ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 記者会見 > 市長記者会見「市議会9月定例会提出予定議案について ほか」(平成30年8月20日)

市長記者会見「市議会9月定例会提出予定議案について ほか」(平成30年8月20日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年8月20日更新
  • 日時 平成30年8月20日 11時30分~
  • 場所 議会会議室
  • 担当課 広報戦略課広報班

市長 それでは、本日は、市議会9月定例会の提出予定議案につきましてお話しをさせていただきます。
まず、9月議会に提出する予定の案件は、諸般の報告が6件と報告が6件、諮問3件、認定15件、そして議案は31件であります。主なものにつきましてその概要をご説明させていただきます。
まず、諸般の報告は、岩国市土地開発公社等の出資法人の経営状況と中山間地域の振興に関する施策の実施状況等について報告するものであります。
次に、報告のほうは、一般会計及び簡易水道事業・農業集落排水事業の各特別会計の「平成30年7月豪雨に伴う災害復旧事業費等の専決処分の承認について」ほか、平成29年度財政の健全化判断比率等の報告などを行うものであります。
次に、諮問第4号から第6号までの「人権擁護委員の推薦について」は、岩国市の人権擁護委員20人のうち3人が平成30年12月31日をもって任期満了となるため、委員の候補者を法務大臣に推薦するに当たりまして意見を求めるものであります。
次に、認定第1号から第15号までは、平成29年度の一般会計及び各特別会計並びに地方公営企業の決算について、市議会の認定に付するものであります。
次に、議案の第80号と81号につきましては、平成29年度の水道事業会計及び工業用水道事業会計の利益の処分について、議決を求めるとともに、平成29年度の決算について、議会の認定に付するものであります。
次に、議案の第82号の「平成30年度岩国市一般会計補正予算(第2号)」と議案第83号から第91号までの各特別会計の補正予算につきましては、これは各会計とも平成29年度決算に伴う繰越金などの調整を行うとともに、一般会計においては、国・県支出金の返還金、財政調整基金への積立金、また今後に備えた災害復旧費などを計上しております。詳細につきましては、お手元に資料を配付しておりますのでそちらのほうをご覧いただけたらと思います。
そして、議案第92号の「岩国市工場立地法地域準則条例」は、市の産業の振興と安定した雇用の維持・創出を図るため、工場立地法に規定されている工場の新設や増設の際に整備が必要な緑地の面積等を緩和する制度を創設するものであります。
続いて、議案第93号「岩国市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例」は、サンライズクリーンセンターの新設等に伴い、一般廃棄物の処理手数料の取扱い等を変更することについて、規定の整備を行うものであります。
続いて、議案第94号は、サンライズクリーンセンターの新設等に伴い、岩国市第一工場への廃棄物の一般搬入を原則停止する規定やサンライズクリーンセンターを設置する規定などの整備を行うものであります。
次に、議案第95号は、これは他の小規模保育事業者等と連携協力し保育を提供できる規定等について、整備をするものであります。
次に、議案第96号は、岩国市立美川歯科診療所を新たに設置することに伴い、規定の整備を行うものであります。
次に、議案97号は、建築基準法の一部を改正する法律の施行に伴い、新たに創設される許可等の際に徴収する手数料について、追加を行うものであります。
続いて、議案第98号は、岩国向今津団地の3戸ほかを用途廃止することに伴い、規定の整備を行うものであります。
続いて、議案第99号から議案第101号は、玖珂庁舎新築にかかる建築工事請負契約を、株式会社大島組と、12億4,092万円で、電気設備工事請負契約を、東光電設株式会社と、1億9,656万円で、機械設備工事請負契約を、株式会社大嶋商会と、1億9,781万2,692円でそれぞれ締結することについて、議会の議決を求めるものであります。
次に、議案第102号から104号は、周東庁舎新築にかかる建築工事請負契約を、株式会社大島組と、11億3,367万6,000円で、電気設備工事請負契約を、山芝エンジニアリング株式会社と、1億8,662万4,000円で、機械設備工事 請負契約を、株式会社桐田商会と、1億9,741万4,280円で、それぞれ締結することについて、議会の議決を求めるものであります。
そして、議案第105号から107号は、東小中学校校舎新築にかかる建築工事請負契約を、東小中学校校舎新築建築工事カシワバラコーポレーション・白田建設特定建設工事共同企業体と、41億2,837万200円で、電気設備工事請負契約のほうを、東小中学校校舎新築電気設備工事サンテック・フジテクノ特定建設工事共同企業体と、5億3,913万6,000円で、機械設備工事請負契約を、高砂熱学工業・大嶋商会特定建設工事共同企業体と、8億6,051万9,991円で、それぞれ締結することについて、議会の議決を求めるものであります。
最後に、議案第108号から110号は、(仮称)日の出公園にかかる建築工事請負契約を、株式会社大島組と、5億7,758万4,000円で、電気設備工事請負契約を、株式会社フジテクノと、1億6,156万8,000円で、機械設備工事請負契約を、株式会社大嶋商会と、3億595万8,384円で、それぞれ締結することについて、議会の議決を求めるものであります。
以上で、9月定例会の提出予定議案の概要説明のほうを終わります。私のほうからは以上です。

