ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 記者会見 > 市長記者会見「南岩国駅バリアフリー化・駅舎移転整備工事の着工についてほか」(令和元年7月30日)

市長記者会見「南岩国駅バリアフリー化・駅舎移転整備工事の着工についてほか」(令和元年7月30日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年7月30日更新
  • 日時 令和元年7月30日 11時30分~
  • 場所 議会会議室

市長 それではまず「南岩国駅バリアフリー化・駅舎移転整備工事の着工」についてですが、本市におきましては、現在、JR南岩国駅のバリアフリー化事業、駅前広場の整備、そして交差点改良からなる南岩国駅周辺整備事業に取り組んでおります。
本日は、当該事業のうち、JR西日本さんが、駅施設のバリアフリー化工事と駅舎の移転 整備工事に着工されることになりましたので、ご報告をさせていただきます。
まずバリアフリー化工事の主な内容といたしましては、こ線橋の新設と、エレベーター2基の整備、そして新しく整備される駅舎内には、多機能トイレや触知図、触って分かるような地図でありますが、これが整備されるほか、音声音響案内装置が構内の4箇所に整備をされます。
次に、駅舎移転整備工事につきましてでありますが、こちらは昨年10月にJR西日本さんと基本協定を締結し、進めてきた工事でございますので、主な内容といたしましては、新設する駅舎の整備と、既存の駅舎の撤去、そして、駅前広場と鉄道施設の間に設置いたします、擁壁工事、これになります。
これらの2つの工事につきましては、互いに関連していることから、JR西日本さんにおいて、調整を図りながら進められていく予定であります。
続いて工事の工程についてでございますが、来月の中旬から、現在の駅前広場内に作業ヤードを設置をし、新しいこ線橋の整備に着手されます。
作業ヤードの設置により、駅前広場内の自転車駐輪場が閉鎖されますが、駅の南側に仮設の駐輪場を設置しておりますので、利用者の皆様方には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
そして、来年度には、新設の駅舎の整備にも着工され、バリアフリー化の各施設の整備と並行して工事を実施し、令和3年春には、新設の新しい駅舎をですね、供用開始される予定というふうに聞いております。
そして、JR西日本さんの工事としては、駅の供用後、既存駅舎の撤去や擁壁工事を実施され、こちらの方は令和4年度に完了される予定であります。
その後は、続いて、市が実施する工事といたしましては、駅の供用後の令和3年度から交差点改良に、令和4年度から駅前広場の整備に着手し、最終的には令和6年春の供用開始を目指して、事業を進めてまいりたいというふうに考えております。
また、本日お配りいたしました資料に、新しい南岩国駅舎の完成イメージ図を示しておりますが、駅周辺の環境や景観に合うデザインとなるよう、JR西日本さんと協議をしております。こちらパネルがありますね、現在のイメージであります。
最後になりますが、工事期間中は、駅利用者の方々はもちろん、周辺の方々には、大変ご迷惑をおかけいたしますが、南岩国駅周辺がより安全で使いやすい交通結節点となるよう事業を推進してまいりますので、改めまして、皆様方のご理解とご協力をよろしくお願いをいたします。
続きまして「アメリカ代表女子ソフトボールチームの2019 JAPAN CUP 国際女子ソフトボール大会に向けた事前合宿」についてであります。
今年の4月に、アメリカ代表女子ソフトボールチームと東京2020オリンピックの事前合宿について協定を締結したところであります。今年度の事業といたしまして、8月30日から9月1日に群馬県高崎市で開催されます「2019 JAPAN CUP国際女子ソフトボール大会」の事前合宿を8月24日から8月28日の期間、絆スタジアムで実施することとなりました。スケジュールにつきましては、別紙のスケジュール予定表をご覧いただきたいと思いますが、現在、公開が予定される内容といたしましては、8月25日の日曜日午前中に ロータスカルチャーセンター内で実施される市内地元スポーツ少年団の子供たちとの交流事業、午後からは絆スタジアムでのトレーニング、そして8月27日火曜日になりますが、午前中に絆スタジアムでのトレーニング、そして夕方の17時30分からトヨタ自動車とのダブルヘッダーです。こちらの方は入場無料となっております。また戻りまして8月26日の月曜日につきましても、絆スタジアムでトレーニングをすることになっておりますが、現時点では非公開の予定と聞いております。今回の合宿は、あくまでも「2019 JAPAN CUP 国際女子ソフトボール大会」で優勝するための事前合宿であると聞いております。これらの計画につきましては、選手のコンディションや天候等によって時間や場所が変更する可能性がございますので、ご理解をお願いいたします。なお、スケジュールの詳細につきましては、フェイスブックやホームページでもお知らせする予定としております。
最後に、「第5回目の岩国架け橋会 in東京」についてでございますが、ご承知の通り錦帯橋空港開港を契機として開催いたしました「岩国架け橋会in東京」でありますが、今回で5回目を数えますが、これまで延べ約900人を超える岩国ゆかりの方々にご参加いただいております。首都圏と岩国の人と人とをつなぐ「絆の架け橋」として大きな役割を果たしてきております。今回5回目の架け橋会は本年の11月1日、東京の上野精養軒において開催予定としております。錦帯橋空港につきましては、開港以来今年で7周年を迎えますが、多くの皆様方のお力添えによりまして開港当初から好調な利用状況が続き、駐車場の増設や 空港の増築による利便性の向上を背景に、予想をはるかに上回るご利用をいただいております。本市におきましては、この空港があることのメリットを活かし、首都圏に在住されている本市出身者で、各分野でご活躍の方々に、アドバイスや情報提供等をいただき、また、多くの企業人との交流を図ることで、本市の産業振興にも繋げてまいりたいという風に考えております。第5回目となる今回も、岩国にゆかりのある産・学・官の各界の方々との形式張らない気軽な「出会いの場」として、また誰とでも気軽に人脈づくりができるある意味そういった「交流の場」として、準備を進めております。どうか皆様方、お知り合いの方もお誘い合わせの上、ご参加をいただきたいという風に思っております。
私からは以上でございます。

