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新型コロナワクチンについてのQ&A

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年8月3日更新

Q1 ワクチンを接種するとどうなるのですか?

A1 一般的に、ワクチンを接種することで、病気に対する免疫(抵抗力)がついて、病気にかかりにくくなったり、かかっても症状が軽くなったりするようになります。

Q2 どれくらいの人がワクチンを接種すると、感染拡大の予防になるのですか?

A2 感染症は、免疫を持たない人にウイルスが感染することで流行するので、人口の一定割合以上の人が免疫を持つと、感染症が流行しなくなります。この状態を「集団免疫」と言い、社会全体が感染症から守られる状態です。
新型コロナワクチンは、接種がはじまったばかりのため、集団免疫の効果があるかどうかが分かるまでには、まだ時間がかかります。

Q3 新型コロナワクチンは、国民全員にいきわたりますか?

A3 日本政府は、ファイザー社、モデルナ社、アストラゼネカ社の3社から合計で3億1,400万回分の供給を受けることについて合意をしています。1人に2回接種を行うとした場合、1億5,700万人分となります。日本の人口は、約1億3,000万人ですので、国民全員にいきわたる量といえます。
日本では、ファイザー社のワクチンが、令和3年2月14日に薬事承認されました。
また、アストラゼネカ社のワクチンは、現在、承認のための審査が行われています。
全国民分のワクチンを一度には確保できず、徐々に供給が行われることになるため、一定の接種順位を決めて、接種を行っていくことになります。

Q4 新型コロナワクチンの効果(発症予防、持続期間)はどうなりますか

A4 ファイザー社のワクチンでは約95%、武田/モデルナ社のワクチンでは約94%の発症予防効果が確認されています。
効果の持続期間については、ファイザー社のワクチンの場合、海外で実施された臨床試験後の追跡調査の結果によると、2回目接種後6ヶ月の発症予防効果は91.3%であったという報告もあります。また、武田/モデルナ社のワクチンの場合、同様の調査において、2回目接種後6ヶ月の発症予防効果は90%以上と発表されています。

Q5 変異株の新型コロナウイルスにも効果がありますか?

A5 一般論として、ウイルスは絶えず変異をおこしていくもので、小さな変異でワクチンの効果がなくなるというわけではありません。
それぞれの変異株に対するワクチンの有効性がどのくらいあるのかについても、確認が進められています。

Q6 ワクチンの安全性の確保のため、どのような取組をしていますか(審査の厳格性など)?

A6 新型コロナウイルス感染症のワクチンの副反応については、国内外の臨床試験等で実際にヒトにワクチンを投与して、有効性・安全性等に関するデータを収集し、その結果などに基づいて、ワクチンの有効性・安全性、品質についての審査が行われ、ワクチンが承認されます。
また、実際に承認されたワクチンの接種が開始後は、副反応を疑う事例を収集し、専門家による評価が行われます。こうした結果を公表するなどして、安全性に関する情報提供などが行われていきます。

Q7 新型コロナワクチンを接種して、どのような副反応がありますか?

A7 現在、日本で接種が進められている新型コロナワクチンでは、接種後に注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢、発熱等がみられることがあります。こうした症状の大部分は、接種後数日以内に回復しています。
また、まれな頻度(100万回あたりで、ファイザー社製7件、モデルナ社製1件)でアナフィラキシー(急性アレルギー反応)が発生したと専門家により評価されています。(令和3年7月7日厚生労働省公表)

Q8 副反応が起きたときの補償はどうなりますか?

A8 予防接種によって健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)がおこり、病院での治療が必要になったり、障害が残ったりした場合に、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)が受けられます。詳しくは次のURLを参照ください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_kenkouhigaikyuusai.html<外部リンク>

Q9 アレルギーのある人は副反応が起こりやすいですか?

