ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 記者会見 > 市長記者会見「市議会9月定例会についてほか」(令和元年8月23日)

市長記者会見「市議会9月定例会についてほか」(令和元年8月23日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年8月23日更新
  • 日時 令和元年8月23日 11時30分~
  • 場所 議会会議室

市長 それでは本日は、「市議会9月定例会の提出予定議案」につきましてお話しをさせていただきます。
まず案件につきましては、諸般の報告が6件、報告5件、諮問3件、認定15件、議案は31件でありますが、主なものにつきまして 、概要をご説明させていただきます。
まず、諸般の報告は、岩国市土地開発公社等の出資法人の経営状況と中山間地域の振興に関する施策の実施状況等について 報告をするものでございます。
報告につきましては、公用車の事故に関する専決処分の報告のほか、平成30年度財政の健全化判断比率等の報告などを行うものです。
次に、諮問第4号から第6号までの「人権擁護委員の推薦」につきましては、20人のうち3人が令和元年12月31日をもって任期満了となる事によりまして、委員の候補者を法務大臣に推薦するに当たりまして、意見を求めるものでございます。
次に、認定第1号から15号までは、平成30年度の一般会計及び、各特別会計、並びに
地方公営企業の決算について、市議会の認定に付するものでございます。
続きまして、議案第101号と102号につきましては、平成30年度の水道事業会計及び、工業用水道事業会計の利益の処分について、議決を求めるとともに、平成30年度の決算について、市議会の認定に付するものでございます。
議案第103号は「令和元年度岩国市一般会計補正予算」 及び議案第104号から第112号までの各特別会計等の補正予算につきましては、これは各会計とも、平成30年度決算に伴う繰越金などの調整を行うとともに、一般会計におきましては、国・県支出金の返還金、財政調整基金への積立金、災害復旧費などを計上しておりますが、詳細につきましては、お手元に配布をしております資料の方でご覧を頂きたいというふうに思っております。
なおですね、岩国市の予算におきます会計年度の名称についてでありますが、この度の改元に伴う国の予算での運用に倣いまして、当該年度全体を通じて「令和元年度」とし、各会計の予算の名称を「令和元年度予算」と表示することとしております。
続きまして、議案第113号は「岩国市会計年度任用職員の給与、及び費用弁償に関する条例」でありますが、これは地方公務員法及び、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、一般職の非常勤職員として職員を任用することができる会計年度任用職員制度を創設するため、会計年度任用職員の給与及び、費用弁償に関し、必要な事項を定める新たな条例を制定するものでございます。
続いて議案第114号は、岩国市簡易水道事業に地方公営企業法の財務規定等を適用するため、新たに条例を制定するものあります。
続いて117号は、住民基本台帳法施行令等の一部を改正する政令の施行に伴い、氏に変更があった者の旧氏の住民票への記載が可能となることから、旧氏での印鑑の登録及び、証明の取扱い等について、規定の整備を行うものでございます。
続いて、議案第120号121号でありますが、これはですね、本年10月からの幼児教育・保育無償化に向けた子ども・子育て支援法の一部を改正する法律の施行に伴い、用語の定義を改めるとともに、無償化の対象とはならない給食費など、保育施設等が保護者から直接徴収できる費用などについて、規定の整備を行うものでございます。
続いて議案第122号は、岩国駅周辺整備事業において、岩国駅西口、第1送迎用の駐車場 及び、岩国駅西口第2送迎用駐車場を新たに市営駐車場として供用開始することに伴い、規定の整備を行うものでございます。
続いて議案第125号は、「市道上駄床1号線災害復旧にかかる工事請負契約」を株式会社竹場組と1億9,859万1,465円で締結することにつきまして、議会の議決を求めるものでございます。
次に、議案第126号及び127号は、これは川西ポンプ場におきます機械設備工事請負契約、2億6,048万円、電気設備工事請負契約、1億5,290万円で株式会社山産岩国営業所とそれぞれ締結することにつきまして、議会の議決を求めるものでございます。
最後に、議案第129号から131号は、東小中学校校舎新築におきます建築工事請負契約と電気設備工事請負契約、そして機械設備工事請負契約の工期の終期を平成32年2月28日から令和2年7月22日に変更するとともに、契約金額を変更する契約を締結することにつきまして、議会の議決を求めるものであります。
以上が、9月定例会の提出予定議案の概要説明となります。
もう一つ、最後にありました。最後になりますが、8月13日から8月16日までの「お盆期間の騒音状況」について、お話しをさせて頂きます。
お盆期間の騒音状況につきましては、配布資料にありますように、昨年・一昨年と比較をいたしますと、騒音測定回数、それと騒音関連の苦情ともに大きく減少をしております。
また、戦没者慰霊のため 黙祷を捧げる日時においても、その飛行の方は基地周辺ではなかったものと確認しております。
こうしたことから、本市としては、本年のお盆期間中の岩国基地の航空機運用につきましては、岩国市の自粛要請を 米側が真摯に受け止め、対応をしていただいたものと考えております。
私の方からは、以上でございます。

