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市長記者会見「錦帯橋の健全度調査強度試験について」(令和元年6月26日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年6月26日更新
  • 日時 令和元年6月26日 11時30分~
  • 場所 議会会議室
  • 担当課 広報戦略課広報班

市長 本日は、「錦帯橋の健全度調査強度試験」について、お話しをさせていただきます。錦帯橋のですね、5年に1度の健全度調査強度試験、これを8月5日(月曜日)から9日(金曜日)までの5日間実施いたします。この調査は、学校法人早稲田大学理工学術院総合研究所の協力のもとに、錦帯橋の「振動測定」や「たわみ測定」などを行います。皆さん御承知の 岩国高等学校の生徒約130人に「重し役」として調査に協力していただきます。その「たわみ測定」は、8月8日(木曜日)8時30分から12時までを予定しております。各測定実施時はですね、錦帯橋において、10分程度の一時的な通行規制を何度か行いますが、健全度調査の内容や方法をお知らせするリーフレットを作成し、入橋される方にお渡しするとともに、市のホームページとか各種広報媒体を使ってPRや周知を図っていくこととしています。以前の測定では、私も高校生と一緒に参加したこともありますが、今回もできる限り、参加できればと考えております。また、今回初めての取組として、岩国高等学校の生徒が錦帯橋に乗る、いわゆる「たわみ測定」を行う時間帯に、錦川に渡し舟を2艘運行する予定としております。渡し舟の方は、岩国市観光協会の鵜飼事務所にお願いし、錦帯橋入橋券をお持ちの方を対象に、お急ぎの方や、調査の様子を違った視点からご覧になりたい方のために運行いたします。乗船された場合、調査の様子をですね、今までにない新しい構図で写真に撮ることができるというふうに思っております。市といたしましては、5年に1度の調査でありますので、「いつもの錦帯橋を見ることができない」とマイナスに捉えていただくのではなくて、「錦帯橋を守り将来に確実に引き継いでいく」という「思い」を皆様に感じていただく契機としたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。なお、健全度調査として、その他にはですね、「老朽調査」も行いますが、これにつきましては、本年の12月頃を予定しております。詳細が決まりましたらまたあらためてお知らせをさせていただきます。私のほうからは以上です。

記者 130人とのことですが橋には荷重的にはどれくらいかかっていることになりますか。

市長 荷重ですかね、担当の方でわかりますか。130人分の荷重の大体の重さ。

錦帯橋課長 換算での数字になりますが、試験的には荷重を6トンに計算して調査を進めて参ります。

市長 振動調査というのが、橋の上で人が歩いたり、走ったり、跳んだりした場合の揺れ具合を測定いたします。

記者 ぴょんぴょん飛び跳ねたりとか?

市長 ええ、走ったり飛んだり跳ねたりそのような動作を早稲田大学の先生の合図によって、それをしながら測定機によりデータを取ります。

記者 初めてということで渡し舟を運行するということなんですけど、これは鵜飼い広場の雁木と鵜飼乗り場の間を往復するという形ですか。

市長 そうですね。あの間を急ぐ方とか、ちょっと下からその風景を眺めてみたいという方を対象にしています。

記者 途中、違った形で見たいという人が乗った渡し舟は、何分間か止まってくれるわけか、ただ行く間に見なさいということ?

市長 その辺はどうなんでしょうね、臨機応変に対応してくれるでしょう。急ぐ方もそんなに急いで行くということもないと思うので、真ん中辺りでもね、いいスポットで止まっていただいてそこで写真とか撮られればそれは一つのサービスとして、そういったニーズがあると思いますので柔軟に対応していただけるように鵜飼事務所の方にもお話しさせてもらいたいと思います。

記者 10人乗りの鵜飼の渡し舟でしょうか。

錦帯橋課長 18人乗りになります。

記者 今の話ですね、強度試験をした後でどのようなことをされるのですかね。結果というのは出るのでしょうか。

市長 いままでも、5年に1回強度調査をしていただいていますので、その結果はまた錦帯橋の保全、保護にデータ的なものを活用させていただいております。

記者 それは発表されますか。

市長 その調査の内容ですか?これどこまで発表されるんですかね、大学の調査の内容は。

錦帯橋課長 これまで大学の方に委託するようになりますので、強度試験から・・・調査ということで取りまとめた報告が提出されます。それについて市の方でそれ以降の錦帯橋の管理ということで内容を反映していくことになっています。結果のお知らせとかっていうことについては、あまりしてないのではなかろうかと思いますが、これについては確認させていただければと思います。

記者 これだとイベントになってしまうんですよね。そのまま強度試験をされてということで、今までの調査はどのようだったのか。どのようにまとめられているのかというのはあるんですか。