A9 米国の疾病予防管理局(Cdc)は、他のワクチンや食べ物に対して、重いアレルギーのある人も、新型コロナワクチンの接種が可能としています。
一方、過去に新型コロナワクチンに対して、アナフィラキシーなど重いアレルギー反応を起こした人や、同ワクチンに含まれるポリエチレングリコール(Ped)やポリソルベートに対して重いアレルギー反応を起こしたことがある人への接種は推奨していません。
アナフィラキシーは、74%が接種後15分以内、90%が接種後30分以内に症状が現れています。また、80%にアレルギーの既往があり、24%にはアナフィラキシーの既往があったことも報告されています。
このため、一般的にはワクチン接種後少なくとも15分、重いアレルギーのある人は少なくとも30分、アナフィラキシーの有無を観察することが推奨されています。

Q10 アナフィラキシーではどのような症状が出ますか。治療法はありますか?

A10 薬や食物が身体に入ってから、短時間で起きるアレルギー反応は、じんま疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状があります。
血圧の低下を伴い意識レベルの低下(呼びかけに反応しない)や脱力を来すような場合をアナフィラキシーショックと呼びます。
特定のワクチンだけに起きるものではなく、様々な医薬品やワクチンの投与後に報告されています。例えば、インフルエンザワクチン接種後の副反応疑い報告では、因果関係があるかどうか分からないものも含め、 1シーズンで、約20件のアナフィラキシーが報告されています。
予防接種後に、息苦しさなどの呼吸器症状がみられれば、接種会場や医療機関で、まず、アドレナリン(エピネフリン)という薬の注射を行います。そのあと、症状を軽くするために、気管支拡張薬等の吸入や抗ヒスタミン薬、ステロイド薬の点滴や内服なども行います。
接種後にもしアナフィラキシーが起こっても、すぐに対応が可能なよう、予防接種の接種会場や医療機関では、医薬品などの準備をしています。

Q11 ワクチンを受けた後に熱が出たら、どうすればいいですか?

A11 ワクチンによる発熱は接種後1~2日以内に起こることが多く、必要な場合は解熱鎮痛剤を服用いただくなどして、様子をみていただくことになります。このほか、ワクチン接種後に比較的起きやすい症状としては、頭痛、疲労、筋肉痛、悪寒(さむけ)、関節痛などがあります。
ワクチンによる発熱か、新型コロナウイルス感染症かを見分けるには、発熱以外に、咳や咽頭痛、味覚・嗅覚の消失、息切れ等の症状がないかどうかが、手がかりとなります。(ワクチンによる発熱では、通常、これらの症状はみられません。)
ワクチンを受けた後、2日以上熱が続く場合や、症状が重い場合、ワクチンでは起こりにくい上記の症状がみられる場合には、医療機関等への受診や相談をご検討ください。

Q12 ワクチンを受けられないのはどのような人ですか?

A12 一般に、以下の方は、ワクチンを受けることができません。ご自身が当てはまると思われる方は、ワクチンを受けても良いか、かかりつけ医にご相談ください。

・明らかに発熱している方
・重い急性疾患にかかっている方
・ワクチンの成分に対し、アナフィラキシーなど重度の過敏症の既往歴のある方
・上記以外で、予防接種を受けることが不適切な状態にある方

Q13 ワクチンを受けるのに注意が必要なのはどのような人ですか?

A13 一般に、以下の方は、ワクチンを受けるに当たって注意が必要です。当てはまる方は、予診票に記載をしていただいた上で、予診を行います。ワクチン接種は体調の良い時に受けるのが基本ですので、特に基礎疾患のある方は、病状が悪化していたり、全身が衰弱しる場合は避けた方がよいと考えられます。ご心配な方は、かかりつけ医にご相談ください。

・過去に免疫不全の診断を受けた人、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
・心臓、腎臓、肝臓、血液疾患や発育障害などの基礎疾患のある方
・過去に予防接種を受けて、接種後2日以内に発熱や全身性の発疹などのアレルギーが疑われる症状がでた方
・過去にけいれんを起こしたことがある方
・ワクチンの成分に対して、アレルギーが起こるおそれがある方
また、新型コロナワクチンは筋肉内に注射することから、
・抗凝固療法を受けている人、血小板減少症または凝固障害のある方
は、接種後の出血に注意が必要とされています。

Q14 妊娠中や授乳中の人は、ワクチンを受けることができますか?