記者 山口新聞です。14件、この公用車の事故の専決の内容を教えてください。どういう事故なんでしょうか。

総務部長 提案理由にも書いてありますが、麻里布町の国道2号におきまして、環境事業所の塵芥車が、脇道からですね、来た相手方の原動機付自動車と衝突して、相手方に損害賠償金を支払うというものと、錦の農業委員会の支所の職員がですね、農業委員を乗車させて、現地確認、そうしたもののような時に、運転を誤って道路から外れ、道路脇にあった農業用倉庫に衝突して、相手方に損害請求金を払うというものでございます。

市長 過失割合は?

総務部長 過失割合はですね、農業用倉庫、後に言いましたのが、市側100パーセント。前に言いましたのは市側30パーセントという形になります。

記者 補正予算なんですが、土木費で南岩国駅前の再整備で土地購入に及ぶ補償とあるんですけど、それは撤去された焼肉屋、あの店舗なんですかね。場所と面積を教えてください。

総合政策部長 場所はですね、国道から手前側というか、駅側じゃない反対側の方の、市道の今度、南岩国駅に向かって道路を整備して参りますが、家屋が3軒程かかりますので、その土地を3軒ほど用地買収が必要となりますので、その内示が、追加内示がまいりましたので交付金の、後年度に予定しておりました用地買収をひとつ前倒しにして実施するという予定であります。

記者 南岩国駅の下り側?

市長 国道188号があるでしょう。イズミの、民間のスイミングがあるじゃないですか。あれから国道188号に向かうじゃないですか。わかります、イズミのセブンイレブンとか、民間のプールがあるでしょ。ちょっとあれがこう、角度が、国道にぶつかっているのを、直線的に。最後188号線に直線でぶつけようとしております。という事で、何件か直角にぶつけるために、民家があたるという事であります。

記者 交差点近くの民家3軒という事ですか。

総合政策部長 そうです。国道にタッチする所の民家3軒で、3軒合わせまして面積970平方メートルくらいです。

記者 もう1点。消防費の防災行政無線戸別受信機なんですけど、設置申請件数が当初見込みより増加したと書いてあるのですが、当初見込みが何件で、今回何件分を追加補正されたのでしょうか

総合政策部長 当初は900件ぐらいを見込んでいたのですが、今年の4月から5月の間に2,789件の申請がありました。現在の予算等で対応できるのが1,100件程度であろうと。残りの1,700件あまりが予算が足りませんので、これを補正するという見込みです。

記者 えらい急激に増えたね。

総合政策部長 ちょっと受付を停止しておりましたので、待っておられた方もおられたのかなと思いますが、予想以上に申請があったという事です。

記者 やっぱり去年の7月豪雨とかもあったからでしょうか。

総合政策部長 そういう影響も確かにあったんじゃなかろうかと思います。主には岩国と由宇が主ですけど、中には玖珂とか周東の方からの申請というのもあったというように聞いております。

記者 YABですが、お盆期間はどういった形で昨年・一昨年より減っているのですが、お盆が明けて艦載機が戻って来てからの、市民生活への影響の変化は何か感じられますか。

市長 お盆期間中の騒音状況につきましては、昨年、一昨年よりかなり減っているという話をさせてもらいましたが、今の質問につきましては、艦載機が帰還しているのではないかということでありますが、空母艦載機の一部が8月17日に6機飛来をしたということは市の方も確認しておりますが、あくまでも公式のものではなくて、市の方の基地政策の嘱託職員の目視で確認した情報であります。現段階で空母艦載機の帰還が始まったという情報はないわけでありますが、引き続き情報収集に努めていきたいなと考えております。

記者 別件にはなるんですが、この後、岩国市の市民団体の方々が騒音低減を求める請願署名を午後から2万6千名分を集めて、中四局の方に提出に行かれるのですが、そうした声が少なからずある、署名も一定数集まる、こういった声を、市長として市としてはどういうふうに受け止めて、対策を含めてどういうふうに扱っていきたいか、ということを。

