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市長記者会見「岩国駅東西自由通路・橋上駅舎の供用開始について ほか」(平成29年7月28日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年7月31日更新

市長 本日は「岩国駅東西自由通路・橋上駅舎の供用開始」と「第4回「岩国架け橋会in東京」」についてお話をさせていただきます。まず「岩国駅東西自由通路・橋上駅舎の供用開始」についてでございますが、東西自由通路や東西駅前広場の整備、岩国駅のバリアフリー化等からなる「岩国駅周辺整備事業」のうち、東西自由通路の整備と駅舎の橋上化につきましては、西日本旅客鉄道株式会社と平成26年3月に工事の協定を締結し、これまで整備を進めてまいりました。その後、工事も順調に進捗したことから、11月26日、日曜日でありますが、始発列車に合わせて、東西自由通路そして橋上駅舎を供用開始することとなりました。この供用開始を記念いたしまして、前日の11月25日に関係者に御出席いただき、東西自由通路・橋上駅舎供用開始記念式典を、そして午後には一般の方を対象に内覧会を開催いたします。旧岩国駅につきましては、御承知のとおり昭和23年に建設されたもので、老朽化が著しく、施設の更新やバリアフリー化が急務とされておりました。また、東西地域が鉄道により分断されることによりまして、自由な行き来ができないことが地域の発展の妨げになっており、一日も早い整備が待ち望まれておりました。新たに供用開始することとなりました東西自由通路は、常時、軌道上空を行き来できる歩行者専用の通路でありまして、東西それぞれに、エレベーターやエスカレーター、多機能トイレなどを設置をしております。橋上駅舎となります新しい岩国駅の改札口には、この東西自由通路により容易にアクセスすることができ、また、それぞれのホームにはエレベーターと昇りエスカレーターが設置され、ご高齢の方や障がいをお持ちの方、また、小さなお子様をお連れの方など、すべての方に安心してご利用いただけるものと考えております。さらに、この度の東西自由通路の供用開始により、駅の東西地域の交流が活発になり、岩国駅を中心とした中心市街地の賑わいの創出につながるものと期待もしております。引き続き、地下通路の改修や東口駐輪場の整備、東西駅前広場の再整備などを実施し、平成31年度末の事業の完成を目指して参りたいと考えております。また記念式典、内覧会等につきましては詳細が決まり次第お知らせいたしますので、よろしくお願いいたします。

次に、第4回「岩国架け橋会 in 東京」についてでございますが、これは岩国錦帯橋空港の開港を機に開催した「岩国架け橋会in東京」は、これまで3回の開催で、延べ700人を超える岩国ゆかりの方々にご参加いただき、首都圏と岩国の人と人とをつなぐ「絆の架け橋」として大きな役割を果たしてきております。この交流が、岩国市の更なる飛躍に繋がるよう、本年11月1日に、東京の上野精養軒において開催を予定しております。そして、今年は岩国錦帯橋空港が開港して5周年を迎えます。多くの皆様方のお力添えにより開港当初から好調な利用状況が続き、羽田線が増便され、沖縄線については運航が再開されるなど、予想を上回る大盛況となっております。本市におきましては、首都圏に在住されている岩国市出身者で、また企業で活躍している方々に、アドバイザーとして情報提供等をいただき、また、多くの企業人と交流を図ることで、本市の産業振興にも繋げてまいりたいと考えております。第4回目となる今回も、岩国市にゆかりのある産・学・官の各界の方々の形式張らない気軽な「出会いの場」、誰とでも気軽に人脈づくりができる「交流の場」として、開催いたしますので、お知り合いの方もお誘い合わせの上、ご参加いただきたいと思います。私からは、以上でございます。

 

市長 パネルがあるので、立って説明をさせていただきます。こちらが西口の駅舎になります。エスカレーターと階段の下あたりに大きなスペースが生まれておりますので、ここで地域のいろんな活性化の交流イベントなども今後できるのかなと考えております。こちらが東口になりますが、かなりこちらもロータリーが広くなります。エスカレーターもエレベーターもございますが、この辺りで、ステージの利用としても可能なレイアウトとなっておりますので、地域のイベントなど駅を使った地域交流が今後されることを期待しております。こちらが地下道の入口ですね。こちらが自由通路になりますが、横幅が6mということでかなり開放的な自由通路となっております。壁側の方にはいろいろなパネルがございまして、観光や情報発信ために活用できると、そしてガラスなどで光を取り込んで開放的な空間も演出しております。以上であります。

 

記者 第4回岩国架け橋会についてですが、内容がですね、今までと違うものは何かあるんでしょうか。

 

市長 まずは今まではですね、岩国市の近況と言いますか、最近のまちづくりなどトピックを私の方から短い時間ではございますけども映像とかを用いましてプレゼンテーションをしております。これも今回も行っていこうと思っております。そういった色々な情報を、前回も行いましたが非常に良かったということもございましたので、引き続きそれを行いたいという風に考えております。また地元の岩国寿司とか地酒など特産品をその開場にて試飲とか試食などもして参りたいという風に思っております。また今回は初めてになりますがシロヘビが一緒に出向きまして展示もする予定にしております。あとは気軽な形式ばらない会ということで企画をしておりますので、様々な交流なども臨機応変にそこで取り組んでいきたいと思っております。

 

記者 瑞風についてお聞きするんですが、新しい駅ができれば当然瑞風もそこに停まるようになると思うんですが、その時の初のときには、こないだの南岩国のように式典をやられるご予定なのか。萩なんかでは、瑞風の停車に併せて駅の構内にイベントコーナーなんかを、特別な飾りつけをしてますけど、今回新駅舎の方でも、そういった観光ブースなんかを作る予定はありますか。

