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市長記者会見「市議会9月定例会提出予定議案について ほか」(平成25年8月27日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年8月27日更新
  • 日時 平成25年8月27日11時30分~
  • 場所 議会会議室
  • 担当課 秘書広報課広報班

市長 本日は「9月定例会の提出予定議案」についてお話します。今議会に提出する予定の案件は、諸般の報告8件、報告6件、認定18件、議案21件です。主なものについてその概要をご説明いたします。
 まず、諸般の報告は、岩国市土地開発公社ほか7件の経営状況について報告するものです。
 次に、報告第14号は、平成24年度財政の健全化判断比率等の報告について、報告第15号は、岩国市市場事業経営健全化計画の完了について、また報告第16号は、平成24年度教育委員会の点検及び評価について報告するものです。
 次に、認定第1号から第18号までについては、平成24年度の一般会計及び各特別会計 並びに地方公営企業の決算について、監査委員の意見を付けて市議会の認定に付するものです。
 続いて、議案第92号、平成25年度岩国市一般会計補正予算(第1号)及び議案第93号から議案第101号までの各特別会計補正予算については、これは各会計とも平成24年度決算に伴う繰越金などの調整を行うとともに、一般会計においては、7月の豪雨被害などに対応するための災害復旧費、地域の元気臨時交付金を活用した事業費の計上、国・県支出金の返還金、財政調整基金への積立金などを計上しております。
 詳細につきましては、お手元に資料を配付しておりますのでそちらの方をご覧いただけたらと思います。
 次に、議案第102号「岩国市交通局の分営化に係る職員の退職手当の特例に関する条例」は、岩国市交通局の分営化を円滑に実施することを目的に、交通局に企業職員として採用され、現在は岩国市において業務を行っている職員に対する定年前早期退職者の退職手当の基本額に係る特例を拡充するため、新たに条例を制定するものです。
 議案第103号「岩国市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例」は、国家公務員の退職給付の給付水準等の見直しに伴い、定年前に退職する意思を有する職員の募集に係る要項の記載事項等を定めるほか、定年前早期退職者に対する退職手当の基本額に係る特例を拡充するなど、規定の整備を行うものです。
 議案第104号「岩国市住宅条例の 一部を改正する条例」は、岩国通津団地、玖珂鹿田住宅、周東上市団地、周東沖原団地 及び 美和秋掛住宅のうち13戸を老朽化により用途廃止することに伴い、規定の整備を行うものです。
 議案第105号 「岩国市単独定住住宅条例の一部を改正する条例」は、錦原住宅のうち1戸を老朽化により用途廃止することに伴い、規定の整備を行うものです。
 議案第106号から議案第109号までは、防災行政無線同報系子局等整備工事(周東地区)の請負契約及び岩国市公共下水道一文字終末処理場建設工事等の工事委託に関する協定の締結について議決を求めるものです。
 議案第110号「不動産の取得について」は、愛宕山まちづくり区域内の多目的広場・防災センター等の整備事業用地として、愛宕町一丁目地内に所在する土地37,858.2平方メートルを7億347万6,593円で岩国市土地開発公社から取得することについて、議決を求めるものです。
 最後に、議案第111号「調停の申し立てをすることについて」は、これは本年2月、美和町秋掛の県道上で市の光ケーブルが林業用作業車に切断されるという事故が発生しましたが、この復旧工事に要した費用を全額相手方に請求するため、可部簡易裁判所に調停の申立てをすることについて、議決を求めるものです。
 以上で、9月定例会の提出予定議案等の概要説明を終わります。
 私のほうからは、以上です。

記者 特に予算とは関係ないですが、オスプレイが駐機して間もなく一ヶ月になり、当初の予定より駐機期間が長引いていますが、そのことについてどうお考えか。

市長 当初、オスプレイの第2陣が陸揚げされ、12機のうち11機はすでに岩国を離れて普天間に配備されておりますが、ご承知のように昨日の午後、中国四国防衛局から、残る1機も普天間に移動するという可能性があるという知らせがありましたが、結果的には移動しませんでした。また、今日の時点でもそういった情報は入っておりません。このことについてどうかというご質問だと思いますが、市といたしましては、先般も上京した折に防衛含め各省に参り、早期の移動について、またこれまでの日米合同委員会の合意内容についてもしっかり遵守していただくよう、再々話を通しております。今回既にほとんどが移動していますが、このこと自体、沖縄の皆さん方の心情を考えますと、複雑な思いを併せ持っていますが、今回の一連の陸揚げから移動について大きな支障なく、スムーズにということについては安堵感を持っております。やはり今後の運用を含めて、県とも連携しながら運用の中身について注視していきたいと思います。

記者 基地関連の話ですが、先日、1日当たりの騒音苦情が今年に入って88件と最多を更新し、このことについて市から照会や申し出をされてはいますが、市長自身はどのように受け止めているか。

市長 騒音の苦情については、中身について我々もしっかりモニタリング等をしております。今、県と市と国で作っておる「岩国基地に関する協議会」でも、もちろんその対策についていろいろと協議しておりますし、防音工事の拡充等についてもこれまで国と協議し、一定の成果を得ております。市民の皆さまの不安を少しでも払拭できるように、しっかり国と県と市の方で対策を練って実行していきたいと今後も考えております。