記者 南岩国駅なんですけれども、具体的には場所は今の南岩国駅のどちら側に移転するんですか。

市長 今の南岩国駅よりはちょっと南の方ですね、下りですね。

記者 今自転車が置いてある所?

市長 今自転車置き場がありますが、あの辺りに新しい、ちょうど今この建物分かりますかね、既存の建物が。塾とか整骨医さんとか入っています、そちら側の方にちょっと寄る形で、今ちょうど駐輪場になってるスペース。今駅舎はもうちょっとこちら側にありますが、これのちょっとずれる形になります。

記者 メートル的に言うと何メートルくらい?

市長 何メートルずれるということですか?10メートルもいかないね、10メートルくらい今の駅舎から。そんなにすごい離れるわけではないです。構内の中でずれますから。

記者 場所が移転というかずれるという感じ?

市長 そうですね、移転というと遠くに行くイメージですがちょっと横にずれる、移転というよりも移動ですね。

記者 新駅舎の構造と面積って分かりますか?鉄筋コンクリートとか。

市長 構造分かりますかね?

都市開発部長 現在が120平方メートルの駅舎でございますが、新駅舎につきましては約200平方メートルくらいと聞いております。

記者 構造は?

都市開発部長 構造についてはですね、鉄骨造と聞いております。

記者 既存の今ある南駅舎を使いながらその横を囲ってその中で工事するっていう事ですよね。

市長 そういうふうに聞いております。既存の駅も新しい駅ができるまでは利用しなきゃいけませんので。

記者 仮設の駅を囲って?

市長 仮設の駅は作るっていうことは聞いておりません。

記者 既存を使いながら、横で工事をすると。出来たら既存の物を壊すと。

市長 そういう事です。

記者 200平方メートルは鉄骨造の2階建になるのですか。

都市開発部長 2階建ではなくて、エレベーターで上に上がってこ線橋で反対側のホームに行くというそういうイメージです。

記者 今の200平方メートルは延床でなくて、1階部分の駅舎の部分と認識してよかったでしたか。

都市開発部長 はい。

記者 交差点の改良工事とか、市がやる部分の工事も今市長が触れられましたけれども、その辺の所で改めまして、どういう所を、どれぐらい予算がかかるかを明確にお答えください。

市長 市が実施する駅前広場と市道の改良を含めた南岩国駅周辺整備事業ですが、まずJRさんとの負担も含めると、まず整備費、全体ですが現段階では23億円程度になると見込んでおります。その中で、細かいのは、端数言っちゃってもいいですか。

記者 大体の規模で大丈夫です。端数はどうでもいいです。

都市開発部長 総事業費につきましては、今見込みでございますけど、市長が申し上げた通り約23億1千万くらいを予定しております。そのうち駅舎につきましては、3億7千万。それから、バリアフリー化につきましては、主に国、市、JRの負担になりますが、6.7億円くらいを想定している所であります。

