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市長記者会見「婚姻届特別窓口設置について」(平成31年3月26日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年3月26日更新
  • 日時 平成31年3月26日 11時30分~
  • 場所 議会会議室
  • 担当課 広報戦略課広報班

市長 本日は3件お話をさせていただきます。まず最初に「婚姻届特設窓口設置」についてでありますが、ご承知のように新元号の発表の日が近づいてまいりましたが、新しい元号の初日となります5月1日は休日でありますし、暦もですね「大安」であることから、「当日に婚姻届を提出したい。」との問合せが 既に数件寄せられております。婚姻届の提出が集中することが見込まれておりますので、通常ですね、休日や時間外における婚姻届の受付は、本庁・総合支所の守衛室で行っておるわけでありますが、当日は、守衛室だけでは対応が困難となることも予想されるために、住民サービスの観点からも、本庁の正面玄関を開放して、9時から17時までの間、1階の正面ロビーに婚姻届の特設窓口を設置いたします。記念日となる日を気持ちよくスタートし、いつまでも当日のことを記憶に残していただけるよう、結婚をお祝いするメッセージカードの配布や撮影用パネルを用意し、希望される方には、記念写真の撮影を行うことというふうにしています。婚姻届特設窓口設置につきましては、4月1日号の「広報いわくに」のほうにも掲載して、市民の皆様にも周知を図っていく予定というふうにしております。
 次に2件目のですね、「優待乗車証で利用できる防長バスの対象区域拡大」についてお話をさせてもらいますが、現在いわくにバス、生活交通バスについては、1乗車あたりの運賃は、敬老優待乗車証で100円、そして障害優待乗車証で無料というふうになっております。また、防長バスについても、1乗車あたりの運賃は同じですが、利用できる対象者と区域が限定されている区域がありまして、具体的には、南河内地区に居住する方のみを対象とし、廿木バス停から錦帯橋バス停までを優待乗車証で利用できる区間としておりました。これまでも、防長バスについては、同じ沿線の防長バス路線で、優待乗車証制度が適用されている区域とそうでない区域があることから、利用区域拡大の要望がこれまでも寄せられていたところであります。こうした状況の中で、市としましては、昨年3月に策定した「岩国市地域公共交通網形成計画」の中でも、「高齢者等福祉優待乗車事業」等の制度を充実するため、公共交通体系や高齢者等にかかる福祉施策等の整合性を図りながら調整・検討を行い、この度、優待乗車証を利用できる防長バスの対象区域を拡大することといたしました。この度の制度では、防長バスについては、4月1日より、全市内に居住する70歳以上の敬老優待乗車証をお持ちの方又は、障害優待乗車証をお持ちの方は、優待乗車証の利用区間を岩国市内の全区間とし、具体的な対象区間は、周東町の鳴川バス停から、岩国駅前バス停までとなります。これによりまして、高齢者及び障害者の皆様にとって交通の利便性が向上し、利用が広がるものというふうに考えております。
 最後に、「東京2020オリンピック女子ソフトボールアメリカナショナルチームの事前合宿」についてでございますが、ご承知のように昨年千葉県で開催されました世界女子ソフトボール選手権大会ではアメリカチームが見事優勝を果たし、2020東京オリンピックの出場権を獲得したわけでありますが、この度正式に東京2020オリンピックの事前合宿地を本市に決定したい旨の申し入れがあり、来月4月4日に協定書を締結するという運びになりました。これを受けまして、アメリカソフトボール協会のジョン・グァベア会長とチームディレクターの方が本市を訪れ、4月4日の午前11時より、絆スタジアムにて締結式を執り行う予定というふうにしております。本市としましては、昨年の世界選手権の事前合宿の受け入れを契機に、これまで積極的な誘致活動に取り組んできたところであります。この喜ばしい一報を受けまして、あらためてこれまでご尽力くださいましたサクライさん、在福岡米国領事館首席領事でありますが、またアメリカ米軍岩国基地のですねファースト司令官はじめ関係者の方々、ソフトボール協会多くの方々のですねサポートなくしてはこういった結果になってないと思っております。多くの方々のご支援に対し、あらためて感謝の意を申し上げたいというふうに思っております。市としてもですね、万全の受け入れ態勢でおもてなしができればと考えておりますので今後ともよろしくお願いいたします。私のほうからは以上であります。

記者 ソフトボールの件で、具体的にもういつ頃からどのぐらいキャンプするというのは決まってるんですか。

市長 2020年ですか。その辺ちょっと担当の方でわかる範囲で。

文化スポーツ担当部長 オリンピックの試合の方がですね、開会式前の7月22日から開催されるわけですけども、その前に一度東京に入りますので、7月15日からの約一週間から十日くらいがここのキャンプ実施日になろうかと思います。

