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記者会見「防犯カメラの運用開始についてほか」(令和2年3月27日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年4月8日更新
  • 日時 令和2年3月27日 11時30分~
  • 場所 議会会議室

市長 まず、「防犯カメラの運用開始」についてでございますが、防犯カメラ40台の設置工事を今年度中に完了いたします。そして4月1日から運用を開始いたします。
この事業は、犯罪を未然に防止するとともに、犯罪や事故が発生した場合には、迅速な対応を図るなど、安心で安全なまちづくりを推進するために進めているものでありまして、来年度は、さらに120台の設置を予定をしております。
今年度の工事費でありますが、1,837万円でありまして、財源の方は、防衛省の特定防衛施設周辺整備調整交付金の方を活用をしております。
まず設置箇所についてでございますが、これは岩国警察署の方と協議しまして、人目につきやすい交差点、そして街頭犯罪が発生する可能性が高い繁華街、また、幹線道路の結節点等を総合的に考慮して場所の方は選定をしております。
また、その運用にあたりましては「岩国市防犯カメラ装置の運用に関する基準」に沿って適切に管理をして、市と警察署の間で、画像データの取り扱い等について運用協定の方を締結をしております。
防犯カメラで収集した画像データは、犯罪発生時における事件の早期の解決、市民の安全確保等、必要な場合に限り利用して、プライバシーの方にも配慮をしてまいります。今後、防犯カメラを適切かつ効果的に活用することによって、防犯対策を推進してまいりたいというふうに考えております。
次に、「岩国市の防災ガイドブック」でございますが、これお手元にございますね。近年、短時間かつ局地的な集中豪雨による洪水とか土砂災害、また地震などの災害が全国的に頻発をしております。
市としましては、早めに避難情報を発令し、適切な情報伝達に努めているところでありますが、災害時等におきましては、地域でお互い助け合って避難をしていただくことが大変重要となりますので、自主防災組織の機能強化策の一環として、今回、作成したところでございます。
コンセプトといたしましては、まず「読みやすさ」これを重点に置きまして、ガイドブックの厚さを薄くしましてコンパクトに、また、各ページの内容につきましても重要な項目に絞っております。イラストも多用して、理解しやすいような表現、これを簡潔にしたところでございます。
内容につきましては、自主防災組織の役割とか、避難情報の発令の基準、災害時の対応、また災害時の非常持ち出し品とか必要とされる備蓄品のリスト、防災情報の入手方法などを掲載して構成をしております。
今回はですね、約1万部をですね、作成しまして、各総合支所とか支所、出張所の方に備え付けるほか、ホームページからもダウンロードできるようにしております。また、自治会等でもし必要とされる場合には、お申し出いただければと思っております。
また、今年の梅雨の始まる時期までに、自主防災組織で中心的に活動されている方を対象にして、このガイドブックを活用して説明会を行う予定としております。今後も防災意識の普及啓発と自主防災組織の機能強化に努めてまいりたいというように考えております。
最後になりますが、令和4年度なんですが、「令和4年度以降の岩国市の成人式」についてでございます。実は成年のですね、年齢を20歳から18歳に引き下げる民法改正が令和4年の4月1日から施行されるのはご存じの通りかと思いますが、これに伴いまして本市ではアンケートや有識者などの意見などを参考にして、令和4年度以降の成人式の参加対象年齢について検討してまいりましたが、このたび、令和4年度に成年となられる対象者やその保護者の方に早めのですね、情報提供をすることで、今回この方針を決定しました。また要望をですね、早く知らせてほしいとの事がありましたので、今回この記者会見で発表させていただきます。
まず、参加対象年齢につきましては、現行どおり、その年度内に20歳を迎える人といたします。その理由としましては、まず対象年齢を18歳とした場合、その対象者の大半が高校3年生であります。進学や就職の準備などで本人や保護者の心理的・また経済的な負担が大きい時期と重なり、式典の参加が困難となることが見込まれるということ。そして飲酒や喫煙など、法律上の年齢制限がなくなる20歳の時点で開催した方が、このお祝い行事が、あらためて成人としての自覚を促す機会となるためというのが理由でございます。
次に、開催時期についてでございますが、これまでどおり「成人の日」前日の日曜日といたします。本市では、例年、国民の祝日として定められております「成人の日」の前日の日曜日に成人式をこれまで行ってきております。これは、3連休中日であれば、いろいろですね、転出された方が岩国に帰省して同級生と一緒にお祝いをして、楽しむとかいった、そういった時間的な余裕があるかなということがあげられます。しかしながら、今後、会場の都合により変更しなければならない可能性もあるため、開催日の公表は従来どおり、実施年度の4月に行う予定としております。
最後に行事の名称でありますが、成年年齢に達してから年数が経過することとなるため、要は18歳からですね、2年間ほどそういった経過がありますので、20歳のお祝いに相応しい名称を今後検討してまいります。
そのほか具体的な実施場所とか時間についても、4月の開催日の公表に合わせてお知らせさせていただきます。
私のほうからは以上でございます。