記者 残りが道路改良という事ですか。

都市開発部長 残りが約12億7千万程度を考えております。こちらについてはまだ詳細の所に至っておりませんので、これも約々という所になります。

記者 これは交差点改良も含めてですか。

都市開発部長 そうです。

記者 23億のうちJRの負担はいくらですか。

市長 JRさんの負担はバリアフリー化と駅舎移転整備を合わせて約2.9億円でよかったですね。

記者 それ以外は市の方で、国、県、市含めて

市長 色んな国の予算のですね、社会資本整備総合交付金等を活用させてもらいながら準備等してきたいと考えてます。
皆さんご存じだと思いますが、少しロータリーが斜めに傾斜してますけど、それが今回国道の同じ高さに下げる、フラットにするという事で、それも大きな今回の目玉かなと思っております。

記者 年間でも1日でもいいんですけど、利用客数は大体どれくらいでしょうか。

都市開発部長 1日平均3600人。

記者 利用は主に学生か。

都市開発部長 学生が多いですけど、あそこに商店街もありますし、工場等にお勤めの方もおられますので一概に学生さんという事ではないです。

記者 既存駅舎にコンビニがありましたよね。新駅舎ではどうなりますか。あれは駅舎としては見ないのですかね。

都市開発部長 新駅舎の中にはコンビニが入るとは聞いておりませんが、付近に何かしろの検討はしたいとお伺いしておいますが、正式にはどこにというのはまだこちらとしては把握していない所になります。

記者 ソフトボールの市内スポーツ少年団の交流事業が調整中と書いてあったのですが、大体どんな事を想定しているのか。

文化スポーツ担当部長 体協を通して現在募集とか内容を計画している途中でして。

市長 今回日本側が一応夏休みじゃないですか。あとペリースクールが夏休み明けというタイミングになるという風に聞いておりまして、一緒に交流するのが中々難しいと聞いている所ですが、現段階では体協の方と相談して、ソフトボールの関係者の子供たちだけでなく、スポーツ少年団に参加している子供たちも対象にしていきたいと聞いております。

記者 今日の記者会見の内容ではありませんが、先だって参院選がございます。岩国でも開票事務があった訳ですけど、選挙区、比例がありまして、粛々と開票されてまして、後学のために見させてもらったんですが、選挙事務が比例も午前2時近くになったと聞いていますが、選挙区終わって、いわゆる開票事務が全部終わっていない段階で片づけを始めると。いわゆる開票台、卓球台を活用しておりましたが、片づけるという事をしているのは、開票事務が終わってからやる方がいいのかなと、私としては不思議に見させてもらいました。というのは選挙結果が確定までに片づけを始める自治体をまだ見た事がなかったので、良い悪いは別にして、市長の受け止め方、どんな風にお感じになるのかという事をお聞きしたいです。

市長 選挙事務は早いに越したことはないんですが、まずは正確に開票作業をする事が求められると思ってますので、今回の参議院選挙におきましては、そういったミステイクはなかったというように聞いておりますので、その中で職員も手際よくその辺の片づけが、片づけが本当に片づけなのかある意味整理しながらスムーズに作業をしていたのか、その辺の流れが、正確性だけを確保すればいいのかなと思いますが、その辺総務部長、何か見解がありますか。

総務部長 選管じゃないのであれですが、基本的には開票事務とか中で集計事務とか色々ありますので、当然すべての票を開けば、そこの開票事務はある程度は若干まわりますけど、終わった所から片づけていくという事で、そうしないと全員が最後まで残って片づけるような形になりますので、その辺はやはり経費の面からも当然終わった者は帰るという事で。

市長 開票作業に影響しない所でそういった作業、片づけなりをするのは全く問題ないと。本来の作業に支障があれば問題ですけど。

総務部長 職員も時間外がありますから、そこは無駄な経費はかけないというような事は必要なんだろうと思いますけど。

記者 その辺は理解してます。僕が思ったのは、記者席があって警察も見ている訳ですよね。その前を卓球台がダーっといく訳ですよ。そうするとそもそも警察官は何のためにそこにいるんだと思ったりしました。
見る監視といいますか、監視という言い方は少し語弊があるかもしれませんが、選挙事務が適正に行われるために警察官も現場に来ている訳で、その前で片づけをされると見る事が出来ない訳です。なので、どうなのかなと感じたもので、お聞きしたという訳です。
ただ、経費削減や終わった人は早く帰る等、次の日も勤務がある訳ですから、そういう状況は理解しております。以上です。