記者 その時は前回の去年の合宿のように市民への公開とかそういった交流事業とかっていうのはあるんでしょうか。

文化スポーツ担当部長 はい。前回と同様にですね、そういった交流の機会も設けたいというふうに思っております。

記者 それともう一つ、ソフトボールだけでなく今フェンシングの方も誘致していると思うんですけど、そちらの進捗状況はどうでしょうか。

市長 フェンシングはご承知のように先般、四か国の合同合宿がありました。そののち中国の方の大会で今回合宿に参加された方々が素晴らしい成績を収めておられます。また今回アメリカチームの監督の方とも色々今回のロータスカルチャーセンター等の施設について非常にいい施設だということで色んな高い評価を得ているというふうに感触を得ております。今後具体的にまだ今回のソフトボールのように事前合宿の誘致がまだまだ決定はしておりませんけども、今後も積極的に合宿誘致の方向に向けてフェンシング協会と共にですね、取り組んでまいりたいと思っております。

記者 愛宕スポーツコンプレックスについてですね、審査請求がこないだ出てました。それでそれについての裁決が市から出されましたけれども、その時にですね、事前に審査される時の答申がありましたけれども、あれに付言がついてまして、それでそれぞれの関係者で話し合ってというような内容が書かれてました。これについて市としてはどのようなことを考えてらっしゃいますか。何かあの付言をどう受け止めたかということですけどね。

市長 今日3つの私の記者会見の内容とあまり関係がないようにありますが、他の記者さんよろしいですか。

記者 じゃあ先にお伺いします。婚姻届でちょっと気になるのが撮影用パネルというのは具体的にどんな物になるんでしょうか。

市長 あのですね、何と言いますか、インスタとかフェイスブックでこういうのがありますよね。こうパネルを持って顔が…顔だけでしょ。

記者 観光地にある顔出しパネル?

市長 いやいや、顔だけでなくて。今日間に合わなかったんですよ、まだ作成中でありまして。ちょっとこれぐらいの四角いやつで、そこに二人が乗せるといいますか、顔を出すというか上半身ですね。よくあるじゃないですか。分かりません?

記者 ピンとこない。

市長 インスタとかフェイスブックのバックパネルみたいな感じで、そこに上半身なりが出ると。

記者 フレームっていうやつですか?

市長 フレームですね、それです。それを用意して岩国らしい錦帯橋とかそういったイメージも分かるようにしながら幸せなハッピーなイメージが出せるようなフレームを今作成中であります。

記者 これは希望者は全員?

市長 はい、希望者の方にそこで対応できるように。

記者 市の職員さんが写真を撮る?

市長 はい、市の職員で対応させてもらおうと思ってます。

記者 それは無料ですか?

市長 もちろん無料です。婚姻届の方も同じような記念のですね、婚姻届も今考えております。

記者 用紙ですか?

市長 用紙です。

記者 メッセージカードっていうのは市長の方が何かコメントを書いてあるわけです?

市長 いや、コメントは。もうありますか、基本形は?

市民生活部長 ちょっとまだできてないんですけども、5月1日からこの日に限らずずっとメッセージカードの方は婚姻届を出された方にお配りしようというふうには考えております。ちょっとまだ内容が詰め切れておりませんのでどんな物になるか分かりませんがお祝いの言葉とあとそこに写真を貼れるようなスペースを設けたいなというふうに思っております。

記者 そのお祝いの言葉っていうのは市長が直筆で書く?

市長 そこは今からちょっと検討していきたいと思います。今までこういった特設窓口設置はですね、過去やったことないんですよ。今回初めてこういった形で特設窓口設置になりますのでしっかりと間に合うようにまたいい内容にしていきたいと思ってます。もうしばらく時間があるので準備していきたいというふうに思っております。

記者 すみません、ちょっとこの3件には関係ないんですが、艦載機移転から1年が経って知事会見でこないだ話が出ましたが、県の方でもまとめをしたいという話、検証したいということでしたけど、市としても1年経ったらという話をされてたと思うんですけど、具体的な対応というかですね、どういった検証の仕方というか、ありましたら教えてください。

市長 記者さんいいですか、先にこっち答えて。

記者 ええ。

市長 空母艦載機の移駐が完了して1年がですね、経過しようとしています。この前知事の記者会見での発言、承知しておりますので。この1年間のですね、騒音状況の取りまとめにつきましては、県の方と協議しながら取りまとめ、また検証し、そういった調整が整い次第公表していきたいといふうに考えております。

