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市長記者会見「秋の観光誘客事業について」(平成30年9月26日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年9月26日更新
  • 日時 平成30年9月26日 11時30分~
  • 場所 議会会議室
  • 担当課 広報戦略課広報班

市長 それでは、本日は、「秋の観光誘客事業」についてお話させていただきます。
まず本市の観光につきましては、7月の豪雨災害によりまして、7月~8月の観光客数が、対前年比で大幅に減少しております。具体的には錦帯橋の方は、7月が27,759人だったのが、前年の59.6パーセントになり、また8月は53,206人が、前年比で72.2パーセントとなっております。こうした中、本市といたしましても、これから始まる秋の行楽シーズンに、より多くのお客様にお越しいただくためにも様々な事業を行ってまいりたいと考えておりまして、今日はその主な事業を3点ほどご説明させていただきます。
まず1点目でありますが、来月10月から12月末までの間、山口県またJR6社と連携いたしまして大型観光誘客事業「幕末維新やまぐちデスティネーション アフターキャンペーン」を行います。またこれは「明治維新150年 おもしろき国山口 旅キャンペーン」これが県内各地で行われるわけであります。岩国市では、秋の景観、グルメ、歴史や文化を堪能していただく様々な催しを用意しております。
まず、景観とグルメを同時に楽しむ旅として、秋の錦帯橋「地酒舟」や錦川清流線の「利き酒列車」、これを錦帯橋や自然豊かな錦川を眺めながら、岩国の銘酒また郷土料理をゆっくり堪能してもらいたいという風に考えております。
また、幕末の志士達の活躍にふれる旅として、NHKの大河ドラマ「西郷どん」で放映されました岩国藩主吉川経幹の展示を吉川史料館の方で、また岩国の明治維新の紹介の方を岩国徴古館の方で行うようにしております。
更に、歴史や文化を体験する旅といたしましては、篆刻の祖と言われました「独立」禅師のゆかりの地、岩国での篆刻体験や岩国藩鉄砲隊保存会によります甲冑体験、これをはじめそういった訓練披露ですね、鉄砲隊の訓練披露なども行いながら、岩国での滞在時間延長に繋げたいという風に考えております。
次に2点目でありますが、先日、報道させていただきましたが、10月11日午後1時から午後9時にかけまして、岩国港新港埠頭南岸壁にイギリス船籍の大型豪華客船ダイヤモンド・プリンセスが初寄港いたします。こちらの方にパネル用意しております。乗客定員は2,706人、クルーは約1,100人、船の総トン数は約11万5千トンでありまして、これは今まで寄航した客船の中でも最大規模となります。乗客の約半分は欧米の外国人ということもありまして、寄港当日はですね、岸壁では多くの外国人の方に日本文化を感じていただくための体験ブースこれを設置いたします。また特産品の販売ブース、これも設置をする予定としております。また市民参加もですね、可能となっております。
また夕方からは、「上沼田神楽保存会」によります神楽の演舞を行います。また21時の出航時には花火を打ち上げることとしております。
その他錦帯橋周辺では、下河原駐車場の方で15時から岩国藩鉄砲隊保存会による鉄砲演武を行うほか、岩国城ロープウエーや岩国シロヘビの館、吉川史料館、そして岩国美術館などの閉館時間の方を18時までとしております。少しでも岩国の歴史文化を楽しんでいただけるように工夫をしていきたいと思っております。また、英語通訳のボランティアによりまして、交通要所での道路案内や錦帯橋周辺での観光案内、こちらの方も行ってまいります。
最後になりますが3点目の、JR西日本が運行する豪華寝台列車であります「トワイライトエクスプレス瑞風」の運行再開についてでございます。

西日本豪雨の影響によりまして山陽エリアでの運行が休止となり、岩国への立ち寄りも7月から休止をされておりましたが、9月30日からの山陽本線の運行再開に伴い、岩国への立ち寄りは10月21日から再開をされます。12月2日からは、新しくなりました岩国駅での発着も予定されていますので、今の南岩国駅ではあと3回の発着となります。これまで、園児による一日駅長をはじめ、お出迎えやお見送りなども行っておりましたが、本市としましては、心温まるおもてなしでまたお出迎えをしてまいりたいという風に思っております。
なお、冒頭で申し上げましたが、この度の豪雨により岩国をはじめ広島・宮島・呉なども観光事業への影響を受けており、現在、こうした地域と連携し、作成しております「広島広域観光情報サイト」ホームページ「ひろたび」の方でも、観光誘客の回復に繋がるよう、交通情報や復興情報を積極的に発信をしているところであります。また、国の観光支援事業を活用した「13府県ふっこう周遊割」も11月末まで行われますので、ぜひ広島・岩国に連泊をされDc(=デスティネーション キャンペーン)なども楽しんでいただけるよう、Prも行っております。
どうか報道各社におかれましては、ここ岩国の観光誘客に向けまして、ぜひPr等よろしくお願いさせていただきます。
私のほうからは以上でございます。

記者 瑞風のことなんですけど、南岩国にあと3回、この日にちはもう決まっているんですか?