記者 防犯カメラなんですけど、カメラの機能ですね。これはカラー、モノクロ?で、音声は録れるんですか。

市長 まずこんなやつですね、カメラはね。

記者 カラー映像?

市長 これ、カラーだったと思いますが、性能はちょっと担当わかる?解像度とか。

くらし安心安全課長 カメラはカラー。動画についてはカラーとなっています。

市長 カラーです。

記者 音声も録れるの?

くらし安心安全課長 音声の方は拾わないです。

記者 拾わない、映像だけね。これは40台設置してますけど、どっかでモニタリングはするんですか。もうそのそれぞれで録画するだけ?それともどっか一か所で集中的にモニタリングして監視じゃないけど、何かあったときに復活させる、これシステム的にはどうなるの?

市長 それぞれカメラがありますよね。このカメラが。それに記録媒体が入ってますので。

記者 そこで録画しますよね。

市長 録画します。

記者 とは別個に、どっかにモニターがあってそこで。

市長 遠隔で。

記者 遠隔で、例えば未然防止だったらどっかで遠隔監視しとかんといけんですよね。そういうものまでは考えられてますか。

市民生活部長 これはございません。

市長 ないよね。考えてないよね。

市民生活部長 単体で。

記者 単体で録画して、もしそこで事故なり犯罪があったらそこからデータを取り出して、警察に渡すと。そういう感じでいいですか。

市長 そうです。それも高い所にあるからね、上がって抜くんじゃなくて、下でこう通信で画像を飛ばすと。そういう形で。

記者 どっかにモニタリング装置があって、犯罪が起きた時にそこで画像を確認してというのはできない訳ね。

市長 モニタリングはないよね、モニターはないよね。

記者 山口新聞です。カメラの続きなんですが、40台、いつからいつぐらいの時点で設置されたんですかね。今回の40台は。

市民生活部長 工事の期間という事でございますかね。工事の期間は2月からですね、2月の下旬から3月の初旬くらいまで。

記者 あと市長、来年度120台くらい設置されるという話でしたけど、これもエリア的には岩国市街とかエリアは特に決められている方針案ございますか。

市長 場所は大体もう決めてますが、ちょっと答えて。

市民生活部長 場所につきましては、旧市内ももちろんございますけれど、各総合支所管内、支所管内の方にも設置をする予定で、今、業務の委託をかけておりまして、設置の事、場所などにつきましては、検討しているというところでございます。

記者 はい、わかりました。

記者 その中には要望が挙がっていた愛宕山のスポーツコンプレックス地域なんかも含まれています?120台には。

くらし安心安全課長 愛宕山のスポーツコンプレックスの方はですね、入ってないんですけれども、主にその降りた後の国道の交差点ですね、そちらの方は予定はしているんですけれど。

市長 今回入っていますね。国道188号医療センター入口交差点が、今回40台の中には入っていますね。

記者 じゃなくて次設置する120台の中のいくつかは、愛宕のスポコンの中とか、前の通りとかは入ってるんですかね。

くらし安心安全課長 今のところは予定はしておりません。

記者 防犯カメラの設置っていうのは本市では初めてなんですか。以前もあったんですか。

市長 防犯カメラある。

市民生活部長 川下のスーパー防犯灯というのがございまして、それにカメラが付いておりまして。

記者 1か所なの。

市民生活部長 それから、それは何か所かございます。

市長 スーパー防犯灯は、川下と商店街になかったかな。

市民生活部長 駅の通路にもですね、自由通路の中にもございます。川下にありますのは1、2、3、4、5…7台、7台ですね。それから、えーとすみません、失礼しました、今日の資料の方に下に書いてございますのですみません。そちらの方がその今申しあげました緊急通報ということになります。

記者 来年度の120台というのは、これは単年度でいう意味?

