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市長記者会見「岩国-ハワイチャーターフライトについて ほか」(平成25年10月1日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年10月1日更新
  • 日時 平成25年10月1日11時30分~
  • 場所 議会会議室
  • 担当課 秘書広報課広報班

市長 本日は、岩国駅周辺整備事業、チャーターフライト、そして、ゆるキャラグランプリエントリーについて「はぁすちゃん」と「ソラッピー」と共にお話をさせていただきます。
 最初に、岩国駅周辺整備事業についてですが、市では、東西自由通路や東西駅前広場の整備、岩国駅のバリアフリー化等から成る「岩国駅周辺整備事業」のうち、「西日本旅客鉄道株式会社」と関連のある事業につきまして、去る9月25日、同社と「基本合意書」を締結しました。
これは、永らく協議を続けてまいりました岩国駅の事業について、事務レベルで一定の合意に至り、先般、同社が投資する方針を決定されたのを受け、年度内の協定締結に向け、双方が一層の事業推進の姿勢等を確認し合うために締結したものでありまして、工事の施行区分や負担区分等を整理しています。
なお、工事費や工期、完成目標等につきましては、引き続き双方で協議し、今後締結する予定の工事協定の中で定めていくことになります。
 市といたしましては、協定締結に先立ち、市議会12月定例会において 市の工事負担に関する債務負担行為について計上する予定にしております。
今回の合意書の締結により、事業を始めることを確認し合ったわけですから、今後は、1日も早い完成を目指し西日本旅客鉄道株式会社と市が一丸となって努力してまいりたいと考えております。
 続いて、チャーターフライトについてですが、来週9日から14日の4泊6日の日程で「岩国錦帯橋空港開港・周防大島町カウアイ島姉妹島提携50周年記念として岩国-ハワイ チャーターフライト」が実施されます。
 5回目を迎える今回のチャーターフライトは、昨年12月13日に開港しました「岩国錦帯橋空港」のターミナルで税関や出入国手続きを行い、岩国基地の滑走路を使用して実施する初めてのチャーターフライトとなります。
 訪問先のハワイでは、ホノルル市において、ホノルル山口県人会の皆さんと交流を深めるとともに、実行委員会の会長である岩国商工会議所会頭をはじめ、私や 市議会議長も加わった実行委員会の役員等が訪問団として、米太平洋軍司令部、ハワイ州政府、ホノルル市役所、在ホノルル日本国総領事館、ホノルル日本人商工会議所などを表敬訪問する予定となっております。
 さらに、今回は、周防大島カウアイ島姉妹島提携50周年の記念の事業でもあることから、カウアイ島での記念行事等に参加される周防大島町長をはじめ、周防大島のみなさんも参加されることになっております。
私も、チャーターフライトに参加される皆さんと一緒にハワイの文化に触れ、現地での親善交流を深めてまいりたいと考えております。

 最後に、ゆるキャラグランプリエントリーについてですが、9月17日にインターネット上でスタートした「ゆるキャラグランプリ 2013」に、岩国れんこんマスコットキャラクターの「はぁすちゃん」と岩国錦帯橋空港PRキャラクターの「ソラッピー」がエントリーいたしました。
 エントリーにあたっては、既に皆さん方への通知も別々に行うなど、ライバル意識丸出しで頑張っております。そうしたこともあってか、現時点で「はぁすちゃん」と「ソラッピー」の得票は、今一歩伸び悩んでいますが、今日この席に同席したことをきっかけに、仲のいい岩国市のPRキャラとして、共に上位に食い込んでほしいと思っております。

 今聞いたところによりますと、「はぁすちゃん」と「ソラッピー」は、しっかり上位入賞に食い込みたいということで、これからPR活動をしっかりやっていくということでございます。本日14時30分から岩国錦帯橋空港にて、17時からJR岩国駅にて山口県PR本部長の「ちょるる」と共同で投票を呼びかける街頭宣伝をするようです。
 今後もいろいろなイベントに参加して、市民や観光客の皆さんに投票を呼びかけるそうです。目標の100位以内入賞が仲良く達成できますよう、しっかりと頑張ってもらいたいと思います。
私からは、以上です。

