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市長記者会見「青少年海外派遣事業について ほか」(平成25年6月27日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年6月27日更新
  • 日時 平成25年6月27日11時30分~
  • 場所 議会会議室
  • 担当課 秘書広報課広報班

市長 最初にお手元の「大吟浄の水」についてお話させていただきます。大吟浄の「浄」は浄水場の「浄」ですので、今日はぜひ、飲みながらお聞きください。後で、感想をお聞きします。
 この「大吟浄の水」は、これまで災害に備えての備蓄用やPR用として、水道局が製造し、無料配布しておりましたが、市民の皆様からは「安心、安全で非常においしい」「一般にも販売してほしい」とうれしい評価をいただいておりました。今回、この声にお応えすべく、来週7月1日から一般販売を開始することとしました。最近では、外国からの輸入品を初め、数多くのミネラルウォーターが販売されており、地域で生み出されている水道水を飲まない人が増えています。「岩国の水道水は、安心・安全で、実はおいしい」ということをPRするとともに、蛇口の水を直接飲むことができる日本の水道の、歴史と文化を継承するための啓発活動として実施するものです。目標の販売数ですが、民間圧迫にならないよう、500mlボトルで、当面、年間8,400本の限定販売とし、希望小売価格は1本100円を予定しています。販売場所は、水道局をはじめ、市役所の売店、岩国錦帯橋空港の売店、錦帯橋バスセンターの売店など公共施設に附設された売店等を予定しています。詳細はお手元に配布している資料のとおりです。感想は後で。
 続いて、青少年海外派遣事業についてのお知らせです。昨年、姉妹都市提携50周年を迎えましたアメリカエベレット市への高校生の派遣事業ですが、すでに13名の派遣者も決まり、7月20日から8月4日までの派遣に向けて、現在、事前研修を行っています。また、今年は、錦帯橋空港開港の1周年、周防大島町とハワイのカウアイ島との姉妹島提携50周年ということで、初めての試みとして周防大島町と合同でカウアイ島派遣事業を予定しています。期間は 10月9日から14日までの6日間で、7月1日から募集を開始します。岩国市は中学生7名、周防大島町は中・高校生5名の予定です。今回、短期間の派遣ではありますが、ホームステイなどの交流体験や異文化体験により、これからの国際化時代を担う子どもたちの国際感覚を醸成できればと考えています。
 最後になりますが、7月4日の由宇総合支所を皮切りに8月20日までの間、総合支所の巡察を実施します。これは、それぞれの地域内における懸案事項や主要事業等の状況把握のため、地域の方々や総合支所職員とのいろいろな意見交換を行いながら、現地を確認していきたいと考えています。岩国錦帯橋空港開港や医療センターの移転などの大きな事業が「かたち」になりましたが、一方で地域が抱える課題は、まだまだ未解決のものもございます。今回私が現地へ行き、それを直接見て聞いて感じながら、今後、市民の皆様誰もが安心して暮らせる優しいまちづくりに繋げたいと考えていますので、すでに日程も固まりつつありますが、この7月4日から始めたいと思っています。
 私からは、以上です。

記者 ペットボトルの水の一般発売は今回が初めてですか。

水道局職員 岩国市は初めてです。

記者 活性炭処理と熱処理によって、カルキ臭さをなくしているということですか。

水道局職員 カルキだけではなく、一般に活性炭処理というと、臭いなどのいやな部分を消すことができるということで使われているものです。

記者 大吟浄の水、浄水の「浄」と「大吟醸」の「醸」をかけたネーミングだと思いますが、どういう経緯で誰が命名されたのか。

水道局職員 これはお手元の資料にあるように、平成16年にすでに商標登録してあります。私の前々に水道局長をしておりました、池元幸信さんが、当時これを一般に売り出したいという思いで商標登録されたようですが、ちょうど市町村合併の混乱時期でタイミングを失したようで、今回、皆さんの意見が多く、ぜひ出そうとなりました。また市長が説明しましたように、今、ミネラルウォーター等がどんどん販売されて蛇口から水を飲む人が少なくなっていることから、水道の蛇口から飲んでいただこうという啓発活動のため、今回販売することにしました。

記者 水道水の美味しさをアピールしたいという目的はわかりますが、活性炭処理と熱処理をした水で、蛇口から飲むものそのものではないのですよね?

水道局職員 はい。ただ、カルキは、例えば水道水をそのまま一晩冷蔵庫で寝かせばほぼ抜けますので、ほとんど同じものが飲めるというふうに考えていただいて結構です。要は、こういう啓発活動の中で「蛇口から直接水を飲んでください。わざわざ高いものを買って飲むより、岩国の水道はおいしいのですから」という意味を込めています。

記者 これはどこから取っている水ですか。
 

水道局職員 錦川の水を錦見浄水場で浄化したものです。

記者 市民が飲んでいる一般の同じ浄水場から取水した水ということですね。

水道局職員 はい、水道水です。

記者 今までは、備蓄用に毎年500箱ずつですか。

水道局職員 今までは、備蓄用とイベント用で大体3,000本ぐらいです。

記者 それもこれと同じパッケージですか。

水道局職員 そうです。

記者 製造原価で儲けはなしですか。

水道局職員 はい。ただ、水道局で売るのは小売価格ですから多少利益はありますが、あくまでも啓発活動・PR用と考えていただければと思います。

記者 市長、もう一言感想を。

市長 のど越しも爽やかで、本当に美味しい水。このすばらしい錦川から取れた岩国市の安心安全で安い水道水をしっかりと普及できるように我々もPRしていきたいと思います。

記者 安倍総理が、沖縄の負担軽減のために空中給油機KC-130の早期の移転をおっしゃられ、市や県の立場では、普天間の移設が片付いてから、いわば先行移転は認めないようなかたちをとっていますが、あの発言について市長のご感想を。

市長 総理の発言の詳細をすべて把握できていませんが、これまでの私の考え方とすれば普天間の見通しが立たないうちに、先行移駐については、到底理解できませんということをお話させていただいています。そういった中で政府としても、我々国民としても、沖縄の負担軽減については、しっかりとオールジャパンで考えていかないといけないという考えを持ち合わせていますので、今後正式に国からいろいろな話があったときに、然るべき考え方をまた述べさせていただきたいと考えております。今のスタンスは変わってはいません。

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