ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 記者会見 > 市長記者会見「市議会3月定例会提出予定議案 ほか」(令和4年2月15日)

市長記者会見「市議会3月定例会提出予定議案 ほか」(令和4年2月15日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年2月15日更新
  • 日時 令和4年2月15日 13時30分~
  • 場所 全員協議会室

市長 

本日は、「市議会3月定例会提出予定議案」と「令和4~6年度にかかるまちづくり実施計画」について、お話しします。最初に市議会3月定例会に提出する案件は、諸般の報告1件、報告3件、諮問3件、議案は82件でございます。それでは、主なものにつきましてその概要をご説明させていただきます。まず、報告第1号「令和3年度岩国市一般会計補正予算(第11号)の専決処分の承認について」と「住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金」と「子育て世帯への臨時特別給付金」を支給するための必要な経費の計上に係る専決処分について報告し、議会の承認を求めるものでございます。次に、議案第1号「令和3年度 一般会計 補正予算」と、議案第2号から第5号までの「特別会計」の補正予算は、こちらの方は退職手当の追加計上等に伴う人件費の調整や決算見込みに合わせた諸経費の調整などを行っております。次に、議案第7号「令和4年度 一般会計予算」と、議案第8号から第16号までの「各特別会計予算」は、午前中にお配りさせていただいております「予算の概要」に沿ってご説明します。まず1ページの予算編成方針についてでございますが、歳入では、新型コロナウイルス感染症の影響により、見通しが不透明な状況が続く一方、歳出では、高齢化の進展などによる社会保障費を始め、大規模事業、公共施設等の維持管理や更新、新型コロナウイルス感染症対策、行政のデジタル化の推進などに多額の財源が必要となることなどにより、今後も一段と厳しい財政状況が続くものと見込まれております。これらを踏まえまして、予算編成に当たっては、財政計画の基本方針であります「将来負担の軽減」を堅持しつつ、総合計画及び総合戦略に基づく事業を実施することを基本方針といたしました。次に2ページの予算規模でございますが、一般会計は、680億2,000万円、特別会計は、全体で358億3,150万円となります。続いて3ページからの歳入の状況でありますが、市税は、182億9,279万8,000円、地方交付税は、157億3,800万円、国庫支出金は、128億1,679万5,000円、繰入金は、25億8,737万8,000円、市債は、40億940万円、としております。次に6ページからの歳出の状況でありますが、まず総務費は、108億8,738万7,000円でありまして、マイナンバーカードの 普及促進対策として、商業施設等での 出張申請サポートを実施する、個人番号カード申請サポート事業に係る経費などを計上しております。また、特定防衛施設周辺整備費では、市立小中学校の学校給食費の無償化に係る経費などを計上するほか、再編関連特別事業費では、こども医療費の助成経費などを計上しております。さらに、これまだ仮称でありますが岩国基地関連特別事業費では、横山ポンプ場の改築に係る経費のほか、新たに整備した「英語交流センター」において、英語の学びや学び直しの機会の充実を図り、国際交流活動を促進するための経費を計上しております。次に民生費は、242億7,160万2,000円であります。運転免許証を有しない75歳以上の高齢者に対し、タクシー利用券を交付する「高齢者活き行きサポート事業」に係る経費や老朽化が著しいわかば保育園の施設整備に係る経費などを計上しております。続いて衛生費は、64億5,062万円で不育症の検査治療に要する費用の自己負担分について、その一部を助成する、不育症検査治療支援事業に係る経費や新型コロナウイルスワクチン接種に係る経費などを計上しております。農林水産業費は、17億9,955万1,000円で、森林経営管理事業をはじめ、森林環境整備基金を活用した事業に係る経費や、老朽化が進んでおります漁港の物揚場等の改修に係る経費などを計上しております。続いて商工費は、10億4,052万8,000円で、しごと交流・創業支援施設の運営に係る経費や、テレワーカーの育成やサテライトオフィスの誘致等を行う経費などを計上しております。土木費は、93億6,298万2,000円で、黒磯地区いこいと学びの交流テラス整備事業に係る経費や、老朽化が著しい市営住宅の統合建て替えに係る経費などを計上しております。