記者 発表内容の方から、JRの基本合意書の締結について、改めて今回の合意書の締結の意味づけを市としては、どうとらえているのか教えて頂きたいのと、確かに、工期とか期間は締結に定めると書いてありますが、市としての完成時期などの目標などがあれば教えてください。

市長 今後、工事協定等を結ぶと思いますが、自由通路、橋上駅舎の完成は平成29年度内を目指して参りたいと思っています。今後、JR西日本さんとしっかりと協議を進めて加速していきたいと思います。今回の協定はある意味、これまで事務レベルでしっかりと協議をしてきた中での協定であります。その実現に向けて大きな前進をしたと我々は感じております。これもひとえにJRの皆さん方をはじめ、その他いろいろな関係者の方々が、しっかりと誠意ある協議をこなしてきていただいた、そういった賜物だと思っています。今後1日も早い完成を願って、さらに関係機関が連携して工事の完成を目指していきたいと思っております。

記者 関連して基本合意書について2点ほど。まず1点は、現在確か市と県の周辺の都市計画の変更計画が進められていますが、それが終わり次第だと思いますが、協定書の締結時期、これは年度内?それから概ねの概算データ費用はどのぐらい見込んでいて、市として財源は何を充てるのか教えてください 

市長 工事の開始、完了時期については、現在も事務レベルで協議中ですが、今回基本合意書では、工事の期間については工事協定書の締結のときに定めるものとしておりまして、しかしながら、これまでの協議の中でも市としては来年度の実施設計着手後、可能な限り早い段階での工事着手を要請していきたいと思っています。先程申し上げたように平成29年度内での完成を目指すスタンスで取り組んで参りたいと思っております。また従来から説明しておりました事業費、約80から90億円というふうに見込んでいますが、これは大概算レベルのものなので現在はその中でも基本合意書にあげておりますいろいろな関連した事業についてJRさんとも協議しながら精査を進めている段階です。

記者 財源は市としては合併特例債、予算で? 

担当課 財源につきましては、国土交通省の社会資本整備総合交付金と、可能な限り合併特例債を活用します。

記者 発表項目外になるのですが、3日に2プラス2が開かれて、そこで一部報道でもあったのですが、空中給油機のKC-130の先行移駐が、14年度にも先行移駐させる方向というような話も出るといったものもあったのですが、市長はこれまで普天間移設の見通しが立たないうちは空中給油機の先行移駐は認められないとお考えを示されていますが、まずそれについての受け止めを。オスプレイの訓練が今度滋賀で10月16日に、それと10月下旬高知でもあるのですが、それに関して何か防衛の方から岩国市の方に話があるのか、今後説明の予定があるのかそのあたりを教えてください。

市長 10月3日に開かれる2プラス2につきましては、事前にいろいろな報道を目にしておりますが、正式な内容等については、2プラス2が行われた後に防衛省当局の方から具体的な正確な内容等について説明を求めております。その中で一部KC-130についてもいろいろな報道がありまして、先程の質問にありましたけど、私とすればこれまでの基本的なスタンスは変わっておりません。普天間の見通しが立たないうちのKC-130について先行移駐は認められないといったスタンスには変わりはございません。今後国のしっかりした説明を求めていきたいと思います。それとオスプレイの共同訓練の件については、これは事前に訓練内容等については説明を受けておりますが、ペーパーでの概要の説明でしか聞いておりませんので、今後更に詳しい説明を求めて参りたいと思っております。

記者 先程の関連で、今までのスタンス、見通しが立たない内に普天間から先行移駐される、この見通しというのを改めて具体的に。どういうふうに見通しを考えられているのか。

市長 今回、再編全体の計画がありますが、その中で岩国の場合は、このKC-130については移駐自体のそのものは認めていますが、再編の中に繰り込まれた以上、全体の再編計画が並行的に進捗することを我々は求めてきておりますけど、そういった中で普天間の移設の見通し、これは具体的にどれをもって見通しが立ったとか立たないとか、これはケースバイケースでいろいろな事情があると思いますが、少なからず国なり沖縄県の動向を我々は注視しながら、やはり負担の軽減、そして抑止力の維持という再編そのものの大きな定義がありますから、そういった中で国なり、我々の場合は国の方からその見通しについて、何らかの行動なりアクションがあれば、それをもって我々は判断していきたいと思っております。具体的にこれがあったとか、こういった言葉があればとか、そういったことは私の方からは言う立場ではないと思っております。