記者 補正予算の新規事業で商工費、宇野千代生家の駐車場整備っていうのがあるんですけど、これは用地の広さ、何台分でいつごろ完成するかっていうのを教えてください。

市長 はい、ちょっと資料が、広さ、細かい数字わかりますか?ちょっと担当のほうで答えます。どうぞ。だいたい広さを車の台数どれくらい停められるかと駐車場整備の完成の、平米数で。

産業振興部長 200平米。約200平米ですね。

市長 約200平米で、何台?

観光振興課長 一体的に今の駐車場と合わせてするので、ちょっとすいません、後で。

市長 今年度中には整備が。

総合政策部長 整備後で11台予定しております。

記者 現在含めて?

総合政策部長 はい。既存が3台。

記者 既存が3台というのは宇野千代生家の隣にある?

市長 隣です。

記者 離れた場所にポツンとある?

総合政策部長 あれは入れないで。

記者 あれは入れずに。

総合政策部長 はい。

記者 今年度中完成ですね。

総合政策部長 はい。

市長 場所はご存知ですよね。場所は隣のところですから。

記者 わかります。

記者 すいません、あの災害復旧費、この4ページのところ、※印で今後の大雨被害などに対してってあるんですけども、これは前回専決でやったやつの積み残しを積んだのかどこまでこの協議?

総合政策部長 これは積み残しというか、これまでもですね、専決処分をする前にも大雨災害等ございましたので一応当初予算の枠に戻す形で今後に備えてということで、追加補正したものです。

記者 出しちゃったものを補充したんですか?

総合政策部長 はい。専決したものは応急復旧工事も含めて急ぐものということで専決させていただいたもので、それ以外のものですね。

記者 だから、今台風来てますよね?シーズン始まってね。今後の台風による被害だとか何らかの豪雨災害等に備えて今まで使った予算を補充して元に戻す?

総合政策部長 そうです。はい。

記者 毎日新聞の古賀です。今回ですね、またお盆で飛行がありましたけれども、これについて岩国日米協議会を開くということは考えてらっしゃらないですか?

市長 まず日米協議会の進捗状況でありますが、現在5月の初旬くらいから、米軍、また国のほうとですね、協議会の開催とか確認事項の文言の修正などを含めて、今後の方向性についても事務レベルでの協議を適宜行なっております。今、国、いわゆる中国四国防衛局との協議は3回やっております。米軍との協議も2回ほどやっております。今後また速やかにそういった協議の進捗を図っていきたいというふうに思っております。

記者 それはいつから始まってるんですか?

市長 5月の初旬と先ほど申し上げました。

記者 5月の初旬。

市長 くらいからそういった事務レベルでの協議を適宜行なっております。

記者 国、米軍とともにやっている時はないのですか?3者で。

基地政策担当部長 米軍と3者で。

市長 3者でやったよね。

基地政策担当部長 3者です。

記者 全部3者ですか?

基地政策担当部長 はい。米軍が入っている時は全部3者です。

記者 米軍が入った時は全部3者ですね。あと1回は別に国だけとやったということですね。

市長 そうですね。

記者 それが5月初旬から始まってるということですね。

市長 そうですね。

記者 いつぐらいを目処に?

市長 なるべく早く、これは具体的な協議の内容をまとめていきたいと思っています。

記者 協議の内容ではなくて、実際に開く時ですね。日米協議会を開くということはあるんですか?

