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市長記者会見「空母ジョージワシントン視察について」(平成26年7月29日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年7月29日更新
  •  日時 平成26年7月29日11時30分~
  • 場所 議会会議室
  • 担当課 秘書広報課広報班

市長 本日はフリートークの予定としておりましたが、明後日31日、米側からお誘いのあった空母ジョージワシントンの視察に私も急遽参加することとしましたのでお知らせします。
当日は8時30分に岩国基地を離陸し、9時30分にはジョージワシントンに着艦、13時まで視察を行い空母艦載機の運用の実態を肌で感じてきたいと考えております。C-2で行くことになります。
明日は防衛大臣も視察されると聞いておりますが、31日は私のほか、和木町長、周防大島町長、畑原副議長、山手県議、槙本県議なども参加される予定です。私からは、以上です。

記者 報道陣の同行は無理なのですか?

市長 今回、我々は米側から、人数制限もあるのでしょうけど、どうですかというお誘いがあり、是非参加しましょうということになりましたので、マスコミの方が行けるかどうか私はよく分かりません。

記者 日本海?太平洋?

市長 場所は運用上その日にならないと分らないということで、まだ私たちもどの辺りということまで詳しく聞いていません。

記者 市長は初めてですか? 議員時代も含めて。

市長 ジョージワシントン自体は接岸しているのに乗ったことはありますが、実際、洋上での着艦とは初めてです。

記者 今回の目的は何でしょうか。艦載機移転に関連する…?

市長 過去いろいろ聞きますと定期的に着艦の案内はありました。私も以前ありましたが、調整ができずに乗っておりません。今回、日程も合ったということで、空母等の運用の実態を自分の肌で感じるいい機会ということで、参加させてもらおうと思った次第です。

記者 実際乗ってどんな点を特に見たいですか?

市長 乗ってみて初めて分ることも多いと思います。ただ、これまでも空母自体には乗っておりますし、硫黄島において着艦訓練等は何度か体験しておりますが、空母の運用については初めてですので、また乗ってみていろいろな感想がそこであるだろうと思っております。

記者 戻られるのは何時くらいになりますか?

市長 13時に向こうを発つと聞いていますので、1時間くらいかかって14時過ぎには岩国基地に着くだろうと聞いています。

記者 またこういう場を設けて感想を述べられますか?どこかでぶら下がりの時間など。

市長 はい。

記者 基地政策課の方が随行されると思うのですが、乗って視察しているような写真か何かを提供していただければ。

市長 市からは私と審議官が行きます。一応カメラの持ち込みはOKと聞いています。

審議官 可能な映像は撮ってくるので、提供できるものは提供します。

記者 C-2はどんな飛行機ですか。

市長 艦上輸送機で、ジェット機ではなくプロペラ機になるかと思います。20人乗りくらいでしょうか。

記者 防衛大臣も岩国に来てC-2に一緒に乗られますか。

市長 防衛大臣は多分別で、明日だと聞いていますが岩国とは聞いていません。

記者 厚木から?

市長 厚木かどこかからでしょうね。直接。

記者 視察の主催は米軍でしょうか。

市長 米側からの案内です。ですから明後日はブシェー司令官も一緒だと思います。

記者 30日が防衛大臣?

市長 そうです。

記者 米軍編成に関連して、先日も報道がありましたが、政府が都道府県を対象にした新しい交付金支給の制度を創設しようとしています。これまでも出ている話ではありますが、岩国市もこれまで地域振興策などを政府に要望している立場として、こういう新たな交付金制度の検討に対する受け止めを改めてお聞かせください。

市長 新たな交付金については市としても大変大きな関心を持っています。報道によると、県に交付されるであろうと聞いていますが、いずれにしても、岩国市に対しても使い勝手がいいものであるということがやはり大切と思っています。今回、その新たな交付金の目的や趣旨についても、広く国民の方々に理解が得られるように、しっかりと丁寧な説明を国がされるだろうと思っております。詳細についてはわかった時点で何らかのコメントを出させていただきます。

記者 黒磯の国病跡地で、公告されて応募が一件もなかったということですが、市長が把握している現状と今後の市の対応をお聞きしたいのですが。

市長 はい。実は本日の午前中、岩国医療センターから、岩国医療センター跡地の公募の売却状況について正式に説明がありました。概要についてはご承知のように、6月4日に医療センターや市のホームページに入札公告を掲載し、入札参加希望者は競争参加資格確認申請書を7月22日までに提出することとしておりましたが、その申請書を提出された方はいなかったということです。この跡地処分の問題については、市の財政を左右する大きな問題でもありますので、引き続き医療センターと協議をしていくとともに、必要に応じて関係機関とも協議を行っていきたいと考えています。

記者 今日、正式な報告が医療センターからあったということですが、市としては再公告などを求めていく方針でしょうか?