市長 単年度でいけるよね。

記者 以降ということではないよね。

市長 来年度に120機を整備を1年で。

記者 これぐらいの台数っちゅうのはどうですか。県内の類似自治体、人口規模が同じくらいの自治体で台数的にはどんな感じなんですかね。

市長 これ、この間、小泉署長、異動で変わられましたけど、退職されましたけど、いろいろお話をする中で、県下管轄されてますけど、100、うち160機ですけど、かなり突出した数だと。他の管区ではあっても1桁ですよね。5機とか6機とか、そういった中でこの岩国警察の管区の中では160を付けるというのは、他の地区からはかなり数字的には多いという事で、他は正確な数字はわかりませんけど、あっても1桁だという事でした。

記者 設置する台数を決めたのはどこになるんですか。

市長 これは岩国市ですね。

記者 突出した数にしたと理由というのはどういう事なんですか。

市長 これはこれまでの市民の安心・安全という事で、議会なり地域の方々からですね、要望が上がってきておりましたので、それに応える形で、市の方で独自に判断して財源措置をして、場所とか運用については、警察当局の方と連携して、今回この事業を実施したところであります。

記者 こういう警察署と自治体が協定書を結ぶというのは、大体防犯カメラ設置している所はほぼすべての市町村が大体結んでいるものなんですか。

市長 他の自治体はちょっとわかんないですね。どうでしょうね。普通はそのデータをもとに犯罪をまず抑止して、もし起こった場合にはそのデータをもとに解決をですね、迅速にするという意味では、警察の当局の協定とかね、運用がないと、そのデータの取り扱い、迅速に対応できないと思いますから、基本的には警察とカメラの設置者の方で、しっかりとしたその協定みたいなものというのはあるべきものだと思っています。

記者 で、この運用に関する基準。去年設けたんですかね、平成30年。これは何か、ホームページかなんかにあがっているんですか。

市長 この岩国市防犯カメラ設置の運用に関する基準について?

くらし安心安全課長 ホームページの方にはまだあがってないです。

記者 これは閲覧できるんですか我々は。

くらし安心安全課長 4月からあげるようにします。

記者 事前には我々見れないんですか。基準っていうのは市で設けたんですよね。

くらし安心安全課長 そうですね、はい。

記者 4月にホームページで。

市長 一応4月1日から運用をね、開始をしますので、それにちゃんと間に合うように、その日からあげるっていう事だよね。

記者 すでに7台設置されているという事ですので、既に基準もちゃんと公開されているのかなと思ったのですが、それはまだ公開してないという事ですね。

市長 これまでのスーパー防犯灯、自由通路等の設置についての協定とか結んどるんかいね。結んでるから、それと今回の40機の分は内容はそんなに変わらないでしょ。

くらし安心安全課長 変わらないです。ほぼ同じなんですけれども。

記者 これ経費的には単純に1,830万、3倍でいいかな。120台で。

市長 これ入札だったんだよね。

記者 入札であるから多少差は出ると思うけど、単純的に考えたら大体3倍した金額相当って見ていいですか。

市長 うち予算、新年度なんぼ組んでますかね。

くらし安心安全課長 来年度120台分については、1億1千ほどですね。1億1千万ほどの予算になっています。

記者 それは今回と一緒で防衛の調整交付金?