記者 具体的には何をされるんですか。

市長 これまでの騒音状況等のデータの整理とか分析を行いまして、県との協議をし、共通認識に立った上で速やかに公表していきたいというふうに思っております。知事の方からは時期的なことも4月中旬ということで、お示しされておりましたが、4月中旬以降、状況が整い次第、そういったことになろうかなと思っております。現在そういったことで今調整をしております。

記者 それは騒音についてですね。

市長 そうですね。騒音について1年間の騒音状況のとりまとめと検証について行っております。

記者 他に検証することというのはあるんですか。この1年。

市長 今回は、主に騒音をですね。そっちの方の検証をとりまとめて、結果によっては必要な措置をしっかり求めていくということになろうかなと思います。

記者 受け入れる時にはですね、条件として43項目がありました。あの中でまだ達成されていないものもずっとあると思うんですけど、騒音以外にもですね、事件事故についての安心安全対策だとか。そういったものについては、どのように検証されるおつもりですか。

市長 今回、ご承知かもしれませんが、30年度、まもなく終わりますが、これ警察の方からの情報でありますが、30年度はいわゆる刑法犯が0で良かったのかな。

基地政策課長 はい。

市長 0であります。そういったことも聞いております。

基地政策課長 30年です。

市長 30年度ね。

基地政策課長 30年です。

市長 30年か。

基地政策課長 はい、1月から12月です。

市長 すみません。1月から12月までの30年で区切りますと、米軍関係者による刑法犯は0ということでありますので、そういった日ごろから安心安全に関するパトロール、またブリーフィング、また自動車学校の協力を得ながらそういったセーフティドライビングスクール、こういったこともやっておりますので、こういったことも検証、今回の検証は、あくまで騒音に特化した所で検証をしていくということでご理解いただきたいと思います。

記者 関連して、県と協議してというふうに仰ったと思うんですけど、何かそれは県と共同で検証結果を発表されるということですか。

市長 発表の仕方とかはですね、そこまでちょっと今詰めておりませんが、しっかりと共通の認識を持たなければいけませんので、市が独自に付けている騒音測定器もあります。そういったこともしっかりと分析・整理をしてですね、県の方と共通認識を持って、ほぼ同時期になると思いますがね、発表していきたいと。ですから、どういった場で、どういった形でそれを公式にお知らせするか、これもちょっと今からその辺も含めて県と調整していきたいと思います。

記者 改めて、移転完了から1年になると思うんですけど、移転完了初年度の市長としてのお受け止めと、あと今話が出た騒音測定結果に対し、苦情の件数が沖合い移設後最多になることが、もう確実になってると思うんですけれども、そこについての市長の受け止めを聞かせてください。

市長 今回1年間の空母艦載機移駐後ですね、移駐後の1年間をいろいろと我々的にも分析しますと、やはり3月移駐後の次の月の4月・5月ですね、これにつきましては、やはり新しい運用が始まったということで、かなり移駐前に比べますと、騒音状況につきましては増大しております。その後艦載機が離れた6月以降は、4月・5月に比べると減少に転じてます。ということでやはり艦載機の、空母の運用によって騒音状況が大きく左右されるということは、状況として把握できております。その他総合的に見ますとですね、移駐の是非をする基準の判断というのはですね、沖合移設の前、滑走路の沖合移設の前と比べるとですね、現時点では、はっきりこれ4月に発表しますが、現時点では場所により差はありますが、全体としては悪化しているとは言えないのではないかと考えてます。私はですね。それとやはり艦載機移駐に伴いまして、軍人・軍属の移動もありました。国の方からは約3,800人の方が移動すると。関係者は全体で1万人を超えると国から説明を受けております。これによりまして、やはり最近、まちのほうに出向いてみましても、スーパーとか飲食店、また学校とか幼稚園におきましても、米軍関係者の方々が、より以前より、かなり多く見受けられると、そういったことは肌で感じております。

記者 肌感覚としてですけれども…

記者 関連して市街に軍関係の方が増えられているということなんですけど、そういった経済面の変化ですね。今回は騒音に特化した分析ということなんですが、今後次年度以降で、そういった経済面の変化を何か市として分析したり発表したり、そういった予定は控えてますか。