市長 日米協議会そのものが、何と言いますかね、そもそも事務方でこうずっと詰めてたという経緯があるんですね。そういったことも含めて今後どういった形で私もそこにしっかり入っていきたいというふうに思っておりますし、皆さん方が思ってる、何と言いますか、例えばどこか会場で関係者が集まって会議を開くというふうなそういったイメージをお持ちになるかもしれませんが、我々こう粛々と事務方同士でも含めてしっかりしたものを協議といいますか、内容を詰めていくということに重きを置いておりますので、そういった意味ではあまり派手派手しいような場での開催というようなイメージとはちょっともしかしたら違うのかもしれません。

記者 ということは?

市長 ですからこういった協議を積み重ねていって、要は双方が納得いくような内容をまとめていきたいという、そういった形で進めておりますので、既にそういった中での協議もこれまで実際やってきておりますので、ですから古賀さんが言われるように、いつやるのかって言われれば、もうすでにそういった協議をやっているという、そういった回答になるのかなと思っております。

記者 日米協議そのものはですね、毎回開かれてる時に成果を出されてたと思うんですけども、そういった形にするんじゃないんですか?

市長 ええ。それを今事務的にまとめて、その辺が大体調整が整えば、ある意味古賀さんが言われるように、ちゃんとした、「こういう風にまとまりましたよ」と、そういったことはそういった場所で正式に発表できるかなというふうに思ってます。その時期がいつになるかという質問だというふうに思いますので、それにつきましてはなるべく早くそういったまとめをして、皆様方にお知らせできるようにしていきたいと思ってます。この段階で、市だけでなく国とか米軍関係者がいますので、いつにまとめますというところまでこの場ではなかなか回答ができないということでありますので、ご理解をお願いしたいと思います。

記者 市長としてはどのようなことを眼目にされるおつもりですか?ここを変えたいとか、ここを付け加えたいとか、これを削除するとか、何かあるんでしょうか?

市長 それにつきましては市の思い、また国とか米軍の考え方、それぞれありますので、まさにそれを今協議をしておりますので、ちょっとこの場であまり協議の内容について公表することは差し控えたいと思っております。

記者 それはお盆の飛行についてもあるんですか?

市長 もちろん市のほうからは今までの内容もしっかりと踏襲しながら、わかりやすい表現なり含めて協議させていただいております。基本的にはこれまでの協議会の内容がベースになろうかなというふうに思っております。

記者 今回また守られてなかったということについては何か行動はあるんでしょうか?

市長 すみませんもう1回質問は。今回の?

記者 今回また守られてなかったということについては何か行動はあるんでしょうか?

市長 行動ですか?行動があるかないか。つきましては今回まさにお盆の期間に飛行があったのは事実でありますので、これについては非常に遺憾であるというふうに思っております。改めてこのお盆というものが日本においてどのようなものかということを少し触れますと、亡くなった先祖の霊を供養する期間がありますよね。そういった中でお盆には当然昔から亡くなった先祖の霊が、生前そこに生活していた地上に帰ってくるというふうに言われてますので、親族・家族で集まってそういった供養をしたり、時にはお墓参りをするという、そういった心静かに迎える時期でありますので、そういった中で例年お盆の13日から16日については飛行をしないように要請しております。これにつきましては実際今回お盆期間中に航空機の運用があったということは遺憾であります。しかしながら、ちょうど私も海外出張中でありましたが、司令官と電話でやり取りをする中で飛行の際には十分な騒音軽減措置を取って、そして市民生活に重大な影響がないように、その辺についてはしっかりと要請をさせていただいたところであります。具体的にいろいろ市民のほうからもですね、電話またメールのほうでも苦情が寄せられております。電話では4件、メールでは37件ですかね。そういった件数がカウントされております。ただこのお盆期間中、その実数、実際何人の方が、同じ方が何回か苦情をおしゃられてますので、実数で言うと20人という風にカウントもしております。これにつきましては、やはり市としましては今回のお盆の飛行については、先ほどのデータも持ち合わせております。ただ今回、これは市が推測しているところでありますが、お盆の期間中に米空母が、ドナルドレーガンでありますが、これが横須賀港を出港しております。おそらく空母艦載機が空母に向かって飛行したものというふうに認識しております。またこれによりまして従来行われておりますようなCQ訓練等が、FCLP含めて、これについては行われなくなった、そういった見方も持ち合わせております。いずれにいたしましても大切なことは米軍に対して事前にこの日本のお盆の習慣、先ほど申し上げたような日本のお盆の習慣とか重要性を認識をしてもらい、そして住民感情に配慮してもらうこと、これだというふうに思っておりますので、こういったことにつきましては今回改めて米側の方には申し入れをしていきたいというふうに思っております。ただ今回電話でやり取りしたことが、米軍のほうにうまく伝わったというふうに思えば、今回お盆の期間中、実際飛行があったことは事実でありますが、飛行の騒音の状況からいたしますと、一定の軽減等の配慮がなされたというふうには考えております。

記者 朝日新聞です。実数というのはネットか何かで公表されてるんでしょうか?

