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市長記者会見「6月定例会の提出予定議案」(平成28年5月30日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年6月6日更新
  • 日時 平成28年5月30日 11時~
  • 場所 議会会議室(6階)
  • 担当課 秘書広報課広報班

市長 それでは、今回に提出する予定の案件でございますが、報告が7件、議案が9件であります。それでは、主なものにつきましてその概要をご説明させていただきます。
まず報告第4号から第8号までは、平成27年度の一般会計等、そして4会計予算の繰越しについて報告するものでございます。報告第9号の「岩国市税条例等の一部を改正する条例」の専決処分の承認については、「地方税法等の一部を改正する法律」等の施行に伴い、固定資産税及び都市計画税について、規定の整備を行った専決処分の承認を求めるものでございます。
続いて、議案第104号は任期満了となる「岩国市公平委員会」の委員1人を選任するに当たりまして、市議会の同意を求めるものでございます。
次に議案第105号でございますが、これは任期満了となる「岩国市教育委員会」の委員お1人を任命するに当たり、市議会の同意を求めるものでございます。
次に議案第106号は「岩国市固定資産評価員」を選任するに当たりまして、市議会の同意を求めるものでございます。続きまして議案第107号「岩国市営改良住宅条例の一部を改正する条例」でございますが、これは岩国荒田団地の耐震改修による住宅2戸の面積の拡張及び住宅の給湯設備の新設に伴い、住宅の使用料を変更するため、規定の整備を行うものでございます。
次に議案第108号「岩国市生活交通バス条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例」、これは通学支援定期乗車券の対象者の範囲を市内の山口県立の中学校と私立の中学校の生徒まで拡大することに伴い、規定の整備を行うものでございます。
次に議案第110号「(仮称)玖珂・周東学校給食センター建築工事請負契約の締結について」は、条件付一般競争入札により、株式会社カシワバラ・コーポレーションと6億3,504万円で工事請負契約を締結するものでございます。続きまして議案第111号「(仮称)玖珂・周東学校給食センター機械設備工事請負契約の締結について」は、条件付一般競争入札により、株式会社藤本設備と3億2,215万9,400円で工事請負契約を締結するものでございます。
最後に議案第112号「(仮称)玖珂・周東学校給食センター厨房設備工事請負契約の締結について」は、条件付一般競争入札により、株式会社中西製作所中四国支店と4億500万円で工事請負契約を締結するものでございます。以上で、「6月定例会の提出予定議案」の概要説明を終わります。私からは以上であります。

記者 じゃあまず、議案110号から112号なんですけど、工期と施設の概要・建設場所を教えていただきたいんですけど。

市長 まず場所については、周東テクノポート内であります。細かい概要について、これは教育委員会か。

総務部長 もう一回質問を。

記者 まず工期。

市長 平成29年の2学期から配食ができるようにしますので、その前に事前に完了しておかないとですね、搬入の練習とかルート確認に期間がいりますので。

総務部長 日にちはですね、29年7月31日までを工期としております。

記者 建物規模はいいです。対象になる学校数と何食分かって分かりますか?

総務部長 施設としては延床面積約2500平方メートル、一日約3000食の調理場となっております。

記者 対象の学校数って分かりますか?

市長 数はあれですけどね、玖珂周東の学校とですね、一部由宇の学校、それと南河内、杭名そのあたりと藤河も含めて、御庄もですね。それまで網羅いたします。8月だったかな、小瀬と柱野と南北河内、由宇西。
夏休みの間に完成して、その間に搬入の確認とか、ルートの確認とかそういった時間を要して2学期から。

記者 9月1日から?

市長 夏休み明けてですね。

記者 すみません続けて、議案とちょっと関係ないですけど、27日だったかな?オバマ大統領が岩国に来られまして、市長も出迎えをされたようなんですけど、オバマ大統領を出迎えた時どういうお話をされて、どういう感想をお持ちになられたかを。

市長 ご承知のようにオバマ大統領ですね、歴史的な広島訪問がございまして、広島訪問に先立って岩国基地の方にエアフォースワンで着かれまして、私はその出迎えということでその場におりました。どういったやり取りがあったかですかね?

