市長 本日は、国際交流イベント「ちかくに いわくにマーケットの開催」についてお話させていただきます。本市では、ちかくに たくさんの魅力があることを「ちかくに いわくに」というキャッチコピーに象徴させまして、魅力的な資源、また充実した子育て支援等を効果的に発信するシティプロモーションに取り組んできております。その一環として、この度、3月2日土曜日に親子が一緒に楽しめる国際交流イベントを愛宕スポーツコンプレックスのロータスカルチャーセンターをメイン会場にして開催いたします。
このイベントは、日米を中心に国籍を超えた混合チームで競い合う運動会で、タイトルは「CHIKAKUNI IWAKUNI FRIENDSHIP GAMES」です。日本では学校行事で誰もが経験したことのある運動会でありますが、多種多様な種目のあるこのような運動会は、世界的には非常に珍しいイベントとなっております。競技種目は、昨年10月にワークショップを開催いたしまして、日本人、外国人の参加者、そして世界各国で運動会をプロデュースされておられます、株式会社運動会屋、屋は屋根の屋です。代表は、本市出身の米司さんでありますが、その方々が考案した、岩国市ならではのオリジナル種目となっております。定員は200名で、現在、参加者を募集しておりますので、ご家族で申し込んでいただきながら、国際交流を楽しみ、競い合っていただきたいと思います。
また内容といたしましては、親子クッキング教室もあります。こちらの方は、日本人と外国人の参加者が、料理と食事を通じて交流を行います。郷土料理とかアメリカの料理等を作りますが、こちらの方も参加者を募集しております。さらに、今日お手元の方にチラシをお配りしておりますが、たまご型のカプセルトイを探してプレゼントをゲットする「エッグハント」ですね、それとか英語の手遊びや読み聞かせ等、いわゆる小さなお子さんでも楽しめるアトラクションも予定しております。
その他には、イースターの雰囲気を楽しめるマーケット、ミュージックステージ、フォトブース等、子育て世代だけでなくて、子供から大人まで皆さんが楽しめる、まさに岩国ならではのイベントとなっておりますので、どうか皆さん方も、近くに住んでおられる方もぜひお立ち寄りしてもらいたいと思っております。報道各社におかれましても、ぜひPRをよろしくお願い申し上げまして、私から説明とさせていただきます。
記者 マーケットのことで、前回はフリーマーケットというか物を買うのが中心だったと思うのですが、完全に装いを変えて開催ということですか?
市長 実は2月3日もですね、フレンドシップフリーマーケットというのが開催されます。これも2回目ですね。これとは別に今回日付がややこしいですが、こちらは3月2日。2月と3月、2月は2回目のフリーマーケット。運動会の方は初めてじゃない?
担当者 これも2回目です。一昨年の12月に一度目を中通りの方で行いました。
市長 あ、中通りの方でやったか。じゃあロータスでは初めてですね。ですからフリーマーケットと運動会は別物ですね。
記者 じゃあ前回は物販みたいな感じだったんですよね。中通りは。
担当者 物販とあとは、リアル人生ゲームというのがアトラクションの中にありまして、店舗を回っていただくのもありました。
市長 あと屋根作ってね、ミュージックとかやった分だよね。
記者 じゃあ相当雰囲気は変わる、タイトルは同じだけれども中身は相当変わって運動会が主になった?
担当者 そうですね、楽しんでいただくアトラクションがあるという点が2月3日のフリーマーケットとは異なるところであります。
市長 前回この運動会屋さんは関わってなかったでしょ?
担当者 はい初めてです。
市長 今回株式会社運動会屋さんという方が世界各国で色んな運動会をプロデュースされておられますが、そういった方に今回加わっていただきましたので、まさに我々が目にしている運動会とはまた違った雰囲気の、国際色豊かな色んな多種多様な種目を入れての催しなのかなと思っております。
記者 例えばオリジナル種目?どんな内容のものがあるのか。
市長 じゃあちょっと担当の方で。
担当者 種目の方を先ほど市長が申し上げましたとおりワークショップで考えたんですけども、5つございまして、まずは玉入れ、これは基本的な玉入れと一緒なんですけれども、岩国といえば桜、桜の名所錦帯橋もございますので、桜の花びらをかごに投げ入れるイメージでピンク色のボールを投げて「チェリーブロッサム玉入れ」というタイトルで玉入れを行います。それも敵チームがかごを背負って、そのかごに玉を入れる、敵もある程度逃げることができる、逃げている敵のかごに入れる、そのポイントを競うというものを考えております。
続いてタイトルがちょっと一瞬では分かりづらいんですけども「つなげ錦川山手線」というタイトルで、チーム最大50人の4チームになるんですけれども最大50人1チームになった場合に50人みんなで手をつないで大きな輪を作りまして、起点となる人のところから2つのフラフープを逆方向に渡していきます。手と足をフラフープでくぐりながら手を外してフラフープを落とさないように脱線しないように回しながら最後1周回って反対側でフラフープが出会えばゴールというのを環状線で有名な山手線を名称に入れてタイトルにしております。
3つ目は「シロヘビフォーチュンリレー」と名を打ちまして、シロヘビが幸運を届けてくれるというのをあやかってですね、いわゆる障害物競走のようなものを各チームから10人ずつ最大1チーム50人であれば5組できるんですけどもリレーですので10人が縦に連なってシロヘビの形を擁しながらその先頭の人がスプーンの柄にボールを乗せて、それをシロヘビの幸運の卵と見立てて落とさないように障害物を越えながらリレーをしていって最終チームがゴールすれば勝ちというやつです。