市長 ありますよね、私見た記憶はありますよ。今日持ってきておりませんが健全度調査によってまず強度がちゃんと保たれているかどうかとか、その辺の安全値というか数値的なものは確認を5年前ですけどね、させていただいています。それの基本的な市が調査を発注・委託しますので、調査の結果はかなり専門的ではあるんですけどいただきます。それで市の方で問題があれば今後の錦帯橋の保存に向けて必要な対策をしていくという基礎的なデータにもなりますので、これ一つのイベントではなく、どっちかというと定期的な必要な調査でありますので、これはしっかりとした専門的な測量とかデータを基に我々がまたそこから然るべき対応をしていくための調査に使わせていただきます。

記者 せっかく市民が参加するわけですから、その結果というのを出されて、市長だけが持つんじゃなくて情報を、公のものにした方がいいと思うんです。他にも専門家がそれを見て感じることもあるでしょうから。これだけだと今まで何をやってきたのかというのも分からないですし、今までの結果変わったのがあるのどうかですね。

市長 今までの調査結果あるでしょ。

課長 5年おきにやっておりますので、その結果から錦帯橋がどのように変化しているのか、現状の安全性はどうかということを検証しております。

記者 ということは市長、それ発表された方がいいと思いますよ。

市長 そうですね。

記者 まとめてどのように変わってきたかというのを。

記者 確か錦帯橋の専門委員会の中で発表してるんじゃない。報告してますよ。してなかった?何回か記事にした覚えあるよ。

記者 うん。わたしも原稿かいてますね。

市長 5年前のデータと今回のデータがどういう風に変化しているとか。そんなのも今回だけではわからないので、前回と比較してどうなのか検証しないといけないと思うんですよね。

記者 概要版が出てたような気がする。

市長 ちゃんとまとめたのがかなり専門的な内容で分厚いから。それはちゃんと概要版にしないと分かりづらい部分もあるのでそれはまたそういった作業は。前回もしてるよね?

産業振興部長 していると思います。

市長 ちょっとよく確認して。

産業振興部長 わかりやすいような形にして報告いたします。錦帯橋課のほうで。

記者 いつぐらいになりますかね。

市長 今回12月にもやるんですよ。さっきお話したように老朽調査っていうのが健全度調査の一つとして12月にやるんです。前回はもっと早かった、9月頃にやったんですけど、ちょうどその頃って観光シーズンに入ってるので。紅葉とかあるじゃないですか。そういった観光シーズンに足場を組んで錦帯橋を囲っちゃうといつもの錦帯橋を見たいのに来たんだけど中々写真撮っても足場が写っちゃう、ということで5年前そういうのがあったんです。ということで今回秋のシーズンをちょっとずらして12月くらいにある程度観光シーズンをちょっと過ぎたくらいにやった方がということで時期を考慮して今回は遅らせましたので。最終的にまとまるのは12月の調査が終わってからデータをまとめることになります。

記者 12月の老朽化調査は内部の腐食度を調べるんですか。

錦帯橋課長 構造材の現状を早稲田大学の方で調査してもらいます。

記者 当然腐食具合も調査対象?

記者 何項目くらい調べるのでしょうか。それともどれくらい古くなっているのかを調べるのでしょうか。

錦帯橋課長 木材の老朽化ということになりますので、調査の項目は部所部所の状況に応じて変わってまいります。目視から始まりまして最終的には木材の中に貫入試験を行っていくという流れを思っておりまして、早稲田大学の方でその過程を調査していくという流れになろうかと思います。

記者 実際の中の様子も調査されますか。例えば穴を開けたりはしないでしょうが。

錦帯橋課長 部所によっては特殊な器具を貫入するところもありますが、全部がそのような調査ではなくて構造材の場所によっての状況になろうかと思います。

記者 こないだの米兵の事故ですけど、市として対応することは何かあるんでしょうか。

市長 こないだの車両事故の件でしょうかね?

記者 そうです。

市長 市といたしましては、米軍の法務部の方と当該関係者の方が色々協議をされておられると思っておりますので、市の方にも色々問合せ等がありましたので、適切に窓口の紹介などアドバイスなど適切に対応させていただいておるということを報告を受けております。

記者 それだけですか?こないだ一般質問でその話が出まして、ファースト司令官と話をしたということでしたけども、その時に謝罪とかそういったものは無かったんでしょうか。

市長 ファースト司令官とは、6月14日頃電話で話をいたしまして、この時はですね、川下のコンビニの車両の事故、他にも駅前の繁華街の花壇とか、広島での暴行事件等含めて、まず司令官の方から昨今起きている米軍関係者の事件・事故等について遺憾であるという謝罪の言葉が私にありました。その中でそういったことがたて続けに起きているということで、何らかの基地内での安心安全に対する取組が何か変化があるのでしょうかという問いかけに対しては、米側の方ではこれまでどおり、色々なプログラムを実施してきていると、間引いたり回数を減らしたりとかそういったことはないということでありました。ただ事件・事故が起きている中で、基地としてもしっかりと教育なり綱紀粛正についてはしっかりとやって欲しいということを私の方から申し上げたところであります。

記者 それで終わりですか?

