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市長定例記者会見「市議会3月定例会提出予定議案について ほか」(令和7年2月12日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年2月12日更新

   •日時 令和7年2月12日 15時30分~
   •場所 全員協議会室

市長

よろしくお願いします。本日は「市議会3月定例会 提出予定議案」と「令和7~9年度 まちづくり実施計画」について、お話しさせていただきます。最初に 市議会3月定例会に提出する案件は、諸般の報告が2件、報告が3件、諮問3件、そして議案66件でございます。それでは、主なものについて その概要をご説明させていただきます。まず、諸般の報告は、「沖縄県宜野湾市との姉妹都市提携」などについて 報告を行うものでございます。次に、報告第1号「令和6年度岩国市一般会計補正予算(第6号)の専決処分の承認について」は、国の経済対策として行われます物価高の影響を受ける低所得者世帯への支援として、対象世帯に対し、速やかに 給付金を支給するために必要な経費の計上等に係る専決処分について報告をして、議会の承認を求めるものでございます。次に、議案第1号の「令和6年度一般会計補正予算(第7号)」と、議案第2号から第4号までの「各特別会計」の補正予算は、退職手当の追加計上等に伴う人件費の調整や決算見込みに合わせた 諸経費の調整、物価高騰対応重点支援給付金支給事業に必要となる経費等の計上等を行うものでございます。次に、議案第6号「令和7年度 一般会計予算」と、議案第7号から第15号までの「各特別会計予算」の内容については、午前中にお配りした「予算の概要」のとおりですので当冊子を御覧いただけたら思います。なお、今回の予算編成方針は、本市の財政運営の基本方針であります「将来負担の軽減」を堅持(けんじ)し、歳入の確保や歳出の合理化を推進しつつ、第3次総合計画に基づく事業について着実に実施することを基本方針といたしました。予算規模は、一般会計が、824億円、特別会計は、全体で356億8,870万円となります。一般会計におきましては、合併20周年を記念し、地域の活力を引き出す施策を盛り込むとともに、いこいと学びの交流テラス、中央公民館などの 施設の整備といった、多くの大規模事業の総仕上げのために 必要な経費も計上しております。また、子供たちが健やかに成長できる環境の整備、子育て世代への支援の強化、さらに脱炭素社会の実現に向けた取組の推進といった面におきましても、適切に予算を確保してまいります。こうしたことから、新年度当初予算は、前年度に引き続き、これまでの岩国市政における最大規模となりました。市制20周年を迎え、これからもより良い未来を地域の皆様と共に築いていくための礎となる予算でございます。続いて、その他の主な議案についてですが、議案第40号「岩国市いこいと学びの交流テラス運営基金条例」は、その運営に要する経費に充てるための基金を設置することについて、新たに条例を制定するものです。議案第43号「岩国市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び岩国市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」は、職員一人一人の能力発揮やワーク・ライフ・バランスの実現、健康確保を通じた公務能率の向上を図るとともに、人材の定着や確保を目的として、令和7年度から 職員のフレックスタイム制を導入すること等に伴い、規定の整備を行うものです。議案第44号「岩国市職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例」は、国家公務員等の 旅費制度の見直しを受け、旅費を原則として 実費支給方式に変更するなど市の旅費制度の見直しを行うことに伴い、規定の整備を行うものです。議案第52号「岩国市診療所条例等の一部を改正する条例」は、病院事業において、限られた医療資源の有効活用を図り、より効率的かつ効果的に対応できる体制の整備を目指し、規定の整備を行うものでございます。具体的には、本郷診療所を病院事業に編入するため岩国市診療所条例から削除、錦中央病院を有床診療所化する改正、美和病院の移転新築に伴う位置や病床数、個室使用料などの改正を行うとともに、訪問看護ステーションさくらの位置の改正、各診療所における 診療科目や診療日の改正などを行います。議案第53号「岩国市手数料条例の一部を改正する条例」は、脱炭素社会の実現に資するための建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の一部を改正する法律、宅地造成等規制法の一部を改正する法律等の施行等に伴い、建築確認の審査や検査の範囲の見直し等が行われることなどから、手数料の追加などの 規定の整備を行うものであります。議案第66号「辺地に係る 公共的施設の 総合整備計画の策定について」は、柱島地域における 防災行政無線の通信装置の更新を計画することに伴い、辺地に係る公共的施設の 総合整備計画を策定することについて、議決を求めるものです。次に、「令和7年度~令和9年度まちづくり実施計画」について、説明をさせていただきます。今回策定の「まちづくり実施計画」は 346事業を掲載しており、そのうち新たに掲載する事業は87事業となっております。この「まちづくり実施計画」は、令和5年3月に策定しました「第3次岩国市総合計画」に基づき、向こう3年間の投資・政策的事業を、効果的に実施していくために策定するものでございます。時間の都合もありますので、詳しくは、配布の資料を御覧いただければと思います。なお、事業については、7つの重点施策ごとに、主な事業と、そのうちの新規掲載事業を下線付きで掲載しております。また、この「まちづくり実施計画」は、本日の発表の後、本市のホームページにおいて 公表することとしております。以上、この「まちづくり実施計画」は、第3次総合計画で将来像として掲げる『ともに歩み、ともに創り、ともに輝く、交流とにぎわいのまち岩国』、これを実現するための具体的な計画であり、大変重要なものです。しっかりと財源を確保しながら、着実に進めてまいりたいと考えています。以上で、私の方からの説明を終わります。


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