市長 市民、団体の方々がそういった騒音に対する苦情等の署名を集められたということは承知をしておりますし、本日ですかね、中国四国防衛局の方に持っていかれるんでしょうかね。私といたしましても、団体の方とも色々調整をさせていただいておりますので、また日程が整えば、私の方もそういった方ともお話をする機会を持ちたいなと思っております。
記者 騒音軽減に向けて市として取れる対策、具体策であったり抽象的でもいいので、何かありますか。

市長 これまでも航空機騒音の軽減につきましては、防衛当局のみならず、米側の方とも色々協議等進めておりますし、また一昨日、ご承知のように、基地内におきましては、ファースト司令官が交代されまして、新しくルイスさんという司令官が着任をされました。昨日は式典がありましたので、多くの会話は出来ておりませんが、また近々のうちに新しい司令官とも、また少し時間をとって、色々これまでの取組なり今後の取組につきましてもしっかりとお話をさせてもらいたいというふうに思っておりますので、その中で軽減措置等につきましても、米側の方にも配慮してもらえるように、私からは話をしていきたいなと考えております。

記者 最後に、お盆期間の成果といってはあれですけれども、減っている現状があるなかで、そうした声が一定数は必ず残る、そこの理由というのは、市長としましては、どのように考えておられますか。

市長 航空機がある以上は騒音がゼロではないということですか。

記者 それもそうですし、それに対して、声をあげられている方が、必ずゼロではないということです。

市長 そうですね。やはり空母艦載機移駐が完了いたしまして、その後1年数か月経過しております。その間、空母が入港しているときのそういった艦載機、空母の運用に非常に左右されるということも、実感として感じておりますし、特に昨年は4月、5月、また出港前の11月等、そういった時期に艦載機の訓練なり騒音もかなり大きいという感覚を私も持っておりますし、市民の方もそういったことで苦情等も寄せられているという認識しておりますので、やはりそういった艦載機の運用に航空機の騒音等を含めて非常に左右されるということが分かっております。今後はその中で、いかに市民生活に影響が少なくできるか、色々な運用パターン等につきましても具体的に軽減措置を取れるような取組みを我々もまた考えていきたいし、また防衛省や米側にもいろんな取り組みを加速してほしいなと思っております。

記者 関連して、山口放送ですが、今日も先ほどスーパーホーネットが10機くらいまとまって帰ってきたという情報もあったりするんですけど、岩国市としては、空母艦載機の動向を市の方に情報提供をということで防衛省の方に求められていると思うのですが、なかなか艦載機の動向が米側もしくは、防衛省の方から市に入って来ていないというところで、市として、どう受け止められていますか。

市長 まずですね、先ほど17日の状況をちょっとお話させていただきましたが、その後の8月20日にはスーパーホーネットが1機飛来、そして翌日21日スーパーホーネットが1機飛来、またC-2が2機飛来、そして昨日ですかね、8月22日はスーパーホーネット3機、そしてE-2Dが2機でありますから、我々とすれば空母艦載機の帰還が始まったという風には捉えていますが、正確な、公式な情報ではありませんが、我々として、情報収集をこれまでもしておりますし、今後もそこはしっかりと努めていきたいなと考えております。

記者 市長選挙が来年の1月に迫っているのですが、市長の御出馬というのは、お考えはいかがでしょうか。

市長 今、色々な関係者の方とも、今後につきまして話をさせていただいておりますので、またしかるべき時期が参りましたら、私の進退等につきまして、またお話をさせてもらう機会を作りたいと思っております。

記者 それは、市議会でですか。

市長 どこでなるかは分かりませんが、市議会になるかもしれません。

記者 28日に山口地裁で、情報非開示の判決がありますけど、これについて市長はどのように対応されるのか、その場で何かお話されますか、判決が出てから。

市長 どの案件ですか。

記者 行政訴訟です。山口地裁の現地実施協定だったかな。

審議監 愛宕のスポーツコンプレックスの現地実施協定の話、情報開示について。

記者 それについてどのように対応されますかね。

市長 その判決を、まず見てみないと何とも言いようがないと思われますので、そういった内容をしっかりと精査させていただいて、しかるべき対応をさせてもらいたいというふうに思っております。

記者 その後で話をするとか、そういったことはないですか。

市長 まずはその内容を見てみないと、ここでなかなか次のコメントはしづらい部分がありますので、それ以上のコメントは控えさせていただきます。

記者 その日に、対応されるということですね。

市長 まず内容を見て、しっかりとした、必要であれば対応していきたいということであります。


Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)