記者 そうです。

市長 まずオバマ大統領の方からですね「これまでの良好な日米関係と、それから岩国市民、また私、市長のですね、そういったリーダーシップや取り組みについて感謝をしています」という、そういった趣旨のご挨拶がございました。
基地の中でもその後大統領のスピーチがございましたが、その中でも触れられておられましたように、「福田市長、園田群司令、海上自衛隊のみなさん、そしてすばらしい岩国市民の方々にもお礼を申し上げますと。母国を離れて遠くまで使命を果たしている米国兵士のみなさんへ温かい歓迎、そして我が国にとってそれは非常に大きな意味を持ちます」と、そういった「みなさんを代表してお礼を申し上げます。」、日本語で「アリガトウ」ということでスピーチされました。
非常に今回の歴史的な訪問でありますが、その後大統領、原爆資料館に行かれまして、その後スピーチをされました。私もリアルタイムでそのスピーチを拝聴させていただきましたが、非常に意義深い感動的な内容だったというように思っております。改めて原爆の悲惨さ、戦争の悲惨さをですね、自ら大統領も肌で感じられたとことだと思いますし、やはり任期、あと8か月あまり大統領の任期はございますが、これからも改めて核兵器廃絶に向けての努力をされていかれるのだろうなという風に思いました。
また今回大統領は核兵器の廃絶だけでなくて、過去の幾多の戦争にも言及されました。世界から紛争を終わらせる、いわゆる外交的な努力が必要であることも語りかけておられましたし、また未来を見据える、そういったいくつかのこともございました。基地がある岩国市とすれば、日米同盟がですね、さらなる強固なものとなり、国際社会の平和と安定につながることを期待しております。
それと最後に、大統領の言葉の中で私が非常に感銘を受けたのはですね「もはやこれ以上、私たちは戦争は望んでいません。科学をもっと、人生を充実させることに使ってほしいと考えている。」また「未来において広島と長崎は、核戦争の夜明けではなく、私たちの道義的な目覚めの地として知られることでしょう。」というふうに締められました。まさにその通りだなと、私も非常に感慨深く聞かせていただきました。
そういったことが私の感じたことであります。

記者 この間のオバマさんの話でですね、ご自身で艦載機移転については何か伝えられたことはあったんですか?

市長 今回オバマ大統領とですね、タラップの下でお出迎えさせていただいて、その後格納庫に行く間とかございましたが、そんなに長いこと話すようなシチュエーションでもなかったものですから、今回の艦載機移転等について、米軍サイド等についての話す機会はちょっとございませんでした。

記者 日米の関係ということでですね、この前沖縄の方でも女性が死体遺棄される事件もありましたが、そういった岩国でも無関係ではないと思いますがそれに関して、どういった思いをお持ちで、これからどういった対応をしていきたいというのがありますか?

市長 その質問は今回の大統領訪問とは切り離しての質問かなと思いますが、今回沖縄で起きた事件、非常に許し難い残虐な事件であったと思っております。すでに沖縄県はじめ、全国からも同じようにこれまで国・米側に対して要請しております日米地位協定の改善等について、これ以前、菅官房長官、また安部総理からも発言があったというように、私は認識しておりますが、目に見える形での改善、これがやはり求められているというふうに思っております。これにつきましては岩国市も機会をとらえて国・関係方面に対して要請しておりますが、こういった地域の声をですねしっかりと行政の方で受け止めていただいて、まさに目に見える形での改善、これを我々もしっかりと今後も要請していきたいというふうに思っております。
と同時に市としてやれること、これについては、市民の安心・安全対策について、特に治安等についても、これまで市として安心安全のブリーフィング、またパトロール等をやっておりますが、こういったことも地道な活動ではありますが、こういった活動をですねしっかりと米側と協力しながらやっていきたいというふうに考えております。