市長 経済的な所の分析はなかなか難しいんですけどね。これ会議所の方もかなり以前からこういった関係者が増えるということを見越して、いろんな取り組みをしてらっしゃいます。飲食店関係者の方はそういった外国の方が来られるということを前もって色々分析しながら、分析というか予想をしながら、メニューをですね、英語表記に変えたり、併記したりとかですね、いろんなおもてなしの仕方も、接遇もですね、英語での接遇の仕方も学んだり。あと会議所の方でサポートセンターでしたかね、正式名は。サポートセンターも開設されてですね、そういった地元企業さんの窓口も充実されております。そういったことで、先ほどちょっと触れましたが、かなりスーパー・飲食店に置かれましてもそういった方々が市街に出てですね、飲食をされておられると。これはそういった意味では経済効果も出てるんじゃなかろうかと思っております。なかなかどこまで消費があるかという、細かい分析、これできるかどうかちょっと難しい所もあるかもしれませんが、かなり出てきているということは感じております。

記者 現段階では具体的には予定は無いということでよろしいですか。

市長 それ細かい分析ですか。

記者 指標というのは難しいと思うんですけど。

市長 そうですね。なかなか難しいかもしれませんね。難しいでしょこれ。

審議監 難しいですね。経済波及効果のことでしょうけど、いろんな出し方がありますからね。今後検討していきたいということで、今具体的にお答えすることは難しいです。

市長 今、協会ありますからね。例えば宅建協会であれば、不動産関係もかなり軍関係者が借りたりしていらっしゃる。または中古車の方もそういった車販売の方もそういった車をリースなり、買ってらっしゃる方もいらっしゃるし、いろんな分野で経済波及効果があると思うんですけど、これがその数字で計れる所と計れない所がありますよね。例えば、スポーツとか文化とかでもですね、色々交流が深まっておりますので、これ非常にいい意味で効果があると思いますが、これなかなか金額とかで表すことがなかなか難しい。ただ、いろんな子供たちに国際感覚なり英語教育という面では、非常に大きな効果が生まれていると思いますが、これがなかなか波及効果としてね、具体的な数字ではなかなか。将来への期待値とかはありますけどね、なかなか数字で表すのは難しい分野もあるかなと思ってます。

記者 肌感覚ということで言えばですね、前にも脱走兵が逃げて、騒ぎになったこともありますし、喧嘩もけが人も出てるんですけど、アメリカ軍のですね、兵隊が街中でやってるくらい。そういうのもあるんですけど、肌感覚としてはですね、米軍のその犯罪だとか、そんなのは表には出てないでしょうけど、肌感覚としてあるんじゃないんですか、今までとは違ってきた、米兵同士の争いだとかそういったのもある、そのようなものは、どんなふうに考えてらっしゃるんですか。

市長 具体的にそういう喧嘩とか、事件があったんですか。

記者 はい、あります。救急車でも運ばれてますし。

市長 ちょっと、私の所にはそういった情報は。いつですか。

記者 脱走兵があったのは、御存知ない。

市長 それはもうだいぶ、いつでしょうか、ありましたが。

記者 それで、肌感覚として何もないっていうふうに思われる…

市長 脱走兵っていうのは、あれいつでしたかね。

記者 去年です。

市長 去年ですよね。川下で脱走して、川下交番の辺りのほうで取り押さえられたということでありますが。

記者 あの時も市民には何も知らされないっていうことで終わってしまったんですけれども、この不安っていうのは、拭えてないと思うんですよね。

市長 あの時は確か、川下連合自治会のほうにもですね、その後いろいろ情報提供はさせてもらっておりましたが、事前にこういった人が脱走してますよとか、そういったことは確か当時はしてなかったということで、いろいろご指摘はあったのは記憶しておりますが、その後記者さんの肌感覚でいろいろ事件事故、喧嘩が起きてるんだろうっていうのは、それはさんの感覚だと思いますが、私は先ほどこの30年については大きな犯罪は見てないという、まあそういった報告と言いますか、情報は警察のほうからいただいておりますので、具体的に記者さんの方がどういった事件事故があったということがもし分かるんであれば、この場で詳細について、逆にお教え願いたいなと思いますが。

記者 春にも殴り合いの喧嘩やってましたよ。血流してましたけどね。病院にも行ったりしてましたけど。

市長 それは米軍関係者ですか。

記者 そうです。米軍同士です。

市長 米軍同士が?