記者 市長、来年選挙ですけど、まだ出馬表明等はいかがでしょうか。

市長  9月議会も近付いて参りましたので、今、後援会の方とも色々お話させて頂いておりますので、それにつきましては、どこかのタイミングで、そう遠くないタイミングで意思表示をさせてもらいたいと思っております。

記者 この後、宜野湾市の松川市長と意見交換されると思うんですが、どのような意見交換にされたいのかというのと、普天間基地からはKCが移転してきてますが、同時に合意された普天間の全面返還の先がまだ見渡せないという状況が続いていますが、改めて市長のご見解を伺ってもいいですか。

市長 まずは今回、宜野湾市の松川市長が今日午後から岩国市の方に訪問されますので、お待ちをしている立場であります。
今回は冒頭、頭取りの方も予定させて頂いてますので、まず今回の来岩につきましては、宜野湾市の松川市長から岩国訪問の意義、目的等につきましては、お話があろうかなと思っております。
私としましては、基地が所在する首長同士、色んな話をざっくばらんにさせて頂けたらなと思っておりますので、それは会談が始まってから、そういったやりとり、相手がいらっしゃる中でのやりとりにさせて頂けたらなと思いますが、有意義な場になればなと思っております。

記者 普天間の見通しが立っていない状況、KCは移動してきた訳ですけど、同時に合意された普天間の見通しってまだ立ってないと思いますが、市長の受け止めを伺っていいですか。

市長 普天間の見通しがたっていないというのは、我々は感じておりませんし、これまでの国からの説明の中では、見通しはこれまで通りだと聞いております。

記者 日韓関係の悪化でここの所影響が出ている所がありますが、岩国市内で把握されているものは何かありますでしょうか。

市長 今の色々な報道等で日韓の色んな自治体どうしの交流事業等がちょっと延期になったり、とか中止になったという報道は目にしておりますが、ここ岩国市におきましては、そういった影響が具体的に出てきているという事は私の方には報告が上がってきてはおりません。

記者 岩国大竹道路なんですが、ボーリング調査が今日から再開されたわけなんですが、住民側と国・県・市、行政側の話し合いがなおこう着状態で進んでいない、という印象なんですが、住民サイドからは直接市長の説明を求めるという意見ですね、かねてからあります。
そのあたりは、どうなんですか。

市長 まず、室の木台の自治会の方々とはですね、近いところで7月25日にもですね、対話の場をもったところでありますが、まあ、ご承知のとおり、先ほどのお話のようにですね、調査等につきましては反対であるという姿勢には変わりはなというふうに聴いております。
私としましてはですね、議会でも、また地域の方々の声というのはしっかりと職員の方から随時報告を聴いておりますので、まず市としてはですね、必要な調査を行った上で、住民の方々のそういった不安をもっていることにつきまして、不安を払しょくするために、まず安全・安心の対策ですね、まず安心・安全の対策をしっかり国にですね、対策を検討してもらうという、この必要性はしっかりと国から市、地域の方々にはさせてもらいたいと思っていますので。
そういった中で、タイミングをみて、地域の方々とも、また私もですね、そういった場がもてればな、と思っております。

記者 タイミングをみて、というのは、どのようなタイミングをお考えですか。

市長 まず今はですね、国または市の担当の職員の方から今回の調査の必要性についてしっかりと地域の方々に説明をさせていただいてます。なぜこういった調査をしなきゃいけないのか。それはやはり、皆さん方が持っている不安をですね、解消するために、その検討材料となるための調査でありますので、この必要性をしっかりと繰り返し説明をさせていただいておりますので、なかなか今、現場では平行線であると聴いておりますので、そういった中で、私がまだ、皆さん方にお会いする材料につきましても、そこではもう同じやりとりになりますので、次の段階、調査の段階でですね、ある程度の検討材料が揃った段階で、しっかりとまたお話しもさせてもらいたいなあ、というふうに考えております。

記者 それはまあ、たとえばボーリング調査終了後とか、何か一つの目安に、ありますか。

市長 そのへんはまた国の方とも協議したいと思いますが、まあ、いろんなタイミングがあろうかと思います。

記者 いずれにしても、住民の皆さんとは直接お会いしてお話ししたいということですか。

市長 まったく、私が拒否するものでもないと思いますので、はい。

記者 それはもう遠い将来の話じゃないよね。

市長 そう思いますね。

記者 近々の話ですよね。たとえば来月とか、秋とか。

市長 それはまた調査の進捗を見ながらですね、検討させてもらいたいと思ってます。

記者 はい、分かりました。

 


Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)