記者 今のに関連するんですけど、今回の事件を受けまして沖縄の方では基地撤去運動がさらに強まって普天間の移設問題もちょっと暗礁に乗り上げてくるんじゃないか時間がかかるんじゃないかと思うんですけど、市長としてはこれが普天間の移駐計画、それに伴う岩国の空母艦載機移駐に何らかの影響を与えると思っていますか。

市長 今回沖縄の方ではすでに色んなですね、動きが出ているということはマスコミ等を通じて感じております。その間で、国の方におかれましては、ただこれまでの基地のスタンスといいますか、政府としての考え方については変更がないということも承知をしておりますので、いずれにいたしましても沖縄県の動向なり、国の対応、こういったことを市とすれば見極めていく、これに尽きるかなと思っております。

記者 一方でその艦載機移転についてのですね、決断というのを何かされるおつもりはあるのですかね?もう日にちが2017年までというふうになっておりましたけどね、日米の政府の計画では。

市長 今日の時点で国の方からですね、明確な時期的なものとか、そういった情報がございません。市とすれば、先般なり、基地に関する協議会、またそれ以外でも色んな機会をとらえて防衛当局、中四国防衛局含めて本省の方とも色んな協議をしております。

色んな安心安全対策、地域振興策について、色んな協議の中で目に見える実績また色んな施策を引き出していきたいと、そして多くの地域の方々、理解ももちろんでありますけど納得の得られるようなそういった成果を引き出していく、これに全力をあげておりますので、現時点でいつ、ということは明言できませんが、やるべきことを現時点ではやらさせていただいているところであります。

記者 基本的には向こうが言ってきたら、国が言ってきたらということになるわけですか?そちらから表明されるおつもりはない?

市長 そうですね。基本的には国の方から何らかのアクションがかかって、それに対応するかたちで、そうすれば対応していきたい、そういったスタンスで考えております。

記者 がらっと話を変えまして、まもなく6月1日を迎えます。岩国市の観光の目玉のう飼も始まりますけど、今年は春の遊覧もかなり好調でいいスペースで進んでいるということなんですけど、市長としてう飼開きに対する期待と、それから沖縄便も就航してますし更なる観光客誘致、う飼のPRについてどういう風に対応していかれるおつもりですか。

市長 はい、観光協会のみなさん方の努力もありまして、非常にう飼の方もですね、遊覧の方が現時点で非常に好調であるということを聞いております。いよいよ6月1日からう飼の方も始まります。すでに多くの予約もですね、あるというように聞いております。この錦帯橋のう飼、すばらしいロケーションの中で繰り広げられるこのう飼をですね、しっかりと盛り上げていくためにも、今回沖縄便も就航しておりますが、東京便も一便増便であります。しっかりと観光戦略を練りながら、う飼のみならず、本市の観光振興を進めていきたいという風に思っております。
先般作った観光プロモーション戦略室、そういった方面ともタイアップし、また4月から岩国市の庁内にもブランド推進班を設置しております。またシティセールスもしっかりとやっていかなければなりませんので、まさに観光というのは全ての分野にまたがっていきますので、庁内で大大的にこの岩国市の魅力、発信しながら、夏のう飼PR、していきたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。

司会 時間となりましたので、先ほどちょっと質問のありました玖珂周東の給食センターの対象校について、どうぞ。

教育次長 最終的には20校1園となります。29年9月のスタート時は16校1園でスタートします。

市長 だから、玖珂周東の今までの小学校は、そのままで?

担当者 はい、そのままです。それに旧岩国の小瀬・御庄・藤河・杭名・河内・柱野の6小学校が。

市長 もう一回言って?

教育次長 今の周東・玖珂のセンターにて運営している10校1園に、旧岩国の6校、小瀬・御庄・藤河・杭名・河内・柱野の6小学校がプラスされます。

市長 由宇は?

教育次長 由宇は32年の4月からの追加になります。

市長 ちょっと時期がずれるんだね。

教育次長 由宇を含めたら、最終的には20校1園。

記者 はい、わかりました。