市長 観光の方で分かりますか?あと3回の日にちです。

観光振興課長 予定としましては、10月21日、28日、11月25日の3回ですね。

記者 12月2日から新岩国駅舎の方に初めて立ち寄るようになると思うんですけど、何か市のほうでその日にイベントとか行事とかやられる予定とかは?

市長 新しい岩国駅の方で?これ何かまだ決まってない?

観光振興課長 具体的にはまだ今からJRの方と協議しながら進めてまいります。

記者 やる方向で?

観光振興課長 はい。

記者 豪雨災害でだいぶ市内の観光の方がダメージがあったと思うのですが、その分秋に向けた意気込みというのも強いものがあると思うんですけどその辺をお聞かせください。

市長 先程、錦帯橋の渡橋者の人数が大幅に減少という数字を説明させていただきましたし、夏の鵜飼いの方もですね、やはりそういった災害による影響で目標には達しなかったということも聞いております。まあ全体的に広島からこの山口、中国地方にかけて観光客が今減少ということで影響が出ております。その中でもこれから秋の行楽シーズンを迎える中で、更なる誘客を図っていくということで先程3つの大きな事業を説明させていただきました。市といたしましても、観光協会はじめJR各社、またAnaさんはじめそういった方々ともしっかりと連携しながら岩国市のみならずこの広域での観光客誘致に結び付けていきたいと考えております。その中で岩国市につきまして今回先程申し上げた3つの事業の柱、まずこれをしっかりとPrしていくことによって全体的な観光客の誘客につなげていきたいと考えております。

記者 質問が前後してしまうんですけど、今回観光客数がなかなか戻りが鈍いということに対しての受け止めをお願いします。

市長 まだまだ交通インフラ等のそのへんが大規模な災害も生じておりましたので、広島県側の方も鉄道なり道路も寸断されておりましたので、そういった復旧もすべて既に見ておりますが、まだ全体的に交通インフラ等もダメージがあるんじゃなかろうかとかそういった印象をお持ちなのかもしれませんので、色んな交通インフラ等は復旧しておりますよとか、こういった時だからこそやはり地域も観光業含めて盛り上げていくことによって地域の復興を力強く後押しするというそういったメッセージもしっかりと伝えていく必要もあるかなと感じております。

記者 観光とはちょっと離れるんですけど、7月豪雨災害を受けてかなりの応急復旧が進んでこれから本格的な復旧に入るんですけど、気になるのは台風24号なんですけど、ランクも猛烈な台風ということで一番最高ランクまで上がりましたし、秋雨前線が停滞しているので再び豪雨が起きるんじゃないかと心配事があるんですけど、週末に向けて市として今後どういう減災対策に取り組んでいくのかっていうことを現時点で市長のほうから市民に何か注意というか訴えておきたいことがあれば。

市長 はい、まだ7月豪雨のですね、本復旧にはまだこれからというところも数残っておりまして、まず当面の応急的な作業等がおいていますが、これから本格的な復旧作業に入る、移っている段階でまた大きな台風が近づいているという情報はしっかりと捉えております。その中でやはりもちろん台風の今回の進路をしっかりと注視をしながら適切に情報提供をしていくということはもちろんでありますが、まあ今回起きた土砂崩れ等の箇所につきましては、まだまだ余談を許さない箇所も残っておりますので、二次被害、今後の台風によってまた大きな災害が起きないようにまずはそれぞれの地域にお住まいの方におかれましては適切な対応を促していきたいという風に思っております。その中で市としては10月の1、2とかそのあたりが台風の進路が予想されておりますので、それも睨みながら事前に様々な警戒情報等をお知らせをしてまいりたいという風に考えております。

記者 すいません、今の関連で。その様々な情報提供の方策としては、7月豪雨の教訓、実際にどんなことをやろうとしていますか。

市長 まず、今回、台風でありますので、大方の進路の予測がたてやすいかなと思っています。なかなか7月豪雨のように梅雨前線の影響によってゲリラ的に発生する気象状況とは、今回の台風の場合は多少違うんじゃなかろうかと思っておりますので、例えば、台風の進路によっては菅野ダム等の事前の放流等も計画的に県の方がされるでしょうし、また台風の進路がいよいよこちら中国地方の方に迫ってくるという予測が高まってくれば、事前に様々な、進路に伴って職員もいろんな準備もいたしますが、自主防災組織、またはいろんなそういった防災関連団体の方にも情報提供をしていきたいと思っております。おそらく、市民の方々も今回の台風の進路、非常に気になっておられると思います。様々なメディアを通じてその進路については、いろんなメディアで触れることも多いと思いますので、そういったまず防災意識の高揚をしっかりと高めていくことを市としては働きかけをしていきたい、というふうに考えております。