記者 はい。馬乗りになってました。

審議監 あの、自治会の方からとかですね、或いは料飲組合からですね、米兵が増えたから不安だというふうな、そういった声も挙がっておりませんので、今のことも警察から事件として挙がっておりませんのでね、記者さんの認識がちょっとよく分からないんですけどね。

記者 基地外居住者のですねことも何も出てないんですけど、村田審議監が去年のですね、議会で答弁されてるように、基地外居住者について今まで分からなかったけれども、田村順玄さんですか、質問の中で出てきて、米軍関係者、まあ司令官から実際話を聞いたと。で、どれくらいいるということを言われてたんで、それを質問出された時に、それを突破口にしたいということでですね、その後話合いはされたんですか、どれくらいのものなのか。

審議監 行政情報としてですね、司令官が話されたことを議場で言われたというのは承知しております。その後、公表については、いろいろ防衛省とか或いは米側とですね、協議しておりますけど、やはり従前どおりですね、公表は差し控えたいということでですね、なかなかオフィシャルな形での公表には至っておりません。

記者 じゃあ、あのままの数字で終わってるんですね。

審議監 そうですね。

記者 新たな突破口にはなってないんですか。

審議監 結果として出てないということです。

記者 空母艦載機移駐1周年でいろいろ話出てます。1点だけ聞きたいんですけど、艦載機の移駐が最終的に終わるのは、司令部機能の移駐が終わってからというふうに認識してるんですけど、司令部機能の移駐について、何か情報は入ってますか。

基地政策課長 司令部機能の移転についてはですね、照会したところ、現時点において、国に照会いたしましたらですね、現時点において完了していない旨、米側から聞いているという回答が、国の方から来ております。いずれにしてもですね、国の方はですね、米側から更なる情報が得られ次第、速やかに地方自治体に情報提供して参りますという回答が国からありました。

記者 それはいつごろですか、回答は。

基地政策課長 2月19日です。

記者 まだ移駐は終わってないということですね。

市長 米軍再編すべてが終わったという認識ではなくて、これまで空母艦載機の移駐が完了ということで、表現させてもらってますので、塩村さん言われるとおり、空母艦載機移駐は完了したが、再編としての全体の司令部含めた移駐はまだ残っているというそういった認識であります。また今後、いろんな情報が得られ次第、皆さま方にもお知らせしていきたいと思ってます。

記者 先ほどのお話の中で、43項目の検証をしない限りですね、安心安全だとか、経済効果だとか、全然出てこないと思うんですけど、騒音の解決にしてもですね、それはどういうふうに考えてらっしゃるんですか。今の話だと騒音だけは検証するけれどもっていうことでした。

市長 あの、43項目については、これはですね、今回1年経ったからとかじゃなくて、常に残りの課題については、国と議論もしております。地位協定の見直しを含めてですね、ハードルの高い問題も入っておりますし、今回騒音の軽減ということで、店舗とか事務所への対象の拡大、こういったことも、止まることなく国のほうと協議をしておりますので、それはもう皆さん方ご承知のとおりだと思いますので、あえてこの空母艦載機移駐1年が、今回この1年を契機にと言いますか、節目に検証ということもなくですね、随時やれることをしっかりと国にぶつけて協議をしていくのみであります。

記者 それを基に、あなたは受け入れたんですよね。受入れを表明された訳ですから。それは市民に対してどのようになってるっていうのを常に説明していかなきゃいけないんじゃないですか。

市長 次の会議はまだ決まっておりませんが、市、国、県のですね、3者の基地に関する協議会っていうのが定期的に行っておりますので、こういった中で43項目なり地域振興、その他の課題について、進捗を確認し公表してきておりますので、そういった輪に中でまた43項目の進み具合、その他の項目、課題については、状況説明ができるかなと思っております。

記者 じゃあ努力は続けるっていうことですね、達成に対して。

市長 もちろんずっと努力は続けるって話は、これまでも言ってきておりますよ。

記者 分かりました。

市長 受入れを表明したから、もう何もしないっていうことは、一言も言ってません。

市長 どうしましょうか。さっきの時間、記者さんだけ言われてた答申のやつ。

記者 恐れ入ります。

市長 今回、苦言っていうのが付いてます、確かに。これにつきましては、真摯に受け止めるべきものと考えておりますが、まず審査会の結論としては、非開示が妥当という答申が出されております。処分庁の判断が正しいというふうに認められております。また、これまで米側と公表については協議を重ねた上での判断であります。現時点で、特段の対応をする考えは持ち合わせておりません。

記者 じゃあ、無視するということですか。

市長 いえいえ、真摯に受け止めるべきものというふうに考えております、苦言につきましては。

記者 受け止めて…

市長 受け止めておりますが、結論は非開示が妥当という答申があります。

記者 向こう側に公開を求めていく、公開に向けての努力をするということを向こう側に伝えることは無いんですか。

市長 はい、特段の対応をすることは考えていません。


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