市長 苦情の件数ですか?

記者 お盆の期間中、何機が飛行したのかというのは、何日間にわたって。

市長 機数はですね、うちは騒音測定器とか、あと目視等でカウントしておりますが、これは公表してますよね?ちょっと担当の方から。

基地政策担当部長 日々のですね、最終的にホームページ等で月ごとのは公表しておりますが、お盆の特定の期間についての公表というのは現時点でまだしてございません。

記者 今把握されてますか?

基地政策担当部長 把握はしてございます。必要ならば後で事務的にお伝えいたします。

市長 細かい資料がありますので後で数字は。

記者 つまり、お盆期間中にやってはいけないという取り決めがあるわけですから、それにも関らずその期間中こういう運用があったというのは、能動的に市が市民に知らせるべきではないでしょうか。もう既に報道機関が問い合わせしても報道はされてるというのは承知してるんですが、それはどうなんでしょう。

市長 今回、岩国日米協議会における確認事項の中の、お盆の飛行の自粛については、これ直ちに全ての飛行を禁止しているものではないんですね。その中で先ほどの市民感情、またお盆というものが日本においてどういったものであるかということを理解していただいて、市民感情に配慮してもらいたいと、そういった運用をこれまで要望してきております。その中で今年のお盆につきましてもそういった運用があったということは事実でありますので、これにつきましては私も遺憾であるという風に思っております。しかしながら今回、空母艦載機の空母がお盆に横須賀を出ておりますので、多分洋上に行ってたと思います。それに着艦するために必要な運用だということで、どうしてもその訓練をしなければならないという、そういったことを米側が言っておりましたので、恐らくそういったお盆に出向すると、それに帰還するために必要な訓練であったというふうに私は認識しております。その中でもお盆に飛行するのであれば、そういったいろんな軽減措置、飛行の軽減措置についてはしっかりと図ってほしいということを、これ電話で、私と司令官のやりとりでありますが、それを米側のほうにしっかりと伝えました。それが一定の効果があったというふうに思っております。

記者 電話でお伝えしたというのはいつですか?

市長 日本時間、私ハワイに出張中でありましたので、8日と10日です。

記者 2回?

市長 8月の8日と10日、2回にわたって電話で。

記者 司令官とですか?

市長 司令官とです。

記者 その時にお盆の重要性、今説明されたことを司令官にお伝えしたと。

市長 そうですね。

記者 司令官はどんなふうに回答されましたか?

市長 その辺の理解は十分にしていると。ただ部隊としてもそういったどうしても運用上必要な飛行があるんだということでご理解いただきたいと。しかしながら、やれる全ての軽減措置についてはしっかりと実行していきたいという。また岩国市についても14日には岩国駅前の空襲の慰霊祭等もありますし、そういった時間帯についてももちろん運用は控える。そういったやり取り等もありました。

記者 NHKですけれども、今回のお盆の飛行を受けて、改めて米側への要請等行うという計画はありますでしょうか?

市長 先ほどちょっと触れました通りでありますが、改めてですね今回、そういったお盆の飛行があったということは事実でありますので、そういった日米協議会にもうたっております、13日から16日の飛行については今後も自粛してもらうように、またお盆についてはどういった意味でそういった国民といいますか、岩国市民がお盆の時期にどういった気持ちで過ごしているか、こういったことも併せて申し入れをしていきたいというふうに思っております。

記者 市長ですね、先ほども言われておりましたけれども、司令官とのやり取り、電話のやり取り、これは公用の電話でされてるんですかね?ご自身の電話でされてるんですか?

市長 公用です。

記者 公用ですよね。そしたら文書で残すなりですね、データで残すなりされてるんですか?