記者 平成23年の9月議会で、普天間飛行場の全面返還に係る諸条件の前の先行移駐は認められると発言されていますけど、それは変わっていませんか。

市長 それは変わっていません。普天間の移設に向けてのステップが見えれば、それは一つの判断になろうかと思っております。

記者 関連して2プラス2関連ですが、一部で海上自衛隊の残留が合同文書に組み込まれるようになりまして、この件について市長は承知済みなのか。海上自衛隊です。2プラス2の中に盛り込まれますし、これについて防衛省が国の方から何か市の方に連絡があったかどうか。もし、国の方から実際に具体的に海上自衛隊の残留が盛り込まれた場合について、どういうふうにお考えですか。

市長 報道の内容の通り海上自衛隊の残留が決まれば、これは非常に嬉しいことでありますし、大変市民をあげて喜びたいと思っております。この海自の残留については、これまでも、度々いろいろな要望で挙げさせてもらっておりました。もちろん我々行政だけではなくて、議会、市民の方々を含めて海上自衛隊の残留については要望して参りましたので、それがしっかりと国なり米軍の方に伝わり、そういった最終的な判断となって、盛り込まれるであろうと期待をしておりますが、10月3日に改めて、2プラス2の方で正式にそのような確認をしたいというふうに思っております。これはこれまで要望した中での結果ということになろうかと思いますので、率直に、そういうふうであるだろうと期待しながら3日を待ちたいと思っております。


記者 錦帯橋鵜飼いの関係でお聞きしたいことがあるのですが、この間、市議会委員会の方で、来年度以降の鵜飼いのことについて、市の方が鵜とか遊覧船とか資産とかを買い取って、遊覧船事業は第三者にやってもらうという方針であると。鵜飼いの保存自体は市が直営して、遊覧船事業は第三者がやるという方針を示されていますが、市の方がある程度かなり公費を出して全面的に鵜飼いをバックアップしていくと受け止めているのですが、そのあたりついての市長の鵜飼いを来年度以降存続させていく、市が全面的にバックアップしていくことについて市長としてどういうことからこういう方向を出されたのか。

市長 9月の委員会の中でも、議員さん方からの質疑に答える感じで、うちの方から答弁があったと思いますけど、これは市として全体として協議している内容でありますので、私も同じ考えであるということをまず申し上げたいと思います。そういった中で、鵜飼い保存事業と遊覧事業と2つの事業に大きく分けて、鵜飼い保存事業の方を市の方で持ち、またそれを外部の方に委託をして、鵜飼い全体の事業を継続していきたいと考えています。大きく言えば。そういった中でいろいろなまだ株式会社の方が会社として秋の遊覧事業としても継続されておられますし、また会社そのものについても今から取締会等開かれる予定でありますので、財産処分について、関係機関とも協議を進めております。協議が煮詰まった段階で予算的なものがあれば、議会の方にも諮る必要が出て参りますので、今は年内の中で12月中に何とかそれをしっかりと整理をしていきたいと今関係者が一緒になって協議をしている状況であります。

記者 12月議会の方に関連の予算を?

市長 12月議会に関連する予算等が計上できるように?今、関係機関と協議しています。

記者 KC-130の話に戻りますが、2プラス2の正式発表を待ってというお話ですけど、今段階で市長は、こちらに普天間の移設が整って移転してくる段階ではないとお考えですか。KC-130が移転するのに普天間の移設の見通しが立つまで認めないという話でした。今現段階で、仮に移設が発表された場合は、市長としては、それはまだ、そういう段階ではないという考えですか。

市長 そうですね。現時点ではまだ普天間の見通しは、立ってないと私は受け止めております。具体的に先行移駐の話が出たとしても、今の私の基本スタンスは変わるものではないという風に考えています。

記者 わかりました。

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