くらし安心安全課長 はい、そうです。

記者 もう一度確認、基準と協定書は4月にホームページにアップするということでいいですか。

くらし安心安全課長 はい。

記者 成人式の名称なんですけど、これは庁内で考えるんですか。それとも公募とかいうのは考えていないんですか。どうなんでしょう。

市長 これまた実行委員会を立ち上げますいね。実行委員会を立ち上げて、実行委員会で一緒に決めるんかいね。

生涯学習班長 今のところそこの方向は考えていませんが、多分そのようになるのではないかという感じです。

市長 要は成人が18になるでしょ。成人の定義が。

記者 ちゅうことは実行委員会と市がその都度考えてもらって、毎年名称が変わるって事ですか。

市長 だからまあ、1回令和4年か、その時に新しい名称を決めたら、ある程度それはもうずっとその後踏襲した方が、いいと思いますよね。

記者 だったら公募とかも考えたらどうだろう。

記者 市長これあれですかね。20歳のお祝いみたいな感じで、そういう流れになっているんですかね、全国的に。18歳で成人式やるんじゃなくて、20歳にお祝い事しましょうっていうのは、そういう流れなんですかね。

市長 全国的にまだね、もう発表したところもありますよ。18が成人だけど20になった時点で、今まで通り、会をね、成人式なるものをね、するというのが大体多いようでありますけど。ただ何市かは18でやるところもあるんですよね。

生涯学習班長 あります。

記者 結構じゃあばらける?

市長 ばらけてますが、多いのはやはり20歳、20歳になってからされるところが多いかなっていう傾向が見えます。ただそこで成人式ってやると18じゃないかってなるでしょ。だから成人式ちゅうんじゃなくて、さっき具志堅さんが言われたような「20歳のお祝い」とかね、そんなのも一つの候補としてあるのかなと。そこをちゃんとこうしっかりもうちょっと時間がありますから決めてですね、それからそういった名前でずっと踏襲した方が混乱がないのかなというように思えますけどね。
今から、令和4年の話ですけど、何でここで言うのかというとそういった対象者の方とかね、保護者の方々が、着物の関係とか、いろいろ自分のスケジュールとか、気持ちの整理とかあるでしょうから、早めに岩国市としては何歳の時にやるのかっていうのをお教えしといた方が、いろいろ準備される方もよろしいのかなという事で今日発表させてもらいました。

記者 もう1点ほど。防災ガイドブックなんですけど、1番最後の項で、普及が始まる前に説明会っていう事を言われて。これって例えば防災活用ブックを活用した合同訓練だとか、そういった訓練的なものはやる予定はないんですか。

危機管理課長 訓練ってことではなくて、防災ガイドブックを使わせてもらってですね、例えば市の避難情報の発令の考え方、そういった所をですね説明させて頂いて、自主防災組織が逃げ遅れのないようにですね、要するに皆さんを誘導して避難して頂くという事が重要なんだと。そのへんの行動とか注意点、それから防災情報の入手情報だとか、そういったところを中心に説明会をしたいと考えております。

記者 ここ最近全然そういう大きな訓練、防災訓練やってないんで、そろそろやっとった方がいいんじゃないかなっというような気はするんですが。そのへん市長、どうお考えですか。

市長 さっき、このガイドブック出来たので、自主防災組織を中心に説明会と言いましたけど、一方的にこう市の方がこれで説明するんじゃなくて、やっぱり自ら地域の方々の実績、自主性をですね、促す意味でも、意見交換会、そういったことをしっかり、このガイドブックを利用してやってもらうというのももちろんでありますが、忘れないように自主防災会においては、地域地域でそういった具体的な防災訓練をですね、していくこともやはり非常に効果的でありますので、今後各地区のそういった自主防災組織なりともですね、そういった中で「最近やってないね」と、「じゃあまたやろうか」という、そういった話し合いもしっかりやっていきたい。もしそういった要望があれば市としても柔軟に対応していきたいと思います。

記者 すみません、発表項目以外で、まず2つあって1つ目から。コロナウイルス対策のことなんですけれども、今日、中学校のクラブ活動なんか再開して、子供たちは大変喜んでいるようなんですけども、東京なんかの状況を見ると、まだまだ予断を許さない状況で、学校も4月に始まると聞いていますが、もし岩国市で起こった場合、学校であるとか、公共施設、体育館とか、図書館とかいったところの取り扱いは、どういうふうに今お考えなのかということを。