記者 そのため具体的にその意識高揚させるための市民への情報提供とはどういう方法があるんですか。

市長 まずはですね、市からするのはまだ何も警報とか注意情報とか出てない段階でなかなかお知らせをするというのは逆に混乱を招く恐れもありますのでそこは慎重にしてまいりたいと思っておりますが、例えばホームページ等で台風24号が接近中であると、予測であれば何月何日頃に最も接近する恐れがあるというぐらいの内容になろうかと思いますが、まあホームページ等のそういった目立つ表記の仕方、そういったことはすぐにでもできるかなと考えております。

記者 話変えて岩国基地なんですが、岩国基地に関する諸問題について、情報収集体制が必ずしも整ってないじゃないかって。市議会のほうでも一層の強化を求める決議がされました。それに対して市長の認識と対応策を教えてください。

市長 そうですね、先日閉会しました9月議会におきまして、基地に関する情報収集体制の強化等を求める決議、これがご承知のとおり全会一致で採択されたところです。その中で、これ9月議会で申し上げたと思うんですが、4月以降空母艦載機が移駐しまして、それを踏まえて基地情報提供協力員の増員について検討しております。現在1名ですが、これを増員ということで検討しております。また以前から要望といいますか意見がありました中で、情報提供をどうするかについても、年内に、今考えておりますのが年内には基地関係苦情の(窓口の)フリーダイヤル化の実施をしたいと考えておりまして、今関係部署に指示をしております。当初年度内という風に申し上げたかもしれませんが、これは年内に実施をしたいと、フリーダイヤル化ですね、これをしたいと考えております。いずれにいたしましても情報収集体制の強化につきましては、できるところからしっかりともうやっていきたいと考えておりまして、それを踏まえて今後も何ができるか検討して参りたいと思います。

記者 フリーダイヤルは具体的にはどんな感じですか?市民がかけまして、どういうような対応ですか?オペレーターが…

市長 具体的な運用ですか?

基地政策担当部長 これまた市報等でもお伝えしていきますが、フリーダイヤル、0120…番号はまだ決めておりませんが、かければ自動的に無料になる番号を…

市長 オペレーターは出るんだっけ?

基地政策担当部長 オペレーターは出ないです。その後は(従来と)一緒です。

記者 無料化されると。

基地政策担当部長 そのような感じです。

記者 毎日新聞の古賀です。今の話の中で、基地情報提供協力員ですけれども、今までの情報でははっきりとわからないことが多かったんですけれども、今回増員するに当たって何か役割・任務を変えるってことはあるんでしょうか?ただ増やすだけなんですか?

市長 すみません。今まではっきりわからなかったって言うのはどういった意味でしょうか?

記者 何が飛んだかとか、そういったことだけわかってて、それが戻ってきたのかとかですね、何のための運用だったのか、機体の機数・番号っていうのがはっきりわからなかったんですけれどもね、何か戻ってきてるのかどうかとかですね、そういったことはわかるんですかね?

市長 米側の運用につきましては、恐らくなかなかそれはオープンにならないところがあろうかと思いますので、その基地情報収集の提供員が、実際飛来してる機体を見て、あれは何の運用だという所まではなかなか把握は難しいと思っております。

記者 出て行ったのがまた戻ってきたとか、そういったのはどうなんでしょうか?それすらも数だけでわからなかったりするんですけど。

市長 まず数とか機種、その辺は把握ができると思いますが、どういった運用をしてるかっていうところまではなかなか把握が難しいと思いますが、機体の数とか、それが何時に出て同じ機体かどうか、それも機体番号を見れば確認はできるかなと思っております。ただ、ご承知のとおり夜間ですね、夜とかなるとなかなかその番号までが把握がしづらい所もあろうかと思っております。

記者 増員する意味というのはどういったことがあるんでしょうか?ただ2人増やして24時間体制にするとかそういうことですか?今まではやれなかった時間っていうのがあって、(1月あたり)何時間っていうのがあって、そういったことがあったんですけど、どのような運用になっていくんですかね?

市長 先程の、今回の決議で情報収集体制の強化も求める決議がありましたので、今の1名体制を、まず複数名にすると。2名体制にまずはしていくということを検討もしておりますので、まあ2人で足りるのかどうかという議論があればそこも含めて検討していくということになるのかなと思います。

記者 ただ増やすだけなんですか?今の所考えているのは。

市長 増やすことも情報収集体制の強化になると思います。減らすわけではありませんので。

記者 何を強化するんですか?

市長 情報収集体制です。

記者 具体的に言うと?

審議監 一人でカバーできない所をですね、二人で補うってことですからね。

記者 交代で人数を増やすことによって時間を拡げるってことですか?

審議監 そうですね。情報収集の時間が長くなる。質をですね、住民生活に影響があるかないかという所がひとつの観点なんでですね、そういった所を、有益な情報をより長く収集したいわけです。

記者 今まで住民生活に影響があるかどうかということについては問われてなかったと思うんですけど。

審議監 やっぱり日米合同委員会の確認事項に違反するような飛行とかですね、あるいは日米協議会で決められた以外の飛行をしているとかですね、そういったことが重要な観点になりますので、そういう所を中心に情報収集を図りたいところです。

 

 


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