市長 そのままですね。私がやり取りする内容を全てではありませんけど、随行の職員が今回も基地政策課長が随行しておりましたので、その都度やり取りは、要点ではありますがね、それについては簡易的なメモではありますが取っております。

記者 その辺も報道には出すようにしていただけないですかね。申し入れする時に。

市長 電話でのやり取りについてはですね、相手の司令官とのですね、いろんなやり取りもありますので全てを公表することはできないと思います。

記者 もちろんそうでしょう。しかし市からの要請という形のものを言われてるわけですからその分については出せますよね?

市長 先ほど申し上げたように、電話のやり取りではありましたけれど、色んな軽減措置をしっかりと図ってほしいということは伝えました。ただ司令官のほうからですね、私のほうからもお盆に飛行しなければならない特別な理由があるのかないのかという質問をしましたけれども、それについてはなかなか明確な回答はなかったわけでありますが、先ほど申し上げたように、結果的にはお盆中に空母が出向する中での艦載機の飛行があったと。そして、実際艦載機は飛行の後に空母のほうに恐らく着艦したんであろうということは推測できますので、そういったことであったんだろうと市のほうで認識したところであります。またそういった中で実際、今回FCLPとかCQ等が行われなくなったという見方も市としては持ち合わせております。

記者 毎回このように守られてないということで市長としては、電話でもやり取りがあったという風におっしゃいますけども、言うべきことは言うという風におっしゃってたのが守られてるのかどうかということがあるんですよ。だから電話でどのような会話があったのかということを、公のものであればですね、その都度出されたほうがいいんじゃないでしょうか?市長からこう言ったということね。そうじゃないとダブルスタンダードになってるという風に市民も市の職員も思ってるんですよ。市長は司令官と特別に話をしてるんだけれども一応市からは或いは市民団体からはこういうことはしないでくれと申し入れをしてると。だけど市長は裏で話してるってことであれば、どこまで守られるものなのか米軍にどこまで響いているのか分からないということがあるんで。

市長 あの、ちょっと誤解を招くような表現がね、ちょっとありますね、何か裏とかなんとかって話をされますけど、誤解のないように言いますけど、私といたしましては、これ岩国市としてでもありますが、お盆の飛行を決して了解をしたものではありません。今回の飛行が米軍として必要不可欠な飛行であり、そういった説明があった中で、であるならば市とすれば騒音の軽減措置、これをしっかりと図ってもらうことを要請をしたまででありますので、その内容について何かちょっと間違ったメッセージを与えかねない表現はちょっと控えてもらいたいというふうに思っております。

記者 どこが間違ってるんですか。こちら内容が分からないから聞いてるんですよ。

市長 裏でとかね。具体的に言って下さい。

記者 別にです。公なルートとは別に市長が話をされてる内容が分からないから。

市長 だから話してる内容は、随行職員がちゃんとその場でいろいろと要点をまとめているというふうに申し上げました。それについてまた事務方とすればいろんな中国防衛局とか米側のほうといろんな確認などをしてですね、そして文言も整理して、それで発表をさせてもらっておりますので、それで電話の内容がちゃんと事務方には伝わって、そこで改めていろんな確認作業もしておりますから、これでいいんじゃないでしょうか。

記者 電話の内容についてもその都度聞いて、そちら答えるという形になりますね。

市長 まあ電話の内容をすべてですね、いろんな内容がありますよ。それすべてですね、まとめて出すような話じゃないですよ。

記者 公用の話をしてるときにですね。

市長 そりゃあもちろんそうですよ。今回もそういうふうな段取りで内容をまとめてそれぞれで確認をして発表をさせてもらった訳でありますから。

記者 メモをデータとして残してらっしゃるんですね。

市長 あくまでメモですから。

記者 はい、もちろんそうです。

基地政策担当部長 市長の方から、お盆に飛行することは遺憾である、飛行運用には騒音軽減措置をとり、市民生活に重大な影響がないよう要請する。こういうことを市長の方が司令官にしっかり伝えております。それから司令官からは、米軍としても日本のお盆の重要性については十分理解しており、お盆期間中の米軍運用については騒音軽減措置をとり飛行場周辺の影響は極力少なくなるよう配慮する。こういった回答がございました。以上まとめれば司令官と市長とのやりとりのポイントでこざいます。ここが欲しければもちろん紙に書いたものがございますので、今口頭で申し上げましたがこの部分はメモとしてきちんととってございます。


Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)