市長 はい、今日から学校のクラブ活動の方は随時、平常に戻しておりますが、ただ、全て平常に戻したわけではありませんので、まずは感染防止対策を徹底をしていくということは、しっかり各学校の方で、クラブ活動をする上では、これは必須であります。具体的には換気をするとか、消毒をするとか、それはもちろんでありますが、クラブ活動自体も2時間程度のですね、1日2時間程度の活動ということで指示をしております。また吹奏楽とかそういったとこもですね、合同での練習は避けて、パート練習、なるべくこちらを練習するとか、そういった工夫は各学校、クラブの方でやってもらうということも伝えております。そして今回、この措置に至ったのは、この岩国市内もしくはこの近郊で感染者の発生を見てないということで、今回措置をしておるわけでありますが、今後いろんな状況も想定しなきゃなりませんので、今後のそういった、仮に、感染者の方が確認された場合とか、いろんなあらゆるシチュエーションをですね、想定しながら適切に対応できるように、市としてもいろんな準備といいますかね、シミュレーションはすでに行っております。そういったことも注視しながら、また国とかまたいろんな近隣のそういった状況も注視しながら、冷静に落ち着きを保ちつつ、今の状況を見定めながら対応しているという状況でありますので、全てこうなんといいますかね、なんでもやってもいいよ、とそういったことではないということは、ご理解いただけたらと思います。

記者 もし市内で起こった場合、こうします、っていうのは、今明確に示せる、今はまだそういう状況ではないというか・・・

市長 やみくもにですね、起きた場合にこうします、ああしますっていうのを、逆にこの時点で市が発信することによって、またいろんな混乱がですね、起きることもありますので、現状こうだから今は市がこうしている状況と発信するだけでありますので、仮に、いろんな事態が変わっていけば、その都度、明確に市の考え方、また市民の方々への協力なり、要請ということも必要になる可能性もあります。その時点で適切に迅速に対応したいと思います。

記者 わかりました。もう1点いいですか。また話題ががらっと変わるんですけど、岩国基地のですね艦載機移転完了からまもなく2年になるという事で、ちょっと改めてだと思うんですけど、今の、現状の認識、課題、どのように見ているのかという事と、新年度に向けて市としてこういう事に取り組まないといけないという・・・

市長 それここで聞きます?

記者 改めてお願いします。

市長 みなさん笑っておられますけど、空母艦載機の移駐が?

記者 完了から2年経って、今市の現状をどのように見られているかというのと、今後市としてこういうことを取り組まないといけないと、どのように考えているのかと。

市長 長くなりますけど。

記者 コンパクトにお願いします。

市長 これまで一般質問とかですね、色々、そっか永山さんはまだこっちに来られて日が間もないなのでご存じないかもしれませんが、空母艦載機移駐をして、完了がしてまもなく2年ということになりますが、この間その運用については実態をしっかり把握していこうという事で、取り組んできております。この間やはり空母が横須賀に入っている時期、艦載機が岩国に来る訳でありますので、その運用は約120機になりますので海兵隊と合わせて、かなり騒音等が大きくなったってことは、市民の苦情件数から見ても、確認出来ております。特に空母出航間際のですね4月とか、5月また11月については、また訓練も集中しますので、大きな騒音によって市民からの苦情も多いということが確認が出来ております。やはりそういった空母運用に大きく影響されるんだということがわかりました、改めて確認できました。
これに伴って、安心安全対策の一環として、騒音軽減策について暮れにその対応を求めてるところであります。先般2月でしたかね。騒音測定器についても岩国小学校の方に新たに設置をしたところもあります。これは市の方が国に要望した結果、そう言ったことが実現ができております。それが全てではありません。今後そういった騒音軽減策はしっかりとやっていく。具体的には住宅のみならず店舗事務所への防音工事の対象の拡大、これについても国に要望しております。この時点で明確に結論は出ておりませんが。しっかりとしたそれができるような協議を今しております。
その他、再編交付金の時限立法の期限が迫っております。これについても、その騒音軽減するようなしっかりとした財源として活用して参りたいとも考えておりますので、期限のですね、期限と延長のですね、増額延長について、国に要望しております。という事で、その空母艦載機の容認をですね、したから決して終わりということなくて今後そういった騒音軽減策はもちろんでありますが、地域振興含めて、あとは43項目の残った、課題についても、国としっかりと協議をして成果を出していきたいというふうに考えております。コンパクトにまとめたつもりですが。