記者 オスプレイ関連で2つ。なぜ1機だけ駐機しているのか、一部報道によると機体の不具合があるのではないかと。こういった情報はちゃんと国を通じて米軍から市長にあるのかどうか。もう1点は、10月にも滋賀県でオスプレイが参加する訓練が開かれ、これも岩国基地が中心という予定であると。これについても国からどういった情報があるのか教えていただけたら。

市長 まず1機駐機したままになっているオスプレイについては、その理由・原因等について国に照会をしています。しかし、国からはそのことについて詳細な情報はなく、我々にもその理由については来ておりません。いろいろな情報提供は速やかに入り次第、市にもすぐ知らせるということになっているので、情報が入り次第またお知らせをして参りたいと思います。先日も市と県で防衛省にどういった理由で1機がそのまま駐機されているのか説明を求めてまいりましたが、そういった状況でした。また2点目の滋賀県での訓練については、まだ詳細な情報を得ていませんので、今後国から然るべき情報提供があると思います。もちろん我々も、しっかり情報提供を求めて参りたいと思っています。

記者 結果として1機残っていることも情報提供がないことも含めて、必ずしもスムーズにいっていないのではないかという受け止めもあります。そのあたり市としては、7月31日以降の一連はスムーズにいっているという印象ですか?

市長 前回の第一陣の時も、部品の関係等であったでしょうが、結果的に2ヶ月ぐらい、その間で安全確認作業等もあった形で長期の駐機ということになりました。今回なぜ1機だけ駐機されたままになっているのかについてはいろいろな想像ができますが、具体的な理由は我々には入ってきていません。市民の方々がいろいろな不安を抱いているとも聞いています。我々とすれば、市民生活を守るという立場でしっかりと決められた運用をしてもらえるように国・米側に求めております。今、直接市民生活に大きな影響があるわけではありませんが、いろいろな情報を県とともに提携して国に求めていく形をとっています。

記者 国からの情報提供のあり方ですが、先日の日曜日、中国四国防衛局から「今日普天間基地に飛んで行く」と情報が入ったのが12時で、基地政策課から各報道機関、市議会議員に連絡が回っている段階で飛んでいたという、ものすごく不親切なものである。昨日は、行くと言いながら結果的には行かなかった。今年の3月も7機来ると言いながら3機しか来なかった。国からの情報が非常に曖昧で、その度に、基地政策課の職員や県の職員も現場に確認に行くなど、すごく混乱が生じているのですが、そのことに対して中国四国防衛局や米軍に何らかの抗議なり、より詳細な情報を提供するよう申し込むなり、そういった考えはないのですか。
 

市長 おっしゃる通り、我々だけでなくマスコミも同じ思いかもしれませんが、いろいろな情報に翻弄されている感じがあります。ただ単に我々も早期の情報提供を求めると言っていますが、その情報があまりにも現実と食い違っているのであれば、本来の情報提供は信憑性があるべきなので、やはり、確な情報を速やかに我々にも提示してもらいたいということをしっかりと伝えて参りたいと思っています。

記者 市長として国からの情報提供は、不十分だとお考えですか。

市長 不十分というか、内容が交錯しています。飛び立つという断定こそしていませんが、そういった動きがあるとか、そうらしいという情報を得ており、しっかりとした正確な情報でないと、提供されても意味を成しません。早期での正確な情報提供をしっかりとしてほしいということを申していきたいと思っています。

記者 鵜飼いシーズンが間もなく終わろうとしていますが、鵜飼い事業の今後について市としてどのように認識しておられるのか。方向性は見えてきたのか、現状を教えてください。

市長 鵜飼い事業自体、9月10日まで開催されますので、事務的にはいろいろと話し合いや協議を進めておりますが、この段階で具体的に最終的な方向についてまだお話する段階には至っておりません。

記者 方向性は見えてきた状態ですか。

市長 まだ、今後詰める課題が多いです。

記者 議案にも愛宕山の不動産の件が出ていますが、黒磯の医療センターの跡地の問題で、   民間売却が前提ではあると思うのですが、それに関してかなり難しい状況で何も話が出てないと。その中で、総合支援学校を移転させたいという話が出ていること対して、市長自身どうお考えか。

市長 医療センターの跡地に対しては、ご承知にように医療センターも市も一緒になって民間売却に努めると。それが叶わなければ、新たな活用を考える。総合支援学校等の動きも承知しています。これは県も係わってきますので、県や保護者の方、いろいろな支援団体の方ともいろいろな意見を交えながら、最終的に多くの市民の方々の理解を得られるような活用になればなと思っています。まずは先程お話したように、民間売却の可能性もゼロではありませんので、併せて並行的に物事を検討して参りたいと考えています。

また、9月14・15日に基地祭があります。今回は、海上自衛隊31航空群が設立されて40年という大きな節目の年ということで、基地祭の内容もかなり膨らんだものになっていると聞いています。これは民間の村重酒造さんが基地祭に合わせて各4つの部隊のオリジナルの限定のラベルと枡を用意し、当日も販売されるということで、先程現物をお持ちいただきました。基地祭の前に合わせて、お披露目させていただいた次第であります。今日は試飲は致しませんので、ご了承下さい。

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