続いて「それいけそらっぴー」という錦帯橋空港のキャラクターそらっぴーをですね、ボールに付けるというか、そらっぴーを催したボールを玉としまして各チーム2人1組で麻袋の両端を持ちましてその麻袋の真ん中にボールを置きます。2人で麻袋をぽんと弾くように飛ばしながら前の人の麻袋に、前の人の麻袋に、麻袋の上をボールを飛ばしていくのをそらっぴーが空を飛んでるんよ、そういうイメージを持っていただきながら前に飛ばしていく、で、端までいけば良いんですけども、端まで人が足らないようになっていますので、始めに飛ばしたらその人たちは飛ばしていない人たちの先頭に回っていくというふうにボールをつなげていって最後ゴールするというイメージです。
最後の種目は「ホワイトスネークオブウォー」といいまして、十字の綱を使った綱引き、これはもともと十字の綱引きというのがございますが、その十字を4チームに分かれて四方向で綱を引きましてその綱の各端っこの先にシロヘビが天敵のネズミをですねやっつけるように模してそのネズミが米蔵を襲ったりしますシロヘビの館にございますようにそれを守るのがシロヘビ、だから綱の端っこにいる人がシロヘビと見立てて先っぽにあるネズミを倒したら勝ち、つまり綱を遠くまで引いたほうが勝ちという綱引きをシロヘビのイメージで考えたものでございます。すみません、言葉だけでは中々伝わりにくいのですがそのような5種目をワークショップで考えました。
記者 去年からこういった日米交流の取り組みを本格的に発展させるようなかたちに今年どんどんなっていくと思うのですが、改めて日米交流に対しての意気込みといいますかその辺の話をしていただけますか。
市長 色んな交流事業、ワークショップを含めてでありますけど市民の方々色んな団体の方々がそれぞれ色んなアイデアを出しながらこれまでに行政だけでなくて民間レベルで色んな交流事業等が進んでおります。こういったイベント的なことまたスポーツ文化色んなところでこういった交流事業が広がってきておりますのでこれは市としての特色、シティセールスの一つという風に捉えておりますのでさらに今年度もこういったいくつかのイベント行事等を予定しておりますが、今後も色んな民間の活力もいただきながらこういった国際交流事業、しっかりと進めていきたいという風に思っております。合わせてご承知のように教育委員会のほうでも英語教育の推進室の方も立ち上がっておりますので、そういった英語力の強化推進、こういったことも同時に図っていきたいと思っております。
記者 交流がまちに広がってきたという実感というのは感じていますか?
市長 色んなところで交流されている光景をよく最近は見えてきたなと感じております。また色んな飲食店やスーパーに行ってもそういった海外の方が非常に慣れた感じで買い物なり食事をされている、そういった光景もだいぶ増えてきたように感じております。
記者 市長任期はあと1年?
市長 そうですね。すでに次の市長選挙の日程等は選挙管理委員会の方から発表されておりました。私も今3期目の任期がちょうどあと1年というその辺のタイミングになってきております。今後の自分の進退等につきましてはもうちょっと時間が1年ありますので今は3月議会を控えておりますので新年度に向けての色んな準備等をしっかりと取り組んでいる最中でありますので、もうしばらく時間をいただいてまた然るべき時期にその辺の態度表明等させてもらいたいと考えております。
記者 基地問題について、来月沖縄の方で県民投票、辺野古についてのがあるようですが、こちらも再編に関して普天間の移設先っていうところは、艦載機のパッケージとして組み込まれて、まあ完全に他人事ってわけではないとは思うんですが、その辺の県民投票をやられることに対する受け止めとか、お願いします。
市長 今質問の中で、普天間の受入先として岩国?
記者 普天間の移設先として国は辺野古の方を考えていらっしゃるってことで、県民投票の結果っていうのも一つ他人事ではないってところはあると思うんですけど、その辺の受け止めをお願いできますか。
市長 はい、あの、沖縄での県民投票が予定されております。報道等で承知をしておりますが、その中で、これまでいろいろ報道の中で知り得た情報によりますと、当初は5つの市の方が、住民投票、県民投票には参加をしないという表明をされておられたと。それにはやはり、この二択の選択では非常に不十分だという、そういった中での判断、また、議会で決められたことへの、そういったことに思いをですね、尊重するという、そういった表現だったと思いますが、それまた今度いろいろな動きが出てきて、三択ですか、三択での県民投票ということになりそうだということも承知をしております。いずれにしても、その沖縄県の自治体がされることでありますから、その是非について、私がとやかく言う立場でないわけでありますが、あの、過去、岩国市が、この米軍再編そのものについての、市民、住民投票ですね、市民の住民投票がされたという経緯があります。これについて比較等また、その検証についていろいろ、見解を求められたことがありますが、当時も、私も、当時その時は今の立場にはございませんでしたが、当時を振り返って、岩国市の住民投票においては、二者択一であったと、YESかNOか、賛成か反対かというだけの問いかけでありましたので、それについては非常に、十分であったのかという疑問点が残っております。その点につきましては、私はこれまでも、発言をさせていただいております。今回それが、沖縄の県民投票においても、二択では不十分だという議論の中で、今回、三択になるという、まあそういった報道を聞いておりますので、過去そういった、実施された住民投票等を、いわゆる一つの事例として、今回、選択量を増やしたということなのかなということで、ちょっと感じた部分はあります。ですから、その結果、沖縄の県民投票条例、その辺の是非について私がとやかく言う立場でないということであります。
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