記者 騒音軽減策ですけれども、実際にはまだ艦載機が来てから検証はされてません。それについてはどのように思われるんですか。

市長 検証というのは、ある意味市がこう検証した部分は先ほどちょっと申し上げたところも若干あります。要は空母が、空母の運用によって、艦載機も岩国に駐留する訳でありますので、その間どういった運用があって、どういった騒音がこの時期にはこれぐらいあるという、そのへんの客観的なパターンといいますかね、通常のパターンでは、時期的にはこれぐらいの騒音、騒音といいますか、運用回数があって、騒音もこれぐらいあるという。そのへんは市として把握が出来ております。ただこれも決してじゃあそれがもう完全なパターンかというと若干その前後もあります。特に今後、このコロナウイルスの関係もありますので、米軍のですね、運用にもいろんな影響が出るかもしれないという報道もございます。これよってこれまでの4月、5月、11月空母出向間際のそういったパターンがどうなるのか、そのへんもしっかりと注視をしてまいりたいというふうに考えております。

記者 国の調査というのはいつぐらいにあるんでしょうか。

市長 国の方からは調査がまだいつと言うことは聞いておりません。

記者 県と市でやるという事は、つまり検証ですね。検証するということは言われてましたけれども、それはどのようになるんでしょうか。

市長 それは騒音のコンターの事かな。

記者 騒音のコンターも含めてですよね。やるというふうな話だったですよね。

市長 騒音のコンターは国の方がしっかりと、また見直しを含めてお示しをするということで聞いておりますので、国の方も一定の期間を要するというふうに言っておりましたので、その一定期間について、国の方がまた改めて、説明があるというふうに思っております。

記者 もう2年経ってですね、そちらとしては不満、あるいは自分でやろうという事はないんですか。

市長 我々はしっかり国に求めています。

記者 まだ何も動きはないですね。

市長 ないですね。

記者 市長、1個、東京オリンピックがですね、残念ながら延期となったと思うんですけど、事前キャンプも予定されてますけど、市長のお受け止めを頂いてもいいですか。

市長 この夏の東京オリンピックの開催に向けまして、市としてもいろんな準備を関係機関とともに進めてまいりました。今回延期というのが決まったという事で残念ではありますが、中止でありませんので、また延期、来年の夏になるのか、またその前後なのかはわかりませんが、しっかりと市としてはですね、今後もさらに準備をですね、よりしっかりと詰めていきながら、またその機運の盛り上げもしながら、最大のおもてなしをしたいというふうに思っていますので、そのへんは変わりありません。前向きに、決まった以上はね、前向きに捉えてしっかりと準備をしていきたいと思います。

記者 ソフトやフェンシングはホストの自治体として事前キャンプがありましたけど、その後延期したオリンピックでも来る来ない、そのへんの今のところの現段階でわかっている点だけご説明頂いてもいいですか。

市長 現段階でオリンピック協会、フェンシング協会なりソフトボール協会の方と具体的にその夏時期に、代わりの何かね、キャンプなり試合があるのかってことはまだ具体的には聞いておりません。何か聞いてますか。ちょっと担当から。

文化スポーツ担当部長 一応こちらの方から問い合わせをしてですね、予定通りまた開催時期が決まってから、また行うようにですね、協議していきたいと考えております。向こうから、今協議はしているところです、また来年もやりたいと協議をしているところです。

記者 岩国のですね、基地の中で、米軍のそのコロナウイルスの感染者が出て、陽性が判明したらですね、どのような発表の仕方をされるんでしょうか。東京の方では出ているようなんですけど。今までその陰性の方はいらっしゃったっと、軍属の方ですね、いらっしゃったけど、あれは経路も何も発表されてないままで終わってたんですよ。それで感染経路がどうなのかとかですね、どこ歩いたのかとかそういうことというのは、一緒に発表はできるんでしょうか。

