•日時 令和5年6月28日 10時20分~
•場所 全員協議会室
市長
皆さんおはようございます。本日2件についてお話しをさせていただきたいと思います。まず1件目でありますけども、「錦帯橋創建350年記念イベント」のついてでございますが、ご案内の通り、錦帯橋は1673年の創建から本年で350年を迎えるところでございます。この節目の年をお祝いする市民参加型のイベントをですね開催をいたします。そうすることによりまして、改めて錦帯橋の魅力を感じていただくとともに、本市の貴重な文化遺産である錦帯橋の価値、これを広く情報発信したいという風に考えております。お手元に配布しております記念イベントの開催要項の方をご覧いただければと思います。まず、開催日でございますが、10月1日日曜日でございます。場所の方は、錦帯橋及び鵜飼広場周辺でイベントを行い、記念式典を岩国国際観光ホテルの方で開催予定でございます。イベントの内容でございますけど、まずあの錦帯橋の上での人文字の作成、そして鵜飼広場におきまして特設ステージを設置し、世界遺産登録推進のPRキャラクターのお披露目とか、また錦帯橋創建350年にゆかりのあるそういった演目を中心にステージイベントを開催いたします。また、錦城橋の駐車場の方では、キッチンカー等の移動販売も予定しております。次に、お手元に配布しております、キャラクターのですね愛称募集及び人文字参加者の募集要項をご覧いただきたいと思います。まずキャラクターにつきましては、お披露目とともにですね、愛称の発表の方も行います。この愛称募集の方は7月3日からその方を開始いたします。こちらの方は応募資格は特に設けず、どなたでも応募できますが、おひとり1点までとなっております。次に、人文字の作成の方ですが、募集要項裏面の方をご覧下さい。参加者の募集は、7月15日から開始をいたします。参加資格は、岩国市内にお住まいの方として、創建350年にちなんで、350人の方を募集をいたします。この人文字の作成は、錦帯橋を通行止めにして行いますので、観光客の少ない時間帯で実施をし、この間、橋にお越しになられた方には、船による渡しを行うこととしております。渡し船ですね。そして作成した人文字は、ドローン撮影を行い、撮影後に鵜飼広場の特設ステージに設置をいたしますディスプレイでの公開、またアプリを使用した動画配信を行う予定としております。また、イベントの当日でありますけども、錦帯橋の入橋料は無料にいたします。当日はぜひ多くの方にお越しいただき、改めて錦帯橋の歴史や魅力を感じていただきたいという風に考えております。なお、当日来場される方の駐車場は、横山河川敷のグラウンドを用意しておりますが、混雑が予想されますので、なるべく公共交通機関のご利用をお願いしたいという風に考えております。次に、「イコモス総会国際シンポジウムでの錦帯橋に関する発表について」でございますが、「イコモス総会」は、イコモス会員が参加して開催されるものでありまして、各分野の専門家が交流する場として国際シンポジウムなども開催されます。今年は、8月31日から9月9日までの間、オーストラリアのシドニー、オペラハウスとかシドニー国際会議場などで、イコモス総会が開催されます。国際シンポジウムの方は、9月4日から8日まで行われます。今回、このシンポジウムでは、錦帯橋についての発表を行うこととなりました。こちらの発表の方は京都工芸繊維大学の助教授でありますマルティネスアレハンドロ先生が行います。タイトルは「岩国の錦帯橋と地域コミュニティのレジリエンス」を予定しております。レジリエンス、これは回復力と訳すんですけどね。先生はですね、ご自身の研究テーマに「錦帯橋」を取り上げると共に、本市の世界文化遺産登録に向けた取り組みにもこれまでご支援いただいております。今回の発表についても、先生のご尽力により叶ったところが大変大きいところでございます。また、この総会期間中の8月31日から9月1日に「イコモス国際木の委員会のシンポジウム」が開催をされます。このシンポジウムにおきましても、発表の機会が得られたところでございます。こちらの方も、同じくマルティネス先生の方で、タイトルは「錦帯橋と木造建造物のオリジナルマテリアルの域を超えたオーセンティシティ」を予定しております。今回の発表は、世界遺産登録に向けた取り組みにおいて、初めて海外で錦帯橋を紹介する機会となります。創建350年を迎える大きな節目の年に、こうした錦帯橋が世界のひのき舞台でデビューを飾れることは、地元市長としても大変大きな喜びという風に感じております。いずれにいたしましても、この二つのシンポジウムでの発表を通じて海外の専門家の皆様に、錦帯橋の魅力等をしっかりとPRできればという風に考えております。次に、2つ目の案件でありますが岩国市省エネ対策促進事業でございます。この事業は、市民や事業者のエネルギー価格の負担軽減、そして二酸化炭素排出量の削減を目的として行われ、3つの補助事業からなっております。内容につきましては、「省エネ家電買換え促進補助金」、「省エネリフォーム促進補助金」、「中小企業等省エネ設備更新促進補助金」となります。まず、お手元のチラシでございますが、まずこの補助金は、市内の販売店等で一定の省エネ基準を満たす家電に買い換えを行った市民の皆様に対し、その購入費の一部を補助するものであります。対象となる家電につきましては、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、テレビの3品目であります。それぞれ、省エネ基準にあります「目標年度」と「省エネ基準達成率」の条件を満たしている必要があります。補助額は、1台当たり税込みの本体購入費の3分の1、上限は5万円。また、1世帯当たりの上限を10万円としております。複数の家電を買い換える方も対象となります。補助の対象となるその購入期間は、7月1日から10月31日まで、申請期間は、8月1日から11月10日までとしております。注意点でありますが買換えを目的に購入した家電がまず対象であるということであります。そして、省エネ基準を満たした家電が対象であるということでございます。その省エネ基準につきましては、それぞれの家電に対して、省エネ性能ラベルにより表示をされていますので、カタログとか店頭などでよく確認をしてもらえればという風に考えております。またですね、買換えが条件になりますことから、処分される家電の家電リサイクル券が申請時に必要となります。そして次に、「省エネリフォーム促進補助金」の方でございますが、チラシがあると思います。これは国が実施する住宅省エネリフォームに係る支援制度を利用して、市内事業者により リフォームを実施した市民の方に対し、自己負担分の一部を補助するものでございます。補助の対象となる国の補助制度は、チラシ裏面の4つの事業となりますが、あくまで既存住宅のリフォームが対象であります。住宅の新築や購入にかかる国の補助制度は除外されますのでご注意願いたいと思います。補助額は、国の補助制度に応じて、それぞれ市の補助額を設定しております。1世帯当たりの上限は60万円となります。対象となるリフォームの実施時期につきましては、特に定めはございませんが、国からの補助額が確定した旨の通知日が7月1日から来年の1月31日までのものを補助対象としております。なお、申請期間は、8月1日から来年2月9日までとなります。続いて、「中小企業等省エネ設備更新促進補助金」でございますが、こちらの方もチラシをご覧下さい。この補助金は、既存の設備を、市内の事業者により、一定の省エネ基準を満たす設備に更新した中小企業者等に対し、その経費の一部を補助するものでございます。補助率は、2分の1、補助金額の上限は30万円。交付申請期間は、7月3日から11月10日までとなっております。この3つの補助金につきましては、市報やホームページ等で市民の皆様に広く周知をして参りますのでよろしくお願いをいたします。私の方からは以上です。
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