A14 妊娠中、授乳中の方も、新型コロナワクチンを受けることができます。
ただし、妊婦または妊娠している可能性のある方には、安全性に関するデータが限られていることから、接種のメリットとデメリットをよく検討して接種を判断していただくこととしています。
なお、日本産婦人科感染症学会・産婦人科学会からは、「感染リスクが高い医療従事者、重症化の可能性がある肥満や糖尿病など基礎疾患を有する方は、積極的にワクチン接種を考慮すること」と提言されています。
また、授乳中の方も、新型コロナワクチンのMrnaワクチンを接種することができます。Mrnaワクチンの成分そのものは乳腺の組織や母乳に出てこないと考えられています。
授乳中にMrnaワクチンを受けた方の母乳中に新型コロナウイルスに対する抗体が確認されています。こうした抗体が、授乳中の子供を感染から守る効果があることが期待されています。ワクチンを受けるかお悩みの方は、主治医とご相談ください。

Q15 新型コロナウイルスに感染したことのある人は、ワクチンを受けることはできますか?

A15 既に新型コロナウイルスに感染した人も、新型コロナワクチンを受けることができます。
ただし、受けた治療の内容によっては、治療後から接種まで一定の期間をおく必要がある場合がありますので、いつから接種できるか不明な場合は、主治医にご確認ください。
なお、事前に感染したことかどうかを検査して確認する必要はありません。

Q16 持病があり、薬を飲んでいる人はワクチンを受けることはできますか?

A16 ワクチンが受けられない薬はありませんが、基礎疾患のある方は、免疫不全がある、病状が重いなど、接種を慎重に検討した方がよい場合がありますので、かかりつけ医にご相談ください。
ただし、抗凝固薬(いわゆる「血をサラサラにする薬」の一部)を飲んでいる方は、ワクチンを受けた後、2分以上接種部分をしっかり押さえてください。
当てはまるかどうか不明な方は、かかりつけ医などにご確認ください。

Q17 こどもはワクチンを受けることができますか?

A17 接種の対象は、接種の日に満12歳以上の方です。このため、12歳に満たない方は、新型コロナワクチンの接種の対象にはなりません。
 なお、接種の対象者は、現時点の科学的知見に基づいて決められており、日本においても、今後、接種の対象年齢が広がる可能性があります。

Q18 ファイザー社のワクチンは、通常、1回目から3週間(21日)後に2回目を受けることになっていますが、どのくらいずれても大文夫ですか?

A18 ファイザー社のワクチンは、標準としては、1回目から3週間(21日)後(3週間後の同じ曜日)に2回目を受けていただくことになっています。
一番早くて19日後に接種を受けられますが、それより前には受けることはできません。
接種間隔が3週間から大きくずれた場合の効果は確かめられていないことから、 1回目の接種から3週間を超えた場合、できるだけ早く2回目の接種を受けてください。

Q19 新型コロナワクチンとそれ以外の別のワクチンは、同時に受けることはできますか?

A19 原則として、新型コロナワクチンとそれ以外の別のワクチンは、同時に接種できません。 新型コロナワクチンとその他のワクチンは、互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。

Q20 どの会社のワクチンが一番効果がありますか?

A20 ワクチンを薬事承認するときは、有効性や安全性を慎重に審査します。承認されたワクチンは、どれも一定以上の効果があることになります。

Q21 接種するワクチンは選べますか?

A21 接種を受ける時期に供給されているワクチンを接種することになります。また、2回目の接種では、1回目に接種したワクチンと同じ種類のワクチンを接種する必要があります。

Q22 ワクチンを接種した後も、マスクの着用は必要ですか?

A22 ワクチンを受けた方は、新型コロナウイルス感染症の発症を予防できると期待されていますが、ワクチンを受けた方が他人へ感染させるのをどの程度予防できるかはまだ分かっていません。
また、ワクチン接種は、すぐに多くの方が受けられるわけではなく、ワクチンを受けた方も受けていない方も、共に社会生活を営んでいくことになります。
このため、引き続き、ワクチンを接種した後も感染予防対策を継続していただくようお願いします。

関連情報

厚生労働省 新型コロナワクチンについてのQ&A<外部リンク>

         接種後の注意点(ファイザー社のワクチン版) (PDFファイル)(701KB)

                   血液サラサラにする薬を飲まれている方へ (PDFファイル)(544KB)

首相官邸  新柄コロナワクチンについて皆さまに知ってほしいこと (PDFファイル)(6月11日MB)


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