市長 再公告する方向では考えておりません。三者合意が平成19年に結ばれておりますので、今後、医療センターとしっかりと協議していきたいと思っております。再公告するかしないかは医療センターの判断ですが、今日の時点では再公告をするということは聞いていません。

拠点整備担当部長 再公告については、今後協議をしていかなければならないと思っていますが、現時点では再公告をされるという判断はないということです。

市長 再公告をするかしないかも今日報告を聞いたばかりですので、協議をさせてもらいます。

記者 医療センターのほうとの協議は今週中にも行われるのでしょうか?

市長 今回応募がなかったということで、今後どうするかということは速やかに医療センターと協議をしていく必要があると思います。また市としてもプロジェクトチームを立ち上げていますので、様々な見地で。再公募しないということになれば、三者合意がありますので市としてもなんらかの方向性を見出していく必要があります。市の財政を左右する大きな問題ですので、慎重かつ丁寧に協議を重ねて、議会や市民の方々に説明できるように、医療センターはもちろん、関係機関とも必要があれば協議をしていくといった状況にあります。

記者 一部で総合支援学校を移転させてほしいという声があったと思いますが、その協議の対象となる関係機関、県や県教委も土地を買うという可能性があるでしょうか?

市長 そうですね、県の岩国総合支援学校の跡地への移転については、要望書が県や県の教育委員会へ提出されていますので、県が一定の方向性を示されると思っています。関係者の中に県ももちろん含まれ、協議をしていく状況になろうかなと考えております。

記者 沖縄の負担軽減について、先日、武田防衛副大臣が佐賀空港に行かれて、陸上自衛隊の導入するオスプレイ17機プラス、普天間のオスプレイの一部の運用も受け入れて欲しいと要請をしています。岩国は中継地として使われ、運用のしやすさはこちらのほうが大きいような気がするのですが、市に対して運用や分艦体などの移駐を受け入れてほしいという打診は政府のからあったのでしょうか。今後、ありそうでしょうか。

市長 明確に申し上げておきますが、市に対して国からオスプレイ等についての打診があったかないかということについて、打診はありません。オスプレイ17機、佐賀空港への配備の打診については報道で承知をしています。沖縄の負担軽減になり、離島防衛、警戒監視能力の強化ということで、その必要性において佐賀県のほうにオスプレイ配備を要請されたということですので、国や受け入れ側の自治体がまず検討することに意義があるのではと思っております。しかしながら、配備の目的や周辺地域への影響についても国がしっかりと丁寧に地元に対して説明していく、理解を求めていくということがやはり必要と考えております。

記者 黒磯の跡地にもう一回戻りますが、いずれにしろ再公告もお願いしなくてはいけないのかもしれませんが、やはりなかなか現状では売れない土地というのが今回の公告で判明したので、医療センターもいつまでも土地を持っているわけにもいきませんし、現在、医療センターが使っている土地自体、岩国市が貸している土地ですので、今年度あるいは来年度と協議を加速させる必要があるかと思うのですが。正直に申し上げて取得に向けて加速させる方向なのか、それとももう少し跡地の利用案とか決まってからでないと取得の方向に向かえないのか。

市長 これまでもまず一般に公募してその状況を見てみないと次に動けない状況でした。今回、残念ではありましたが、応募者がいなかったということですので、今後再公募するか、しないのであれば次のステップに向けて協議も速やかに行っていくことはもちろん言うまでもありません。やはり大きな問題でもありますので、財政的にも、また今後の街づくりについてもしっかりとした総合的な見地からいろいろと計画していく必要性があります。慎重かつ迅速に、次の対応に向けて関係機関と協議をしていきたいと考えております。

記者 甲子園には行かれますか?

市長 はい。いつになるかわかりませんが、日程が定まれば是非、応援に行きたいと思っております。組み合わせは8月6日に確定ですね。検討を祈りたいと思います。