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市長記者会見「市議会10月臨時会提出予定議案について ほか」(令和3年10月11日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年10月11日更新
  • 日時 令和3年10月11日 13時30分~
  • 場所 全員協議会室

市長 

まず、「市議会10月臨時会提出予定議案」でございますが、報告が2件と、議案1が件でございます。それでは、概要について説明の方させていただきます。
まず、報告第24号と報告第25号につきましては、公用車の事故に関する専決処分ついて報告するものでございます。
次に、議案第106号「令和3年度 岩国市一般会計補正予算(第7号)」については、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、市民生活や社会経済活動など様々な方面にその影響が及んでいる状況において、本市の感染症への対応策をより一層強化するために必要な経費を計上しております。また、本年8月、9月の大雨により市内各地で災害が発生したことから、その復旧に必要な経費や、災害に関連して実施する事業に必要な経費をあわせて計上させていただいております。以上の結果、補正額は7億 2,226万 4,000円で、補正後の予算規模は710億 4,674万 5,000円となっております。まず、歳入についてでございますが、分担金及び負担金は、災害復旧及び災害関連事業に係る受益者分担金を228万2,000円計上しております。国庫支出金は、災害復旧費に係る国庫負担金と追加交付されます「新型コロナウイルス 感染症対応地方創生臨時交付金」とをあわせまして2億693万2,000円計上しております。県支出金は、災害復旧費及び災害関連事業に係る県補助金を2,956万1,000円計上しております。繰入金は、事業実施に必要な経費の財源として充当するため、財政調整基金とりくずし金を3億6,498万9,000円計上しております。市債は、災害関連事業に係る土木債及び災害復旧債を、1億1,850万円計上しております。次に、歳出についてでございますが、総務費では、新型コロナウイルス感染症の拡大により、極めて大きな影響を受けているバス、タクシー及び地域鉄道を運行する交通事業者に対しまして、事業継続を支援するための補助金を交付するための経費として、1,891万3,000円計上しております。衛生費では、新型コロナウイルス感染症の検査、診療等を行う医療機関に就職した潜在看護師に対しまして、1人当たり15万円を再就職支援給付金として支給することを通じて、その医療機関の労働環境改善を図るための経費を、300万円計上しております。農林水産業費では、アルバイトができず、生活に困窮するなどしている市外在住の大学生等に対し、その生活を支援するため、地元産品を詰め合わせた小包を発送するための経費を、1,403万2,000円計上しております。商工費では、本年1月から9月までの間で、前年又は前々年の同月比で売上が30%以上減少した月がある市内の中小事業者に対し、職種を問わずその事業継続を支援するため、1事業者当たり個人は10万円、法人は20万円を助成金として交付するための経費を、2億5,116万1,000円計上しております。また、同様の状況にあります市内の宿泊事業者に対し、その事業継続を支援するための支援金を支給する経費を、3,745万円計上しております。なお、先ほど御説明しました交通事業者に対する補助金と宿泊事業者に対する支援金は、中小事業者に対する助成金と重複して受給できないこととしております。続いて、土木費では、本年8月の大雨により被災した水路の改修や、がけ崩れに対する対策を実施するための経費、3,163万1,000円を計上しております。教育費では、本郷山村留学センターにおいて、センターでの行事のための来所などができない保護者や入所希望者に対して、動画や画像等で情報発信を行うため、センターのホームページをリニューアルするために必要となる経費を、46万5,000円計上しております。また、令和3年度成人式の出席を目的に県外から帰省する新成人を受け入れる家族や関係者の、新型コロナウイルスへの感染に対する不安軽減を図るため、ワクチンを2回接種していない成人式出席予定の県外居住者に対し、PCR検査費用の一部を助成するための経費、150万円を計上しております。加えて、様々な文化芸術行事が中止となる中で、主に高齢者を対象として、岩国市民文化会館、周東パストラルホール、ハーモニーみわ において、感染対策を十分に講じた上で、各種イベントを開催するための経費を、500万円計上しております。さらに、小学生の多くが新型コロナウイルスワクチン接種の対象年齢となっていない中、安心して学校生活を送ることができるよう、ウイルス対策機能の高い不織布マスクを市内の小学校に通う児童に、1人当たり50枚配布するための経費を、309万4,000円計上しております。災害復旧費では、本年8月、9月の大雨により被災した農林水産施設及び土木施設の災害復旧に必要な経費、合計で3億3,875万5,000円を計上しております。また、これまでに御説明しました経費以外に、市内の公共施設における新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策として、庁舎、保育園、図書館等の施設に二酸化炭素濃度測定器、非接触式体温測定器などの機器を設置するための経費を、合計で1,726万3,000円計上しております。
次に、既に報道通知等において、お知らせしているところでございますが、「錦川下流域における錦帯橋と岩国城下町の文化的景観」の国の重要文化的景観への選定について、改めて、ご説明させていただきます。本年1月、国に、重要文化的景観への選定を申し出ておりました「錦川下流域における錦帯橋と岩国城下町の文化的景観」につきましては、6月に文化庁 文化審議会からの答申を受け、本日、岩国城下町を中心とした487.3ヘクタールの区域が国の重要文化的景観に選定されましたのでご報告をさせていただきます。今日まで、人々の生活や生業とともに守られてきた、錦帯橋や周辺の美しい自然、歴史的な町並みなどが織り成すそういった景観が、国の重要文化的景観に選定されましたことを、市長としても、大変嬉しく思っております。この文化的景観は、錦川の特性を踏まえた都市づくりから、錦帯橋などの特徴ある景観が生まれ、それが名所(めいしょ)となって物見(ものみ)のにぎわいをもたらし、経済活動や文化活動の活力を支えるという、自然と都市と産業の連関性を示しており、独特であることが評価されました。今後は、この文化的景観を将来に継承していく中で、これまで以上に地区にお住まいの皆さまや事業者がこの城下町に誇りを持っていただけるよう、しっかりと取り組んでまいりますとともに、歴史的な建物などの既存資源の整備や活用により、城下町全体のにぎわいの創出につながりますよう、しっかりとまちづくりを進めてまいりたいと考えております。
私の方からは、以上でございます。


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