 

市長 JRさんの方でいろいろ御検討されているかもわかりませんが、今、南岩国の方で瑞風が立ち寄り観光をしていただいておりまして、今まで2回ほど立ち寄られておりますが、2回目は地元の園児達がですね、お出迎え、お見送りなどをさせていただいておりますので、毎回地元の園児も含めてですね、そうったおもてなしの取り組みをしていきたいと思っておりますので、新しい岩国駅の方でもそういったことは引き続きさせていただきたいと思っております。また改めて岩国駅の方で特別なセレモニー的なものがあるかどうかについては、まだ私の方では把握しておりませんが、またJRさんの方ともいろいろと相談させていただきたいと思っております。市とすれば瑞風で寄られた方々が、岩国を非常に気に入っていただけるような、そういったできる限りのおもてなしをしていきたいというふうに考えております。

 

記者 いつ起工して総事業費はいくらですか。

 

部長 まず、総事業費ですが、東西自由通路の関係ですが、31.9億円程度です。それから橋上駅舎の関

係ですが、32.5億円です。合計約64.4億円でございます。それから着手は平成27年の11月に着工し

ております。

 

記者 現在の進捗率ってわかりますか。

 

部長 ほぼほぼ完成しております。現在内装をしておりますので、約90%程度と思います。

 

市長 私も近々ですね、現場の方にですね、間近でございますので、11月26日までには前もって見学

に行かしていただきたいというのは伝えてあります。

 

記者 事業費は全部市の負担ですか。JRもいくらか出しているんですか。

 

部長 財源内訳になるかと思いますが、64.4億円の財源内訳を申し上げます。国費は32.2億円、合併

特例債が24.6億円、起債でございます。一般財源が6.1億円、JRさんの負担が1.5億円でございます。

 

記者 国費は補助金ですか。

 

部長 国交省の社会資本整備総合交付金です。

 

記者 自由通路の高さは。

 

部長 高さは約3.3mです。

 

記者 空母艦載機の移転の話ですけれでも。

 

市長 駅はいいんですか?

 

記者 早ければ7月にもということでした。その後何か。

 

市長 今日の時点で防衛当局の方から空母艦載機の移駐に関する部隊の移駐のスケジュールについての具体的な情報はございません。先般からも中国四国防衛局なども通じまして情報提供については速やかにされるように再々申し上げておりますが今のところそういった状況はない訳であります。

 

記者 大まかにでも。例えば8月末にでもなりそうだとか。7月はなさそうだというのもない。

 

市長 そうですね。以前から国の方から7月頃からという話でございましたけれども、具体的に8月のいつ頃かとかまだ詳細はございませんが、恐らく通常であれば横須賀に空母が入ってくるそういったタイミングであろうかと思っておりますので、あらゆる観点から我々としても情報収集はしていきたいという風に思っております。

 

記者 F-35Bの方が早くなるということはないんですか。

 

市長 F-35Bについては残りの機種更新が8月にあるということは情報は得ております。1月に10機がホーネットと入れ替わっておりますね。残りの6機が今度ハリアーと機種更新ということでこれが8月にあるということは情報はいただいております。

 

記者 そうなんですけれども、F-35Bの方が艦載機の移転よりも早くなるということはないですか?

 

市長 それは私にはわかりません。

 

記者 同じ時期になりますかね。8月の。

 

市長 それも私からは何とも。情報がありません。やはりF-35Bの方は、8月の何日というのはわかりませんけれども、8月中というのは情報がありますが、艦載機部隊については情報がない訳でございますので、どちらが先なのかということはここでは答えることができない訳であります。

 

記者 稲田防衛大臣が日報問題で辞めるようですけれども、これから大臣が辞めるということで、艦載機移転についての影響っていうのは何かあるんでしょうか。スケジュールが変わってくるとか。

 

市長 これは日米のこれまでの協議の中で進んでいる案件でございますので、今回の大臣辞任、また国会でいろいろと論議されておりますが、そういった中で、この米軍そのものについて、変更があるかないかというご主旨の質問でありますが、これまでの経験上から申し上げますと、今回の内政と外交政策については、切り離して進められていくのかなと感じております。いずれにせよ、8月上旬には新たな内閣改造もあると聞いておりますので、どなたがなられるのか非常に興味を持って、注視をしていくとこでありますが、どういった布陣になりましても、新たな大臣または閣僚等も含めて市として表敬訪問的なものもしくは先方からまたいろいろと市の方に来られる場合もありましょうから、また意見交換なり、これまでの市の要望とか、課題について、機会を捉えて、しっかりとお伝えをしていきたいという風に考えております。

 

記者 職員の不祥事が続いてですね、市長自らその減給されるということですが、これはどういった考えで、こういったことをされようと思ったんですか。

 

市長 本当に申し訳ないことでございますが、今年に入りましても立て続けに職員の不祥事等が重なってまいりました。市全体といたしましても、改めて規範の徹底と再発防止策等含めてできるだけの改善策について、取り組んできておりますが、改めて今回の不祥事につきまして警察の方もですね、処分等が確定いたしましたので、改めて私としましては本来であれば9月議会に諮るべき条例になるかと思いますが、議会の方にも相談をさせていただいて、やはり私自ら市全体の責任者といたしまして、自らを律するというそういったものの中で減給を専決の方でさせていただいたところであります。

 

記者 9月議会で諮って、何月から減給されるんですか。

 

市長 本来であれば9月議会で諮って、議会で専決処分されればということが普通でありますが、もう速やかに減額の検討をさせていただきました。私と副市長でありますが、減給10%3カ月でありますが、これは7月21日から3カ月間ということで専決で決めさせていただきました。


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