市長 今回の議会の最終日にも若干報告をさせてもらいましたけど、古賀さんが言われるのはダイヤモンドプリンセス号のことですかね。

記者 最初に言ったのはですね、陰性の場合は、はい。そうじゃなくて、これから発生した場合です。陽性だとわかったという場合。

市長 これね、実はそういったルートがね、あるんですよ。ちゃんとした日米合同委員会の合意の中に。

記者 ありますよね

市長 ありますから、それわかるんでしょ。それに沿っていきますよ。

記者 例えば深夜とかそういった時にでもですね、発表は岩国市もされるんでしょうか。きちっと。

市長 それはもちろん。

記者 されるんですね。

市長 それはまず、在日米軍との情報をそういったことがあれば、まずは、基地の方からですね、県の方の健康福祉センターの方にまず一報がありますから、そこから岩国市の方に入ってまいります。そのへんのタイムラグがなければ、市に入り次第、県と、まず県の方から来ますからね、県の方から連絡が入る、保健センターの方から入ってきますので、市の方で、そのタイミングで、マスコミの皆さん方にも発表をさせてもらいたいと思いますから。

記者 市の方でですね。

市長 市の方で、そうです。市に入ってこなければ発表できませんけどね。

記者 県がやるというっていう事ではなくてまず市がやるという事ですね。

市長 いや、たぶんそれは県がやるでしょう。

審議監 もちろん県もやるし。

記者 県もやるということ。

市長 基本的に県下で起きた分は県がやります。その県がやるタイミング、市がやるタイミング、それはもう基本的には県の方が早いと思いますが、そのへん市の方もタイムラグないようにしたいと思います。

記者 米軍もやるでしょうからね、当然。

市長 在日米軍も、基地もやるでしょうから。そのへん時間帯にもよりますよね。夜中深夜なのか朝なのかにもよりますけど、どっかの時点で市の方に必ずに入ってくるルートがありますので、ちゃんとさっきのやつね、その時点でまず内容をですね、県とも確認しながら、こういった内容で発表しようと、擦り合わせをしながら、早い段階で公表できたらいいと思いますけどね。

記者 関連で国防総省がですね、全世界の基地の警戒レベルを引き上げて事実上オペレーションが止まっているというような報道もあるんですが、念のためですね、岩国基地の動向について市は何か掴んでおりますか。

市長 はいもう既に、皆さん方Facebookとか見られてます?基地の。見られてない?その保健関係のあのレベル度がですね、5段階あるんですよ。ゼロからABCDと。で、今まではBだったんですが、それがCになりました。チャーリーって言うそうですけど、そこに引き上げられたって言うことは聞いております。私は直接司令官の方から、そういったことを聞いております。それによってでは具体的に基地の中でどういった行動制限があるのかってことはそんなに大きくは変わってないが、これは在日米軍全体でそういった警戒度を上げたというのは、これはFacebookでも随時、基地の方からあげてますね、そういった情報っていうのは。そういったのは我々もキャッチしておりますし、私は個人的に司令官からの方からそういった状況だっていうことは聞いております。また議会の最終日にお伝えしましたが、今現段階、基地の中では、その多くの方が接触するような場所とかですね、そういったところは徹底的に消毒をするんだと。そしてあのグアムから帰ってきたパイロットもすぐにその2週間だったかな。2週間よね。2週間のそういった隔離の状況に置かれるということでそういった感染防止対策なり衛生管理がかなり厳しくしているというそういった内容はこの前から報告している通り・・・

記者 訓練の運用については、特に詳細な話はないですよね。

市長 それについては、我々が、運用についてはそこまでは把握はしておりませんが、これは報道の域でね、いろいろね、日米合同訓練等が支障が出ているというのは、いろいろ情報の範囲内では知っております。

記者 司令官からはいつ聞いたんですか。直接何か連絡があったんですか。

市長 司令官とは直接ホットラインでやっておりますので。

記者 いつですか。

市長 えっと昨日、一昨日、今日金曜ですかいね、水曜。

記者 電話ですか。

市長 電話です 。

記者 向こうからあったんですか。こちらから照会したんじゃなくて。

市長 向こうからです。


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