続いて消防費は、25億1,699万8,000円で、防災行政無線整備事業に係る経費や、高潮による浸水深や避難所等について記載した高潮ハザードマップ作成事業に係る経費などを計上しております。教育費は、50億2,269万6,000円で、小中学生のタブレット端末の活用を推進するための経費や小中学校の特別教室の空調設備整備、トイレの衛生環境の改善を図るための経費を計上するほか、北部地域の小中学校に対応する給食施設整備に係る経費などを計上しております。公債費は、57億6,233万1,000円となっております。また、57ページからは、各特別会計の概要となっております。予算関係の主な説明は以上となりますが、令和4年度予算は、引き続き、新型コロナウイルス感染防止のための環境整備、そして市民生活や地域経済の下支えなどを軸とした上で、市民ニーズを的確に捉え、市民の安心安全につながる施策を推進していくため、厳しい財政状況が想定される中におきましても、有効な財源を活用しながら、黒磯地区いこいと学びの交流テラスやJR南岩国駅前広場及び駐輪場の整備、横山ポンプ場の改築、中央公民館の建て替えなどのそういった大規模事業を着実に進めていく内容としております。また、子育て支援、教育環境の充実、高齢者や障害者支援のための環境づくり、医療体制の堅持など、市民の皆様が健康で安心していきいきと暮らせるまちづくりにも引き続き取り組んでまいります。後でご質問があるかもしれませんが、予算を一言といったフレーズを作って参りました。(パネルを見せながら)「安心、安全、新たな日常、Ict予算」という風に位置付けております。続いて、主な議案についてでありますが、まず議案第42号「岩国市英語交流センター運営基金条例」は、これは国の岩国基地関連特別交付金を財源として積み立てるものでありまして、来月の26日から供用を開始いたします岩国市英語交流センターの運営に必要な経費に充てるための基金を設置をすることにつきまして、新たに条例を制定するものでございます。続いて議案第50号「岩国市出張所設置条例の一部を改正する条例」及び議案第53号「岩国市図書館条例の一部を改正する条例」これは、岩国市中央公民館等複合施設の建て替えにより、令和7年度末までを予定として、岩国出張所を岩国供用会館内に、そして岩国図書館を岩国西郵便局内に仮移転することに伴い、その位置を変更することにつきまして、規定の整備を行うものであります。議案第58号「不動産の取得について」でございますが、これは黒磯地区いこいと学びの交流テラス整備事業用地として、黒磯町二丁目地内に所在する土地2万6,328.20平方メートルを7億7,095万2,931円で、岩国市土地開発公社から取得することにつきまして、議決を求めるものであります。次に、「令和4年度~令和6年度まちづくり実施計画」につきまして、資料に基づき、説明させていただきます。この「まちづくり実施計画」は、平成26年12月に策定しました第2次岩国市総合計画に基づき、向こう3年間の投資・政策的事業を、効果的に実施していくために策定するものであります。本計画の策定に当たっては、岩国市総合計画の6つの基本目標を重点施策とするとともに、「岩国市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づく、地域活力の向上と人口減少の抑制に向けた取組についても、この計画へ反映させることとしています。なお、具体的な事業の選定に当たりましては、今後の財政状況を踏まえ、重要度、緊急度、及び事業効果等を考慮して事業の絞り込みを行っております。今回は309事業を掲載しており、そのうち新たに掲載する事業は89事業となっております。時間の都合もありますので、個別の事業の説明は省略させていただきますが、詳しくは、配布の資料をご覧いただけたらと思います。なお、事業につきまして、6つの重点施策ごとに、主な事業と、そのうちの新規掲載事業につきましては下線付きで掲載をさせていただいております。この後発表の後に市のホームページの方にも公表することとしております。以上、この「まちづくり実施計画」でございますが、本市の総合計画が将来像として掲げております『豊かな自然と歴史に包まれ、笑顔と活力あふれる交流のまち岩国』 を実現するための具体的な計画であります。大変重要なものでありますので、しっかりとまず財源を確保しながら、着実に進めていきたいと考えているところであります。私の方からは以上でございます。


Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)