市長 司令官は、それは理解したとのことでありました。

記者 その後はどのようになってるんでしょうか。つまりあの後しばらくしてですね、例えば安全運転講習だとかもずっとやっていたのが途切れました。応募者が一人だけだったということだったんですけど、そういったそのアメリカ側の姿勢が事件・事故を重く受け止めるという感じがあまり感じられないんですけれども。市としてはせっかく開いているのに、そういうものに出て来いとかそういったことは言えないんですか。

市長 セーフティドライビングスクールの件だと思いますが、これは今までに3回ぐらいやっていますかね。4回目がこの前やったんでしょうかね。30年度3回、31年度1回、4回やっておりまして、前回私が聞いておりますのは参加者が少なかったということで一回流れたと聞いています。これまでの計4回の中では、参加者からは「非常に参考になった」「有意義だった」と高い評価を得ておりますので、これは継続してやっていこうということで米軍側と話をしております。やはり今多くのドライバーがいますのでぜひ市とすれば、こういったプログラムに積極的に参加して欲しいということはしっかりと米軍の関係者にも呼びかけをしていきたいし、中でもしっかりと参加を募ってもらいたいと思っております。

記者 それだけですか?希望されてるっていうだけで向こうに伝えないと。

市長 それは伝えます。そういったことを伝えたいという風に思っております。

記者 それはどのように思われてます?先ほどの錦帯橋の話にもありましたけれども、イベントになってないか。つまりこれをものすごく重く見てるんであれば、きちんと出てやるようにそちらから言うということはできないんですか。

市長 記者さんは実際にドライビングスクール見られました?

記者 いつのですか?

市長 過去4回の。

記者 1回行きましたね。

市長 あれをイベントとして見られました?

記者 最後に教習所から出された賞状みたいなものはどうもよく分からないなという気がしました。つまりあれが何か法的なものがある訳でもないですし、日本の免許でそれを取得したものでもなわけですよね。何の意味があるのかというのは感じました。

市長 まあいろんな受け止め方があるんでしょうけど。

記者 本来ならばドライブの技術、日本との違い、アメリカとの違い、他の国との違いということを知るためのものだと思うんですけれども。

市長 私は非常に意義があるものと思っていますが、逆に記者さんはイベント的なものという認識でいらっしゃるのに、でもあれをやるべきだっていうことは整合性がとれてないように。

記者 そうではない。それを利用してきちんと知らしめることができるんじゃないでしょうかということです。日本のルール、それとあの事件・事故を重く受け止める姿勢、そういったものが分かるんではないですか。

市長 今回の事故は日本の交通ルールへの理解が不十分で起きた事故ではないと思うんです。ただやはりその他交通事故が無いように、そういったセーフティドライビングスクールというのは非常に有効であろうと思っていますし、岩国警察署の交通課の方々も、非常に資料も実際に事故が起こり易い岩国の場所の、交差点とかちょっと複雑な日本人でも中々分かりづらいような事故が起こり易い所の動画とか写真で説明をしながら講習してもらっていますから、参加者からは非常にこれはいいということでありましたので、是非それはもっと積極的に参加してもらいたいということは、私の方からも米側にしっかりと伝えていきたいという風に思います。

記者 議会の中でも取り上げられたんですけど、聖火リレーの参加者募集、情報が入り次第すぐ公表するっていう、周知するって言ってましたけど。今のところもう日にちがあまりないようですが、まだ何も県の方からは言ってきてないんですか。

市長 担当がいないねここに、スポーツ推進課が。たしか7月1日からポスターなど色々啓発するっていう話を聞いていますけど。

記者 何も報道資料も出てないですし、市のホームページにも載っていないんでどうなって、議会ではすぐ周知するって。

市長 山口県ランナーの募集の分ですよね。

記者 そうです、今のスポンサーがやってる分じゃなくて、県の実行委員会が募集しているやつです。

市長 あれはだから今、企業は企業でスポンサー企業が募集されてますから。あれけっこう企業と県が募集するやつがごちゃ混ぜになってる感じになってるので、市からの推薦っていう枠もあります。県の方で山口県ランナーの募集っていうのもあるし、あと民間企業さんの先ほどの募集もありますので、その辺もちょっとしっかりとした周知をしないと混乱を招きそうですから。

記者 けっこう走りたいんだけど募集のやり方が分からないんです、推薦があるんだったらそっちに応募したいっていう声を聞くんですよね。議会でもああいう答弁をしてたんだけど、今だに何も出ないんでどうなっとるんかなと。

市長 たしかにそうですね、今日もう26日ですからね。

総務部長 また担当に聞いてお知らせします。

記者 お願いします。

市長 ただ7月1日から始まるんだからその前にお知らせしとかないと。すぐに記者クラブの方に。

記者 色々窓口があるみたいで複雑なんで市民の方も走りたい人はどうすればいいのっていうけっこう問い合わせがあるので。

市長 そうですか、分かりました。


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