害鳥獣対策業務従事手当を支給することについて、規定の整備を行うものでございます。続いて議案第23号は、地方自治法の 一部を改正する法律の施行等に伴い、会計年度任用職員に勤勉手当を支給することについて、規定の整備を行うものであります。議案第31号は、令和6年度から令和8年度までの各年度における保険料率を定めることに伴い、規定の整備を行うものであります。議案第33号は、全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律等の施行等に伴い、令和6年度から退職者医療制度が廃止されることによる規定の整備を行うとともに、国民健康保険料の後期高齢者支援金等賦課額の限度額の引上げや、保険料の軽減措置のうち、5割軽減及び2割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の基準所得の引上げ等を行うため、規定の整備を行うものであります。続いて議案第37号これは、地方自治法の一部を改正する法律の施行等に伴い、企業職員に係る 会計年度任用職員に勤勉手当を支給することについて、規定の整備を行うものであります。議案第40号これは、いこいと学びの交流テラス新築電気設備工事請負契約について、条件付一般競争入札の方法により入札を執行した結果、日本電設工業・フジテクノ特定建設工事共同企業体と5億6,837万円で工事請負契約を締結するものであります。以上までが議案であります。次に「令和6年度~令和8年度まちづくり実施計画」について、資料に基づき説明をさせていただきます。この「まちづくり実施計画」は、令和5年3月に策定しました「第3次岩国市総合計画」に基づき、向こう3年間の投資・政策的事業を効果的に実施していくために策定をするものであります。「まちづくり実施計画」の策定に当たりましては、「第3次岩国市総合計画」の7つの基本目標を重点施策とするとともに、「第2次岩国市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づく、人口減少の抑制と地域活力の向上に向けた取組についても、本計画へ反映させることとしているところであります。なお、具体的な事業の選定に当たりましては、厳しい財政状況を踏まえ重要度、緊急度、事業効果等を考慮して、事業の絞り込みを行っております。今回策定の「まちづくり実施計画」へは 332事業を掲載しており、そのうち 新たに掲載する事業は74事業となっております。時間の都合もありますので、詳しくは、配布の資料の方をご覧いただければと思います。なお事業につきましては、7つの重点施策ごとに、主な事業と、そのうちの新規掲載事業の方には下線付きで掲載をしております。また、この「まちづくり実施計画」は、本日の発表の後、本市のホームページにおきましても 公表することとしております。以上、この「まちづくり実施計画」は、第3次総合計画で将来像として掲げております 『ともに歩み、ともに創り、ともに輝く、交流とにぎわいのまち岩国』これを実現するための具体的な計画でありますので、しっかりと財源を確保しながら、着実に進めてまいりたいという風に考えているところであります。以上で、わたくしの方からは説明を終わります。
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